悩みはありますか? | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちわ。



昨日のブログでも紹介しましたが、


2Fの『深海の世界』の出口付近に


クイズのタブレットを設置いたしました!!




こちらのタブレット。

夏休み期間中、沼津の「イシバシプラザ」さんで先行して設置していたものになりますので沼津の方はもしかしたらチャレンジしましたかね??





クイズは「シーラカンス」と「深海生物」の2種類から選択できます。さらにそれぞれのジャンルから初級・中級・上級の3種類の難易度がありますので子供から大人まで楽しめます音譜





クイズは全部で7問、みなさんもチャレンジして深海博士を目指しましょう。クイズの内容はランダムで選択されますので同じ難易度でもやり込めますよひらめき電球




さて、ブログのタイトル「悩み」

最近の私の悩みは・・・プライベートなとこは置いときまして、




予備槽で飼育していた「ヒメコンニャクウオ」が1匹お亡くなりになってしまったこと。



少し前からお腹がパンパンで消化不良を心配していたのですが、死んでしまったので解剖してみました。





するとこれでもかというくらいの卵が出てきました目

もしかして排卵できずに死んでしまった??



以前サケビクニンを展示していた際も同じような死に方をしてしまったことがありました。オスが居なくて産卵できずにという可能性もありますが、産卵場所がなかったという可能性も。




クサウオの仲間はみな卵を産む場所にこだわりがあるようです。ヒメコンニャクウオはエゾイバラガニの甲羅の中に卵を産むという変わった習性でも知られています。




今後の対応策としては、


①エゾイバラガニと同じ水槽に入れる

②代わりとなるような産卵場所を作る



さてどうしようか。

サケビクニンの産卵床については別の水族館の方にもお話を伺いましたがまだ試行錯誤中ということでしたし。




うーん、どうするのが良いのだろうか。

ちょっと良い方法を考えてみようかなー



フトタ