四谷学院療育講座② | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

簡単すぎるー。

なんて驕ったこと書いていましたが

早くも息子の課題発見。


繰り上がりのある足し算の筆算のときに


こういう問題があったとして
例題


普通はこう解くとおもうんだけど
答え

繰り上がりの数字書く場所が赤印のところなの
息子の場合


学習障害の子って

独特な計算方法することとかあって

”それを直さなくても

答えがあっていればよしとしましょう。”

なんて、一般的に言われているから



答え合ってるし、いいかな。


と、思ったけど

本当にいいのかな?


自分は、どうやって筆算解いてるか試してみた。


もちろん、繰り上がりの数字なんて書かない。

頭の中で覚えて、そのまま計算する。

でも、考えかたとしては、普通のほうの解き方。


息子の解き方だと、

繰り上がったことを一回別の場所に置いといて

新たに計算することになるから


この先ずっと


”頭の中で覚えておく”


に繋がらないんじゃないか?

と気づきました。

時間も余分にかかるしね。



学校では普通に習ったはずだから

ワーキングメモリの弱さからか

どこかで自分流になっていたのね。


そこで、直すことにした。


自分のやり方のが楽だし、

答えが合っているのにどうして

そんなやり方でやらないといけないのか!


と、大反対!

だいぶ乱れたけど、ここは譲れない。


すると、

ぽろぽろと大粒の涙をこぼし

不満をいいながら解いている。


しまった。教材きらいにならなければいいけど。



しかし、ここを直していかないと

このプログラム始めた意味がない。


だって、そもそも3年生の算数などは

テストの点数でいうなら

いつも合格点。

文章問題と、図形が苦手だったけど

計算問題はほとんど間違えてこなかった。


ただ、私から見て

この先つまずくだろうな。

ということが予測できていた。


できていると思えていたことを

改めて丁寧に取り組んでいくことで

見えてくるつまずき。


この療育講座で発見できました!



なんかね、この先もっと

こういうことたくさん出てくるんじゃないかと

ワクワクしてきました。


だって、せっかく、それなりに高い金額だしてるから

手応えがほしいです。



息子は今日の算数プリントの後

別の部屋にこもって


「母さんの顔をしばらく見たくない。」


と、いっていて、

段位表にシール貼るのも、
(こういうやる気だせる仕組みも行き届いてる。)


天岩戸みたいに


「ここからいれて」


と、隙間から。

まあ、この時点で大丈夫と思いましたが。


少ししてから、

約束していたベイブレードに誘い

すっかり、機嫌が直りました。


寝る前に、おもむろに


「やっぱり、明日からは自分のやり方がいい。」


というので、


「だめです。」


と、伝えましたが

明日もしっかりやる気です。


よかった。



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