NPO法人 ナチュラルセラピー研究会 管理人の部屋


ここ数日・・風が強いですねぇ。


気温は、上がってきたように思いますが、周囲には風邪ひきさんがいっぱい。


私は、この冬・・インフルエンザも風邪も一度も罹っていないのですが、同じような生活でも病気になりやすい人とそうでない人がいますよね。


免疫力や体力の差というのも大きいと思うのですが、東大医科学研究所などの研究チームからと血液型によって罹りやすい病気が違うという結果が出たとの発表がありました。


東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授によるとO、B、A、AB型の順に免疫力が強いそうです。


人間や動物に血液型があるように、ABO型の各血液型を持つ病原体が存在していて、同じ血液型の人間を好む性質を持つのだとか。


血液型を持たない病原体でも特定の血液型を好む病原体があるとのことです。


一般的にA型は免疫力が弱く、胃がん、直腸がん、結腸がん、子宮がん、喉頭がんなど、がん全般に患いやすく唾液腺のがんに関しては、O型に比べて1,64倍もかかりやすいそう。


日本にはA型を好み、胃がんを誘発するピロリ菌が多いので要注意だそうですよ。


またA型は、性格的にストレスを溜めやすいことから、糖尿病や心筋梗塞、動脈硬化など生活習慣病を誘発しやすいのだとか。


2008年、欧州心臓病学会によればA型の人間が心疾患にかかる危険性は、ほかの血液型の2~20倍という研究結果が発表されています。


A型を好む数種類のサルモネラ菌や病原性大腸菌に感染しやすいため、食中毒になりやすく、肺炎球菌にも感染しやすいため肺炎にもかかりやすいのだそうです。



B型の性質を持つ、サルモネラ菌や病原性大腸菌などは、B型を好む性質を持っているので食中毒は要注意。


インフルエンザ・ウイルスのなかでも、A1型にB型はかかりやすいとのこと。


肺炎の原因となる肺炎球菌や結核菌もはB型の性質が多いそうですよ。


B型はO型と比較して、10%も結核に感染する確率が高いんですって。


ダニを媒介して発症するツツガムシ病や発疹チフスにもB型は注意が必要だそうです。



最も免疫力が強いというO型は、激しい運動に耐える身体能力を持ち、肉食を好む傾向があるそう。


ほとんどの病気にかかりにくく、特に梅毒感染には強く重症化しないといわれています。


ですが、O型の性質を持つ数種類のサルモネラ菌や、病原性大腸菌などによる食中毒にかかりやすいので注意は必要。


また、インフルエンザ・ウイルスA2型はO型を好む傾向があり、胃がんや大腸がんには強いのですが、胃酸を多く分泌しすぎる体質を持っているため十二指腸潰瘍に弱い傾向が見られます。


胃酸過多は、潰瘍や胃壁の炎症を起こしやすいためO型はA型よりも、十二指腸潰瘍は30%も、胃潰瘍は15%もかかりやすいという研究結果があるそう。


胃がんにかかりにくい理由は、単純に免疫力が強いからだと推測されています。


また人口の90%前後がO型を占めるメキシコやボリビアなどの中南米には、O型を好む菌類が多いため予防接種のないコレラなどには注意が必要です。



AB型は、日本人の9%と少数派。


A型とB型の両方がかかりやすい病気を併せ持っているため、病気に最もかかりやすい血液型と言われています。


A型がかかりやすい胃がんや食道がん、B型がかかりやすい肺炎球菌性肺炎やサルモネラ菌食中毒、梅毒には極めて抵抗力が弱いため注意が必要なのだとか。


ですが、マイナス要素ばかりではなく血液型によって合う食べ物、合わない食べ物がある中、AB型に関しては“どんな食べ物”でも体質に合う特殊な血液だそうです。


そのため、ほかの血液型と比較して、最も食物アレルギーを起こしにくいのだそうですよ!



いずれにしても、適度な運動、規則正しい食を心がけること。


最近、多忙で運動不足気味なので、フィットネスを再開しなくては・・。


薄着の季節も近いですしね!