2013-05-12 00:24:34

ありがとう、さよなら。

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ほんの軽い気持ちで東さんの秘書になって、この5月でちょうど10年。まさかこんなに自分の中で大切なものになるだなんて思ってもいませんでした。

僕は今日、今野東事務所を退職します。

右も左もわからず、ただただ付いていくことに必死だった衆議院時代。どうしてこうなったのか、一生懸命勉強しながらむかえた行政訴訟。世の中には自分が知っている正義とは別の正義もあると知った連座での議員辞職。突然スタッフが一人きりになり、自分の経験のなさを嘆き、不安のなか手探りで進んだ浪人時代。次第に仲間が増え、必死に戦った参議院議員比例選挙。涙を流して東さんと抱き合った参議院議員の当選。多少の経験を積み、第一秘書として少し背伸びしながら働いた参議院議員時代。自分の選挙では絶対しないのに、僕のために土下座までしてお願いしてくれた市議会議員選挙。僕が落選した夜、「帰っておいで」と笑ってくれたこと。負けることはほぼ分かっていながら、県連代表としての責任で議員辞職までしてのぞんだ去年の総選挙。そして、東さんの葬儀。

3月下旬まであんなに元気だったのに、4月1日に入院してすぐに集中治療室に入り、たった三週間で逝ってしまった東さん。正直、今でもまだ信じられません。葬儀をやっているときは、まるで個人演説会でもやっているような不思議な気持ちになりました。

「こんなに沢山の人が来てくれましたよ、よかったですね、東さん。」

入院してから意識があるうちに最後に会えたのは4月7日。あった瞬間に泣き出してしまった僕に、酸素マスクをしながらかすれた声で「泣くな!」と必死に声を出した後、筆談で「苦労をかけた、ありがとう」と言ってくれました。お世話になったのは僕のほうで、まだまだ話したいことがいっぱいあるのに、教えてほしいことがいっぱいあるのに、ぜんぜん言葉になりません。きっと良くなると信じることがその時は精一杯でした。

この10年間、どちらかといえば、辛いことのほうが多かったはずです。精神的にも肉体的にも、正直きつい時期もありました。そういう時期はあったはずなんです。あったはずなのに、でもどうしても、楽しかったことと、東さんの笑った顔しか思い出すことができません。本当にほんとうに楽しかった。

東さんの家族も、一緒に働いた仲間も、東さんの友人の皆さんも、東さんを支えてくれた皆さんも、本当にあったかくて大好きです。ここまで育ててもらったことは、感謝してもしきれません。

最後の時まで今野東の秘書でいられることができて、僕はしあわせでした。

10年間お世話になりました。ありがとうございました。

そして明日から桜井充参議院議員の事務所でお世話になります。本当は4月の中旬から行くはずだったのですが、最後までやらせてほしいという僕のわがままを快くうけいれてもらい、本当にありがたく思っています。

年内は国会で勉強させてもらうチャンスをいただいたので、来週からはさっそく東京に行きます。

とにかく前に進みます。

今後ともどうぞよろしくお願いします!

$沼沢しんや オンリーワンの仙台を
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2011-08-18 23:21:14

挑戦の時。

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震災により延期になっていた仙台市議会選挙がいよいよ明日から始まります。

本来であれば4月に行われるはずだった選挙。昨年秋に挑戦することを決意したときは、もちろんこんなに長いながい戦いになるとは、夢にも思っていませんでした。

市民の皆さんの中に「こんなときに選挙とは、、」という声があることは、私も重々承知です。しかし私は「こんなときだから」こそ、未来の仙台を考える機会にしていただきたいと切に願います。

3月11日以来、とにかく必死に行動してきました。はじめて政治の道を志したタイミングでこの大震災に直面した意味を考え、自分には自分のしておかなければならない事があると思いました。見られるものは全部見て、聞けることは全部聞いて、考えられることは全部考えて、感じられることは全身で感じておかなければならないと、使命感に突き動かされるように、ただただ必死に走り回りました。

この間得たすべての経験を自分の原点として胸に刻みこみ、沼沢しんやは仙台市政に挑戦します。

県内すべての被災地を何度も駆け回り、ひとつハッキリとわかったことは、「復興」を実現していくためには、すべての世代が力を合わせ、長い時間をかけて取り組み続けていかなければならないということです。それぞれの世代にそれぞれの責任があります。私は若い世代の責任として、「復興の計画だけ」で終わらせるのではなく、「計画の実行まで」を着実にやり遂げ、20年後の仙台に責任を持ち続ける覚悟です。

選挙期間中はホームページもブログもツイッターも動かせなくなります。これほどインターネットが普及していることを考えると、ずいぶんと時代遅れの法律だと思いますが、ルールはルールです。泣いても笑ってもあと10日。次に登場するときには良い報告ができるように、全力を尽くします。

皆さんもどうぞ、震災から5ヶ月の間に感じたことや思ったことを胸に、8月28日の投票日にはぜひ投票に行ってください。どうぞ、よろしくお願いします!

30才の覚悟。仙台復興の一歩先へ。


いまだ準備の続く事務所にて
8月18日 沼沢しんや

沼沢しんや オンリーワンの仙台を


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2011-08-16 23:50:29

若者と政治。

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被災地として迎えた初めてのお盆が終わりました。例年と同じように新盆を迎えるお宅に伺っておりましたが、交わす会話は震災のことばかりです。

全国での死者数1万5698名、行方不明者4666名。私が暮らしている仙台市だけでも死者数704名、行方不明者33名という、甚大な被害をもたらした東日本大震災。あの日から5ヶ月という時間は経過しましたが、いまだ私たちにとっては「過去の出来事」ではないことをあらためて実感します。

お宅を回るあいま、仙台市議会をチェックする学生団体「C・CHECK」さんが主催する学生との討論会にも参加してきました。

「政治家VS学生 ~これからの政治の話をしよう~」との題からもわかるとおり、大学生とのガチンコ意見交換会。思わずうなってしまう様な鋭い質問に、汗をかきながら賢明に答えてきました。

学生の皆さんにとっては、「政治家」という生き物は未知の生物で、あまり良いイメージを持っていないことはよく分かります。だからこそ、まずはそのギャップを埋めることに専念しました。つまり普通の会話を普通にするということです。ある程度の信頼関係を築けない限り、本当の意味での「会話」は出来ません。

なんとか信頼を持ってもらえたのか、時間を追うごとに学生たちの本音がポツリポツリと出始めました。もし皆さんに「こんな普通のヤツもいるんだなあ」とちょっとでも関心を持ってもらえたのだとしたら、こんなにうれしいことはありません。

県内全ての被災地を何度も回り、はっきりと分かったのは、「復興」を実現していくためには多くの時間が必要だということです。どれだけ立派な「復興計画」を準備しても、その「計画を実行」していかなければ、すべては絵に描いたモチです。そしてそれを実行していくのは間違いなくいまの若い世代、つまり私たちです。

これから復興の中心プレーヤーとなっていく学生と、若い世代として政治に挑戦していく私たちが信頼関係を築いていくためには、顔と顔を突き合せて話をしていくしかありません。時間はかかるのかもしれませんが、方法はそれしかないように思います。そして出来上がった信頼関係は、復興から一歩先の発展までを時間をかけて取り組んでゆく、大きな原動力になると信じます。

こういう貴重な場を提供してくれた「C・CHECK」さん、本当にありがとうございました。
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