電話越しに「喫煙所で待ってろ」と言った彼は

私のために一肌脱いでくれました。


私の友人は彼女と直接話して、なんとか私の印象を持ち上げられるように努力してくれました。


「あいつは別に君をからかおうと思ってメールした訳じゃない」

「むしろ俺らがまわりで、メール打てだの面白がってしまっていた」

「飲み会の席で、隣に座ろうと頑張ってたのは、君と仲良くなりたかったからだ」

「でもあいつはシャイだから、教室でもうまく話しかけることができないんだ」



私の不可解な行動を良い方向に解釈を持って行ってくれました。



その日の夜、彼女に直接会って

やや浮かれ過ぎて調子に乗っていたこと、そしてモラルやデリカシーのなさを謝りました。



友人が頑張ってくれたお陰なのか、彼女は怒った様子も見せず


「メールは嫌じゃないよ」

「でも無視は嫌だから、教室とかでも普通に会話しよ」

「それから、もう謝るのは終わりにしよ」


と言ってくれました。