もっと通じる英語に！
母音の発音はどうすればできる？ その２
母音の発音はどうすればできる？ その２
前回、引き合いに出した
「ラック」
は、かなり極端な例でしょう。
は、かなり極端な例でしょう。
日本人は、これら全部を、「ラック」
ですませようとしちゃうわけです
から。ｌ
これじゃ、聞く側はたまった
もんじゃやき、いや、もんじゃない！
わかりにくい発音は、相手を困ら
せてしまうんです。
「ラック」は極端な例としても、
もう少し軽度な例は、いくらでも
あるんですよ。
母音の問題で言えば、
「コート」
なんてそうですよ
アメリカ英語の場合、こうなります。
アメリカ英語の場合、「オー」と聞
こえる母音は、この２つ↓↓
さらに、caughtなんかの母音も
あるわけです。
これは、日本人は「オー」と思っ
ていますが、実際は↓↓です。
これらを「オー」１つですました
ら、どうなるでしょう。
聞き手は大混乱です
話し手は、聞き手を大混乱に
陥れている、
ってことです。
ってことです。
ところで…
日本人ビジネスマンの中には、
「日本人だから発音なんて下手
でもいいんだ」くらいのことを
言う人がいます。
でも、それって、雑な言葉で、
顧客と接しているってことですよね。
顧客を混乱させているってことに
なりませんか。
それでいい？
例えば、あなたが、大衆的な
中国料理店に行くとしましょう。
店員は中国人。
日本語は片言です。
「ナニ、食ベルカ？」みたいな
感じ。
なんだか雑だなあ、失礼な
感じだなあ、なんて思うんじゃない
ですか？ （店員さんはそんなつもりは
ないかもしれないけど。）
じゃあ、高級中国料理店
で、そんな店員が出てきたら？
接待客を招待している場で、
ですよ。
いや、そもそも高級店の店員は、
そんな雑な日本語を使いません
よね。
そういったお店は、ちゃんとした
日本語をしゃべれる人を雇うで
しょう。
最近は百貨店でも、外国人店員
を見かけます。
そういう人たちは、雑な日本語を
使っていますか？
いませんよね。
たとえ外国語訛りがあっても、
きちんとした日本語を話している
はずです
きちんとしたビジネスをするので
あれば、言葉もきちんとしてない
といけない。
そういう話です。
結局、言葉が雑ということは、相手
を雑に扱うということ。
日本語だってそうですよね。
お客さんに、いきなりタメぐち
（友達言葉）のような、「ですます」
抜きの言葉は使いせんよね。
あるいは、自分たちだけがわかる
けど、お客さんにはわからない
ような話し方（業界用語連発みた
いなのです）は、しませんよね。
日本人の英語って、そんな感じに
近くないですか。
そんな英語でビジネス、大丈夫？
なのに、なぜか日本人ビジネス
マンの中には、この辺に無頓着、
いや、強気な人がいるようです。
いや、ビジネスマンだけじゃない
です。
英語の先生だって、その辺のこと
を意識して、伝えていかないと。
わかりやすい英語は、聞き手を大切
にする英語。
にする英語。
相手を大切にする姿勢の表れた英語
ということ。
そのためには、まずは母音を大切に
すること。
