もう10年近く前の本でしょうか、実家にまだ置いてあったので再読。
そのときは全部読むのが辛くて途中で諦めたような記憶が・・・。
改めて読み返してみると、とてもおもしろい!!
ピーター・メイル氏はイギリス人でしたが、ある時訪れた南仏に感銘を受けて移住。
南仏での生活が本当にイキイキしていて、フランス人とは言ってもパリの都会の人と南仏の人とは考えも暮らしぶりも違うのね。
野生のウサギやイノシシを食べたり、オリーブオイルを5リットルで買ってふんだんに使ったり。
こういう自然な暮らし、一度はしてみたいなぁ。
そこで一生暮らせるのかと聞かれれば、自信はありませんが。東京の都会に住む便利さはヤミツキになります。外国人みたいに家に手間隙お金をかけるという生活もしたことがないので。
ただこの筆者は本当によく南仏の生活の楽しさをこうもイキイキと書けるなぁと感心。
辻さんがまたまた女性の作家と一つのストーリーをお互いの視点で描くという手法で出された本です。
今回は韓国の孔 枝泳氏との作品ですが、まずは辻さんの方から読んでみました。
日本人の男の人って感情を表に出さないからこういう話はありうると思う。男はあれでも精一杯の努力をしていると思うのだけど紅には理解できないところもうなずける。やっぱり留学していたらさびしいよねぇ。
日韓の問題は私たち日本人が思っている以上に深いものだけど私たちにはそれが理解できない。その辺りも日本人である辻さんが描き、紅を韓国の作家が描いたことは正解だと思う。
その問題を深く追求していかないところもよかったと思う。
ロマンチックなストーリだったけど、全体的には7年と韓国での滞在数日をあのページ数で書いているのは勿体ないなぁ。もっと長くても面白かったと思う。少し薄っぺらな内容になってしまった感あり。辻さんの作品は好きだけどね。
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