中高SST 2月21日(日)就労体験をしたよ!!
今回は、毎年お世話になっているあんこ工場のまるい食品さんで就労体験をさせていただきました。
大きな声で「よろしくお願いします。」と挨拶をし、スタッフの方から、今日のお仕事の内容や注意事項を説明していただきました。
食品を扱う工場なので、エプロンに帽子長靴をはいて、清潔に石けんで手を洗うことや、
熱いあんこを扱うので、軍手をしたり、決められた位置で作業するなどの約束事を確認しました。
初めて参加する子どもさんも多かったのですが、皆、真剣に聞いていました。
希望されるお母様方も一緒に見学させていただきました。
ドキドキしながら、工場の中へ・・・。
大きなお釜の中であんこが炊かれ、とてもいい匂いがしています。
あんこが炊き上がるまで、あんこを入れる缶をタオルで拭き、乾かします。
重ねずに少しずらして積んでいくことを教わりました。
大きなスプレーのようなもので、缶を1つずつ消毒します。
2人組になって、缶を持って積んでいく人と、スプレーをする人に分かれ、3回ずつ消毒したら交替します。
缶の上の方から少し離して円を描くようにスプレーするのですが、同じ場所で長く噴霧すると、消毒液が缶の底にたまります。また、缶を持つ人は少し下げないと、スプレーする人が噴霧しにくくなるので位置を考慮しなくてはならず、慣れるまで、結構難しい作業です。
何度も繰り返し、交替しながら続けていると、だんだん上手になってきました。
あんこが炊きあがったら、大きな窯から、あんこをクレーンで缶に詰める容器に移し替える様子を見学しました。
リモコンでUFOキャッチャーのクレーンゲームのように操作し、こぼさないように上手に操作されていました。
炊き上がったあんこはとても熱いうえに、ねばねばしているので、皮膚などに着くと大やけどをしてしまうそうで、特に注意をしないといけないということでした。
炊きたてのあんこをご厚意で試食させていただきました。
とてもおいしかったです。
パン屋さんやタイ焼き屋さん、和菓子屋さんなどにおろしておられるそうです。
注文先によって、こしあん、粒あん、など、種類を変えるため3種類以上の窯があるそうです。
北海道や外国産など、産地によってあんこの値段が変わるそうで注文通りに炊くそうです。
子ども達からもいろんな質問がでて、1つずつ丁寧に答えていただきました。
食べ終わったら食器を洗って、あんこを先ほど消毒した缶に詰めます。
あんこを入れたビニールの上から消毒液をスプレーし、ふたを閉めて台車に並べます。
あんこは2kgもあるので、結構、重く、しっかり持たないといけません。
持ち方も工夫したり、スタッフの方に聞いたりして頑張りました。
最初は力持ちの男の子に運んでもらっていましたが、女の子もやってみたいということで、女の子も上手にコツをつかんで運んでくれていました。
普段できない貴重な体験をたくさんさせていただき本当にありがたいです。
社長さんをはじめ、スタッフの方にお礼をお伝えし、お給料をいただきました。
これから仕事をしていくモチベーションになってくれたらと思います。
次回は、子どもたちの希望の場所へお出かけします。
スポッチャの予定です。皆様のご参加お待ちしてますね♪
特定非営利活動法人NOW 今井 けいこ