ツケマイせんせいの哲学する麻雀

戦術とかコラム的なもの。あとボートレースとか色々。


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ある日、僕は学校をさぼって雀荘に行った。店はもう決めてあった。中学生の頃に通っていた塾の近くに雀荘があって、看板には『点3符計算なし』と書いてあったのを覚えていたのだ。当時符計算ができる奴は仲間内にもおらず、レートの安さもあっておあつらえ向きだった。なぜ週末に行かなかったのか、それは当時の僕に聞いてみる他知りようがない。

この店が今考えるとトンデモなかった。主なルールは以下の通り。

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①点3だが赤6枚入り(各5に二枚ずつ)で面前祝儀100p当然一発裏にもつく。
②点数計算は翻数で数える。1000、2000、4000、満貫…チートイはチートイ計算があって、ピンフツモはつかなかった気がする。
③アンカンで1翻。役にもなる。
先ヅモあり。これが一番ビビった。最初打ったとき、自分がツモった瞬間サッサッサッと3人がツモりだして、一体何が起こったのかわからなかった。ただし先ヅモしてしまうと鳴くことはできない。ロン和がりもできない。先ヅモしなくなると初心者の僕にも狙いがバレバレで、内心では失笑ものだった。

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店の目の前のドアに立った僕は心臓がバクバクしていた。そりゃそうだ、中にはどんな人がいるかわからない。ただでさえビビりの僕の緊張はピークに達していた。が、ここまで来たら行くしかない。エイっとドアを開け、近くに居たマスターっぽいおじさんに挨拶をした。

おじさんはどうみても初心者な僕にもフレンドリーに話しかけてきて、ここでようやく少し安心できた。ひとしきり説明を受けた後、卓につく。しかし面子を見た瞬間冷や汗が出そうになった。

どうみてもガラの悪いおっさんと、ガラは悪そうだけど話し方は優しいB-BOY風の太った若者、そしてガラが悪いのは言うまでもないチーマー(死語)風の茶髪ロンゲの若者、要するに3人ともが悪そうに見えた。

しかもこの雀荘は強打を注意しないため、3人ともがバンバン牌を叩きつけるように切っていた。これでビビらないわけがない。

萎縮しながら打っていたが、開局してすぐに自分の和がりがきた。なんとまさかのチャンカン(笑)。緊張していた上初心者で今まで和がったこともないくせに、よくこれを倒牌できたなと今でも思う。この役を覚えていた自分に一番ビックリした。

が、ビギナーズラックもそうは続かない。後は坂を転げ落ちる一方だった。結局この日は7000円負け。財布の中には全財産15000円を入れていたから、約半分がなくなったことになる。負けたこともあって楽しいなんて思わなかった。雀荘は恐いところだということ、それから精神的にとにかく疲れたことでいっぱいになった。

と、普通ならこんな目にあってこの店にはいかなくなるだろう。しかし何故か僕はこの日から卒業まで、この店に通い続けることになる。

…To Be Continued

「○○プロ推薦!って書いてあったんですけどね…」
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