12/29(土)

午前中、会社の新年準備で社長室の整理をしていた。

写真の整理を手伝っていた競馬オタクの社員・大内 和が

「社長、ネットケイバや2チャンで勝浦騎手が大変な話題になっていますよ。」

そう言われて、デスクのパソコンを開けてみた。

掃除の手を止めて、約一時間じっくり読みました。

「大内、スゴいね。わしが弥生賞でニシノデイジーに勝浦を乗せるかどうか、日本中の競馬ファンが注目している感じだな。」


「その通りです。社長どうするんですか?」

「どうしようか…」


ニシノデイジーの所有者は西山茂行(個人)が100%である。


しかし、西山茂行が所有しているからと言って、自宅で飼っているわけではない。

1頭の馬にはたくさんの人がかかわっている。

高木登調教師。
高森裕貴厩務員
宗方聖調教助手
小桧山聡平調教助手

その他高木厩舎の方々。

特にこの方々は生活がかかっています。

そして、西山牧場のスタッフ。

産まれた直後からずっと手をかけてきて、競馬場へ送り出した西山牧場の社員もまた生活がかかっている。

ニシノデイジーが休養に来る西山牧場阿見のスタッフもまた同じだ。

西山茂行だけでなく、みんなが勝ちたい、生活がかかっている。


そのためには西山茂行が好き勝手に騎手を決めるわけにも行かないものです。

3月より西山牧場の顧問をお願いしている、元調教師の尾形充弘さんは

「こう言う馬はめったに出ませんから、社長の悔いのないように」

とのアドバイスをいただきました。


ホープフルSのビデオを何度も、何度も見ました。

①番枠だけに大外一気とは行けず、内で我慢しているうちに前にどんどんと入られて、出るに出られず

前が空いて差して来たときは競馬が終わっていた。

そんな感じでした。


一コーナーでもうひとつ前の位置取りだったらどうなっていたか。

まあ、府中向きなのかな、と言う気もしますが


さて、今後は弥生賞から皐月賞、ダービー。

騎手に関してですが、これから高木調教師と相談です。

高木調教師とはレース後、電話で馬の無事を確認しただけで、まだ今後の話はしていません。

弥生賞は規定路線。

1/3に西山牧場阿見の新年会があり、そこで高木調教師と話します。

それまでに西山牧場スタッフの意見はまとめたいし、
高木厩舎の方々の意見も聞いてみたい。

最終判断は馬主と調教師です。

ネットでは外人騎手なら、とありますが、現実問題としてはデムーロはサートゥルナーリアがいるし、ルメールはアドマイヤがいて乗ってくれません。

関東の美浦高木厩舎なので、やはり関東の騎手となると

かかり癖のある馬なので、やっぱり乗りなれた勝浦騎手か?


まあ高木調教師の意見も聞いてじっくり考えましょう。


西山茂行の気持ちは勝浦で勝ちたい。

さて、関わっているみんなは何と言いますかな?