ある脳外科医のぼやき

脳や脳外科にまつわる話や、内側から見た日本の医療の現状をぼやきます。独断と偏見に満ちているかもしれませんが、病院に通っている人、これから医療の世界に入る人、ここに書いてある知識が多少なりと参考になればと思います。
*旧題「ある脳外科医のダークなぼやき」


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大分遅くなりましたが、

みなさん、新年あけましておめでとうございます!!


今年もどうか、

よろしくお願いいたします。


新年早々、さぼりぎみなスタートとなってしまいましたが、

今年もちょこちょこと記事を更新していくつもりです。


また、

今年は電子書籍の新刊を出そうと思っています。


その名も、

「続・誰も教えてくれない脳と医療の話(仮題)」です。


現在、鋭意執筆、編集中です。


いましばらく、

お待ちください。


また、

昨年末に値下げした拙著ですが、


この値段のままで販売を続けようと思いますので、

こちらもまだ読んでいない方はよろしくお願いします。


医療の世界はといいますと、

年々、医療費は増大し、過去最高を更新、


そんな中、

本日、ついに政府が介護報酬の引き下げに踏み切りました。


ついに始まったか、

と私は思っています。


ここから、

医療費抑制の波が医療界全体に波及するのではないかと、危惧しています。


ただ、

このまま医療費が増大すれば、破綻は目に見えています。


どうか、医療費の無駄使いを抑制し、

必要な領域に重点がおかれる制度へと舵が切られますように。。


今回の改定も単に介護分野への締め付けではなく、

そういった前向きの改革の始まりであればよいのですが。


それではみなさん、

改めまして、今年もよろしくお願いいたします。


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前回、特に冬場の頭痛の多くは、

首、肩の筋肉の疲れからの関連痛が原因であることが多いと書きました。


これらは緊張型頭痛という名前でも呼ばれています。


今回は、

それらの頭痛と頸椎の関係について書きます。


さて、その前にもう一度お知らせです。


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それでは本題に入っていきます。

まず、前回書いた緊張型頭痛ですが、

これは頚部や肩の筋肉からの関連痛が頭痛として現れるというものです。



はて?と思う方は、

その”関連痛”を実感できる方法があります。



ためしに、

肩や首のこっている部分、

ぎゅーぎゅー筋肉を押して痛みの出る部分を、ぐりぐり指圧してみてください。


たとえば、僧帽筋の首の付け根のあたりなどがいいでしょう。


部位によっては、

指圧している部位だけでなく、

側頭部などにも何か重いような鈍痛を感じる場所があると思います。



これが正に関連痛です。



直接関係がないように思える、やや離れた頭部にも痛みを感じるのです。




これが緊張型頭痛と呼ばれる頭痛の正体でもあります。


首回りの筋肉のコリや疲れが頭痛として現れるのも納得できるのではないかと思います。


さて、

これらの頭痛と頸椎の関係についてですが、

首回りの筋肉が疲れやすい、また、肩こりになりやすい頸椎の形状があります。


それは、

ストレートネックと呼ばれています。


まっすぐ、一直線な頸椎のことです。


え?

その何が悪いの?


と思う方もいるかもしれませんが、

健全な頸椎というのは本来は弓なりに前弯しています。


つまり、ストレートネックとは、

その、本来あるべきはずの頸椎の生理的な前弯が失われた状態なのです。


アーチ型に前弯した頸椎とそれを後方から支える筋肉群によって、

頸椎は頭部を支え、圧力に対処していると考えられています。


しかし、

前弯が失われてしまって一直線の頸椎ではうまく圧力を緩衝することができず、

周囲の筋群により多くのストレスがかかりやすいのです。


つまり、

ストレートネックの方は、前弯のある人よりも、首や肩の疲れがたまりやすく、

コリやすいことになります。


そうすると、当然、

緊張型頭痛になりやすいことになります。



また、ストレートネックの問題は単に頭痛だけではありません。

頸椎そのものへのストレスも大きいため、

骨の変性や椎間板へのストレスも大きく、

頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアなどの問題も起こしやすいのです。


そして、

頸椎症などによって、

頸椎の上位からの神経根が圧迫されることがあれば、

それ自体が頭頂部や後頭部の痛みを起こすことにもなります。


神経痛の場合は、さきほどの緊張型頭痛とはやや痛みのタイプは異なると思いますが、

頸椎自体の問題が、

そのまま直接頭痛の原因となることもあるのです。



ここまでで、

実は頭痛と頚部が非常に密接な関係を持っていることが分かっていただけたでしょうか?


