ハセツネ記録集
11月16日、ハセツネ記録集が届く。
全出走者2,332名中、完走者は1,622名で、完走率はやはり悪く、72.7%だった。
全参加選手の記録タイムと、チェックポイント毎のLAPタイムがまとめられている。
単純にそれだけの内容なのだが、その数字を追っていると、その背後にある激走の様子が思い浮かんで、結構楽しめる。
まずは、自分の記録を改めて確認。
第1CP(22k) 第2CP(42k) 第3CP(58k) ゴール(71.5k)
4:09:56 8:54:03 13:02:39 15:14:01
総合499位。
タイムは遅いのだが、最後に少々失速している以外は、かなりイーブンペースに近い記録だ。
これを基準にして他の人の記録にも目を移してみると、「ああ、この人後半凄くかんばってるな~」とか、「だんだんと失速して残念だったろうな~」とか考えて、走っている様子さえ、何となく思い浮かんでくる。
例えば、ブログつながりのnaoさんの 記録。
第1CP(22k) 第2CP(42k) 第3CP(58k) ゴール(71.5k)
4:25:03 8:43:29 11:56:40 13:37:55
自分と比べてみると、第1と第2CPの間で抜かれているのが分かる。
多分コース中最高峰の三頭山の登り辺りでぬかれたのだろうな、と思う。
それにしてもnaoさんの後半の頑張りは凄まじく、結局ゴールでは1時間半以上の差がついている。
また、彼の周辺順位者には、第1CPをこんなタイムで通過している選手はいないので、ものすごく沢山の選手を抜かしていったことが分かる。
次に、わがセカンドウィンドのH会長はどうか。
第1CP(22k) 第2CP(42k) 第3CP(58k) ゴール(71.5k)
4:27:00 9:47:01 14:39:40 16:48:35
ゴールこそ自分より1時間半以上遅いが、最後の区間はかなり頑張っているのが分かる。
十分なトレーニングができない中でも、かなり満足度の高いレースだったことだろう。
さて、わがトレランの師・YAMAYA先生 のタイムはどうか。
第1CP(22k) 第2CP(42k) 第3CP(58k) ゴール(71.5k)
2:47:57 5:36:40 7:54:32 9:09:06
総合24位、まさに異次元の走りだ。
自分が第2CPを通過した頃には、すでにゴールしている。
というように、記録集を見ながら振り返ると、YAMAYA先生レベルの走りは到底不可能でも、登りの走力アップに注力し、走りこみ量を増やしてスタミナの底上げを図れば、何とかnaoさんの記録くらいを目標にできることが見えてくる。
また、1から出直しだ。