
これなんだか知ってますか?
クリッカーっていいます。
犬のしつけに使う小道具です。
今日からトミーをパピーのベーシックトレーニングのクラスが始まりました。今日はオリエンテーションで犬は連れて行きませんでした。
私たちがメイソンやトミーを引き取ったドーベルマンレスキューでは、トレーニングクラスの受講を引き取りの条件としています。受講終了後に講師のサインをもらって、レスキューに提出しなければなりません。
こうしたクラスは、アメリカの場合、飼い主のファミリーは全員行くことが基本です。家族の中でバラバラにコマンドを出されたりすると犬は混乱しますし、なによりも、犬のしつけは、人間が学ぶものだからです。
日本ではトレーニングクラスには犬だけ行かせるという話を聞いたことが何度かあるのですが、その意味が私にはよくわかりません。なんでなんですかね?クラスに通ってるときは犬が良い子になるかもしれないけど、帰って来たら終わりじゃん。飼い主がしつけ方をわかってないといけないのに。
家族全員とはいっても、スーホの場合はちょっと小さすぎて学べないので、皆が初めて犬を連れてくる来週は連れてこないようにと言われた。先生が、どんな犬達が来るのか見てからスーホが来てもいいかどうか決めたいということだった。スーホが知っている犬はメイソンとトミーだけで、世の中にはmean dog(多くの場合は人間のせいなのだが) がいるということがわかっていない。だから、危ない。まあそうだよね。
で、今日のオリエンテーションで渡されたのがこのクリッカーだ。
黄色いボタンみたいなものを押すと、中に入っているアルミ?の板がカチンと音を立てる。
それだけ。
犬が良い行動をとったときに、すぐさま1クリックしてトリート(おやつ)をあげる。
というのをくりかえすうちに、犬は良い行動をとることを学習し、実践するようになる。
というしつけ方法。ポジティブメソッドの中の大きな「流派」だ。
でも私はこのやり方には少々懐疑的だ。
だって、クリッカーがなかったら、例えば手元にたまたまなかったら、例えば人に犬を預けたら、できなくなっちゃうじゃないですか。犬のしつけで大事なことの一つはconsistencyのはずなのにさ。consistencyというのは、要するにコマンドに一貫性を持たせるということ。さっきはクリッカーを使ったのに今はクリッカーを使わないというようなことをしたら犬が混乱する。
メイソンのときにパピークラスを主催していたドーンさんも同じ理由でクリッカーをあまり勧めていなかった。でも一応メソッドとしては習ったし、クリッカーももらった(使わなかったので捨てたけど)。ドーンさんはだから、クリッカーを使わずにトリートだけでしつける方法を教えていて、それでメイソンは大変いいこになった。
そーなんだけど、今日オリエンテーションに行ってみたら、この先生がクリッカーを使う人だった。
この教室はドーベルマンレスキューでも、ウチの近くのご近所メーリングリストでも皆に大絶賛されていたので他と比較せずすんなり選んだ。クラスの内容について書いてある文章にはポジティブメソッドとしか書かれてなかったので気づかなかった。ドーンさんが生きていたらまた今度も彼女の教室に行きたかったんだけどなあ。とため息をついてみても始まらない。受講料150ドル払ってしまったし、とにかくサインもらわなあかんし、来週からもここに通う。
まあでも・・・クラスが終了してから先生と、子供をどうするかについて話をしたんだけど、確かにクリッカーを使えば、まだ言葉がつかえないスーホも犬の扱い方を勉強できるなあと思った。あと、アジリティ(にも前から興味があったんだけど、メイソンのときはついに学ぶ機会を逃してしまった)やるときにはクリッカーが使えるのが当たり前らしいし。別にトミーをショードッグにしようと思っているわけではないので、まあゆくゆくはクリッカーなしに持っていくにしても、今は勉強してもいいかなあ。と、なんとか前向きに考えようと思っているのだが。
ちなみに先生はショードッグをやっているそうだ。
「マイブリード」はグレートピレネー。
教室にも今日、新しい飼い犬のピレネーを連れて来ていた。
19weeksだって。
トミーよりずいぶん若いけれど、もうすでにクリッカーで上手に先生の言うことをちゃんと聴いていた。
ざっと見た感じ、クラスメイトは10家族くらいかな。
来週からどうなるだろうか。
トミーがんばれ。
違うか、飼い主ががんばらなければ。