紅葉狩りをしなければとやってきた江原道(カンウォンド)・束草(ソクチョ)にある雪岳山(ソラクサン)。
権金城(クォングムソン)からケーブルカーで下山した後は、麓の新興寺(シヌンサ)を目指しながら紅葉を楽しみます。
まず目をひくのが、お寺の入口にある統一仏(トンイルプル)と呼ばれる座仏像。
江原道文化財資料号にも指定されている由緒ある仏像です。
仏像を横目に道なりに新興寺を目指します。
雨なので青空とのコントラストは残念ながら楽しめませんでしたが、紅葉はピークを迎えているようで。
本当にキレイに色づいた木々でいっぱいでした。
ほどなくして新興寺の本殿に到着
こちらの新興寺極楽宝殿は江原道有形文化財第号に指定されているそうです。
新興寺を過ぎてもっと奥に進むと、フンドゥル岩や蔚山岩などの名所もあるようでしたが、雨だったので今回は断念
天気のいい日に軽い登山も兼ねて再チャレンジしたいです。
雪岳山の入口に向かう途中、観光客グループが記念撮影をしている所に遭遇。
川にかかる橋に背景の山の紅葉がきれいで、人気の写真スポットのようでした。
雪岳山からまた市内バスに乗って、束草市外バスターミナルまで戻ります。
ランチタイムのピークも過ぎた時頃、山頂で食べた韓国オデンもすっかり消化し、お腹がすいてきました
今回特にグルメ情報を事前に調べておらず、バスの中でチェック
すると、束草市外バスターミナルの近く、束草港旅客ターミナルの向かいになにやら人気のお店があるようだったので、そこに向かうことに。
束草東明港チョンボッ海鮮トゥッペギは、アワビ入り海鮮鍋が有名なお店。
韓国メディアをはじめ、海外メディアにも取材されているようでした。
時近くに到着したのに満席で、分弱待機…人気を実感
メニューはアワビ入り海鮮鍋のみということで、人数だけ聞かれて席に通されます。
そしてしばらくして出てきたのがこちら。
もうちょっとわかりやすくアップの写真を…ドーン!
ホタテやムール貝などの貝がたっぷり入っている上、アワビがつも惜しげなく入っています。
アワビは生きたまま入っているので、鍋の中でうにゃうにゃとうごめいていました
アワビ以外の貝は火が通っているのですぐに食べられます。
お店の方によると「ホタテを取り出してそこにできた空間にアワビを入れて火を通してください」とのこと。
生きているアワビを熱々のスープに入れるのは気が引けましたが…ホタテをどけて投入~
少しして軽く火が通った頃に食べてみましたが、これがうまい
歯ごたえがあるのに柔らか~。
ピリ辛のスープもまた食欲をそそり、ビールもぐんぐん進みます。
身を取った殻を見たら一目瞭然、小さめのボウルがいっぱいになるほどで、たっぷり貝が入っていたのがわかります
メインが美味しいのはもちろんなのですが、サイドメニューにも注目
数の子の塩辛と太刀魚の塩辛が、これまたうまい。
数の子のプチプチした食感がたまらない~
数の子の塩辛だけ海苔に巻いて食べるとおつまみにGOODでした。
太刀魚の塩辛はやや臭みがありますが、ごはんとの相性が抜群。
うっかり、ごはんをお代わりしてしまいそうになりました。
あいにくのお天気で楽しめるかな…と心配だった今回の紅葉狩りでしたが、満喫の時間を過ごせました。
紅葉ピークの時期なのに、大混雑ではなくややゆったりめに観光できたのもよかったです
でもやっぱり、晴れの日に行くのがオススメかな~。
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