香典返しの品に添える挨拶状のことで。
そないに気合い入れいでもと思い、規定のものを添えようと
参考までに検索の旅に出て例文をリサーチしてみた。
…あかんがな。
例文はほとんどが葬儀だの四十九日法要だのを
当たり前のように執り行ったことが前提となっている。
まぁそれが当たり前やねんけど。

コレは業者さんに頼むにしてもやっぱり我が家にマッチした
文言を考えて持ち込まないとアカンな。
うん、どう転んでもきちんと清書した資料がいるし
たった数件のこと、この際業者さんに頼らず直筆で書こう。

チープなレターセットだけどアレコレチョイスし
先月買ったばかりの税抜き千円の万年筆で
(万年筆を使うのも実は何十年かぶりだ。)
あんまし上手な字ではないけれど、誰にでも読める字で
規格の文章をカスタマイズし、気持ちを込めて筆をすすめる。
なになに?時候の挨拶文はいらんてか?
「 益々 」などの重ね言葉もNGやねんな。
句読点は入れたらアカンとな?へいへいわかりました。
あ、ウッカリ弾みで「 てん(、)」入れてもうたがな!
この歳にして未だに学ぶことがたくさんありすぎる。

品物にも多少なりとも気持ちをこめたものを
チョイスしたかったが、どうも私は贈り物のセンスがないので
横着してカタログギフトにした。
その分挨拶状に気持ちを込めたつもりだが
その挨拶状も先方様に読まれずに破棄されることも
珍しくないとのこと。
まぁ、えぇけど。
戸籍謄本、除籍謄本、改正原戸籍、住民票
固定資産税評価証明書、収入印紙、送料切手代、定額小為替…
ひとつひとつは何百円なんだけど、最低限揃えただけで
1万円を裕に越えてしまった。
げげっ!登記事項証明書がトータルよんせんにひゃくえん?!
登記登録税、払うお金なぞあらしまへんがな!
司法書士さん?とんでもない!
時間かかってでも自力でするわ!

「相続税ナシ」でもなんやかんやとお金はかかる。
父の部屋を整理してたら、株関係の郵便物が
たくさん出てきた。
一通一通確かめて破っては捨て、破っては捨て。
母宛のモノも出てきた。
まぁ百パーセント父が勝手に母の名をつかったんだろうな。
ん?は?書類の発送日は母が亡くなって7年後の日付だ。
オヤジさん、いつまで幽霊つこてるねん?!
そういえば母の遺産分割協議なるものもなかったよな。
ま、べつにえぇけど。
お見送りをしてからほどなくして、じんましんが出てきた。
以降、ほぼ毎晩お出ましになる。
ストレスかな。
そのうち治るやろか?
あ~ん、かい~の。