具合がわるくなって四年が経っていました
辛い日々は続いていたけれど
*んぱ*のもりの活動を続けて
やっぱりお客様や作ることに救われて生きてました
きっとひとは本当に大変な状況になったとき、最後に本当に必要なものだけが残るんじゃないかな?って思います
わたしにとってそれは作ることで
それだけがひかりだったんです
そして、その間に、わたしはまた荒井良二さんの作品に救われました
NHKの朝のテレビ小説で、
荒井良二さんの描いた絵が、
オープニングムービーで流れていたのです
わたしなりの解釈ですが
とっても元気な女の子が、
故郷の海ではしゃいで自由に遊んでいます
その子がある日、一人だけで故郷を飛び出して、船に乗って都会の街へ旅に出るのです
そして、旅の途中で深い、深い眠りに入ってしまうのです
やがて、月日が流れいばらに囲まれて
あるときそれを助けに来た、ひとりの王子様がいて
王子様のキスで女の子は目を覚まし
ふたりは嵐のときも同じ船で海を渡っていきます
そこにHYさんのいちばんちかくにという歌が載せられていて、
なんかよくわからないけど毎日それ見て泣いてました笑
上手く言えないけど
HYさんのうたの歌詞で
ごめんねの言葉はもういらない
傷つけ合ったことが愛へと変わっていく
信じていればきっと伝わる いつもありがとう
というところがあって
それが自分の旦那さんへの気持ちと重なって
荒井さんの絵のふたりも重なって
今はこんなに辛いけど
そばにいてくれる人がいる。
そう思うことができました
*つづきます*