外来を受診する患者さんのほとんどの頭痛は、実は脳にはないのです。


そして、

ましてやその原因の多くは頭蓋骨の内側にすらなく、

むしろ頚部やその周囲にあったのです。



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頭痛というと、

脳外科でも内科でも、様々な科が扱う症状です。


誰もが一度は自覚したことのある症状でしょう。


今回は冬の頭痛についてです。


ここ最近というものの、とにかく頭痛の患者が外来に多いように思いますので。。



さて、その前に、今回もちょっとお知らせです。


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さて、本題に入ります。

頭痛があると、

何か頭や脳に異常があるのではないか??


と心配されて脳外科を受診する患者さんが多いです。

一番の受診理由は、

脳に何か異常が起きていないか??という心配があるからでしょう。

頭痛が起きやすい冬場では、

特にそういった患者さんが多いのです。

しかしながら、

頭痛の原因が脳にある人はそういった患者さんのうち、100人に1人もいません。

実際に外来をやっていても、非常に稀です。

多くの患者さんが、

頭蓋骨の外側に頭痛の原因を持っています。

つまり、

実は、頭痛で脳外科を受診し、頭部のCTやMRIを行ったとしても、

その原因が見つかることなんて、めったにないのです。


「脳には特に異常ありませんね。頭痛はあったとしても命に別状はないですよ」

と、説明されて終わりでしょう。

それでも、患者さんは

「まあ、脳に問題がないのであれば、一安心」

ということで帰って行きます。

それでは、

多くの頭痛は何が原因かというと、


頚部や肩の筋肉に原因があることがほとんどです。

重い頭部を支えている筋群です。

寒いところにいると、

首や肩周りの筋肉に自然と力が入りますよね?

それによって普段より肩こりや首の筋肉の痛みや疲れを意識される人も多いのではないでしょうか?

年末で仕事が忙しくなる。忘年会で寝不足になる、なども頚部や肩こりの原因かもしれません。

僕はそれらこそが、

冬場に頭痛を訴える方が多い最も大きな理由だろうと思います。


首の周囲の筋肉にこりがあると、

その関連痛が側頭部やこめかみ、後頭部からの痛みとして感じられるのです。

これが、

一般には、緊張型頭痛と呼ばれ、

頭痛の最も多くを占める病型です。


脳や頭蓋骨の内側に原因があるのではなく、

その頭部を支える周囲の筋肉群の疲れこそが、多くの頭痛の原因なのです。

一方で、

本当に脳に原因があって頭痛が起こるときは、

たいてい、なんらかの他の神経症状が付随して起こることが多いです。

たとえば、脳腫瘍、脳出血やくも膜下出血、

硬膜下血腫など、

これらの病気の場合には頭痛だけでなく、他の症状も起こることがほとんどです。

よって、

今も体は普通に動いて、日常生活や仕事もできるけれど、

頭痛がある、という人のほとんどは”脳の病気”を心配する必要はなく、


いかに首や肩の筋肉群の疲れを取ってあげるか?

が頭痛の改善には重要となるのです。

さらに、

人によっては頸椎に問題があって、

これらの肩こりや頚部の筋肉の負担が多くなりやすい方、

また、

実は痛みそのものの原因が頸椎にある方もいます。

つまり、

脳外科や内科ではほとんど評価しない頸椎にこそ原因がある場合も多いのです。

それらについて、次回に続きます。


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