深海の芸術? | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

今日より!


水族館の入り口に


深海水族館とdocomoさんとのコラボということで


看板が置かれました!











顔を入れて写真撮るやつです。







是非お越しの際は


写真撮っちゃってくださいね!







こんな感じ♪





この看板は、12月26日までです*












さてさて


食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋…


楽しい秋がやってきました。





そろそろ底曳網漁も始まりますかね~。








深海生物にとって、ちょっと苦手な夏でしたが


なんとか頑張ってくれました!








そんな中、最近調子のいい深海生物を紹介します。














コチラ。








んん??











コレなに?











生き物?











・・・はい、


これ、生き物です。


生きております。










『テヅルモヅル』と申します。


(詳しく分類しますとセノテヅルモヅルです)










植物のように見えますが


実はヒトデの仲間。





腕は枝分かれをして


何が何だかわからない程モジャモジャしておりますが


元をたどるとヒトデの同じ、5本の腕になっています。





この多数に分かれた腕は


餌を集めやすいためと言われいます。


しかし漁師さんからは、


網に絡まるから嫌われている生き物でもあります(´д`lll)











テヅルモヅルは状態が悪くなると


この細い腕をボロボロと落としていきます。





この個体も以前、1本の腕を落としてしまったのですが


なんとか持ち直しまして、踏ん張りまして、現在に至っております。






さらに最近は、腕をグイィ~っと伸ばし


同居しているエビスダイを隠してしまうほど


調子が良いのです♪








後ろの赤いのがエビスダイ見えないっす…






大抵、水槽の全面にくっついているので


テヅルモヅルはよく見えますよ(笑)








そんなテヅルモヅルを


動画で撮影してみました。









なんか・・・


アートだぜ。


撮影中画面の中で見るテヅルモヅルが


芸術品に見えました。






ゆっくりと細い腕を動かす


テヅモヅをご覧ください。








あなたはどう感じましたか?






のべ