4月17日(土)
金曜までの天気予報だとくもりだったけど、昨日は青空も見える晴れになった。
昨日はりっちゃんの火葬の日。
金曜の夜にデカ姉が帰ってきて女4人でりっちゃんを見送ることにした。
緑豊かな山の中の霊園。
スタッフの女性の方がすごくいい人で、大事に大事にりっちゃんを扱ってくれた。
別れの瞬間は辛く、切ない思いだったけど、
「今まで本当にお疲れ様、ありがとう」
と心のそこから伝えることが出来たと思う。
りっちゃんは最後はやせ細ってしまって骨がちゃんとあるか心配だったけど、想像以上にしっかりと骨は残っていた。
「ここは肩甲骨ですよ、これは爪です」
と一つ一つ丁寧に教えてくれながらのお骨拾い。
りっちゃんは
「すみれ」花言葉ー愛・誠実・純粋
という花言葉の骨壷に入れた。
りっちゃんのお骨はGW辺りに家の庭に埋める予定だ。
犬猫用のお墓に入れることも考えたけど、やっぱり側にいた方がりっちゃんも嬉しいよね。
という判断のことだ。
その後は、りっちゃんと一緒にドライブに。
おばあちゃんのお墓で
「りっちゃんをよろしくお願いします」
と挨拶をして、
レストランでひっそりとりっちゃんの追悼式を行い、
おいしいジェラート屋さんによって帰ってきた。
りっちゃん、色々な所にいけて楽しかったね。
私は、16日(木)深夜のことを少し振り返った。
りっちゃんがトイレでうずくまっているのを発見したとき、おしっこができなくなったんだ、とその時は思ったけれど、
りっちゃんが最後にいた場所も同じ場所だったらしい。
りっちゃんは自分の最後の場所を「トイレ」と決めていたのかもしれない。
りっちゃんだけの場所だもんね。
それを16日の夜に私が見つけて、泣き崩れる姿を見たりっちゃんは、次の日私が会社に行くまでを見送ろうと、最後の最後の力を振り絞って17日の朝まで頑張ってくれたのではないかと思う。
りっちゃん、いつも心配かけてごめんね。
今、りっちゃんの思いを理解することができたから、こうしてりっちゃんとの別れを受け入れられたんだと思う。
りっちゃんからは
「愛する喜び、愛される喜び」
を教えてもらったよ。
かけがえのない大事なことを教えてくれてありがとう。
りっちゃんはきっとキラキラ輝く星になると思う。
星が綺麗に見える夜が、りっちゃんが天国についた日かな。