AFTER THE GOLD RUSH

とおくまでゆくんだ ぼくらの好きな音楽よ――


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今回から、ちょっとだけ、ボク自身の音楽史のようなものを書いてみたいと思うのです。
名付けて「極私的音楽ヨタ話77-06の旅」。見覚えのあるタイトルだなぁと思われる方も多いと思います。えぇ、ボクのお気に入りのブログから拝借いたしました。この剽窃行為を正当化する便利な言葉に「リスペクト」というものがありますが、若干使い古された感があるので、ここは「サンプリング」と呼ばせてもらいたいところ。(って開き直ってどうする?!)


この企画(!)、そんなに長く続けるつもりはありませんが、自分にしか分からない独り言のようなものなので、いつ終わるかも分かりません。不定期になるかもしれませんが、なんとか無事2006年に戻って来れることを祈りながら始めたいと思うのです。といっても、今まで書いてきたことをリピートしてもしょうがないので、あえて書かなかったこと、書きたくなかったことも含めて、ボクに影響を与えた音楽、特にいわゆる「俗なもの」について、"極私的"基準でピックアップして書いていきたいと思います。


シャドー・ボクサー というわけで、時代は1977年に遡ります。
ボクは、トヨタS800とコルベット・スティングレイにぞっこんな小学6年生のガキでした。そう、当時、スーパーカーがブームだったのです。


そして、この年、初めて音楽を「カッコイイもの」として聴くきっかけとなるミュージシャンに出会うことになります。それが原田真二さんでした。10月から12月にかけて、「てぃーんずぶるーす 」「キャンディ」「シャドーボクサー」と立て続けにシングルを発表し、そのすべてをヒットチャートに送り込むという凄いことをやってのけたのですが、何よりボクは、彼の書くポップで洗練された楽曲に魅かれました。
特に好きだったのが「シャドーボクサー」。今になって思うと、この3曲の中で一番地味な感じもするのですが、大人っぽい歌詞とシャープな曲調に、まだ子供だったボクは未知なる世界、つまり"ロック"を感じたのでしょう。作詞はいうまでもなく、松本隆さん。ボクが松本さんの名前を意識するようになったのも、原田真二さんがきっかけなのです。


この年、もう一つボクの心を騒がせた曲に、キャンディーズの「アン・ドゥ・トロア」があります。実をいうと、こアン・ドゥ・トロワ   の曲は、ボク自身の寂しい記憶と結びついているのです。当時、ボクと母は、訳あって、板橋区の外れの小さなアパートで生活をしていました。ある不幸な出来事があって、一時期家族バラバラに生活せざるをえなかったのです。ボクは、状況をうまく飲み込めていなかったのですが、それでも、心のどこかに"寂しさ"が澱(おり)のようにたまっていったような気がします。


その頃、テレビやラジオでよくかかっていたのがこの曲でした。「人は誰でも一度だけ/全てを燃やす夜が来る/アン・ドゥ・トロア/今がその時ためらわないで」という歌詞と、心優しいフォーク調のメロディに、俗な言い方をするなら、「心を癒され」、何故か泣きたい気分になったものです。今でも、この曲を聴くと、あの板橋でのうら寂しい情景が頭に浮かんでくるのです。


「アン・ドゥ・トロア」の作曲は、吉田拓郎さん。そういえば、原田真二さんを見出したのも拓郎さんでしたね。この頃ボクは、無意識のうちに、拓郎シンパになっていたのかもしれません。そして、彼とは翌年、思いがけない形でまた再会することになるのです。(続く)

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