ぼくらは世界を変えることができる

世界を変える!
などと言うと
おおげさな
とか
むりむり
とか
ばかじゃない
とか
言われる
けど
政治でもなく
科学技術でもなく
(そんなものが変えるのは
外側だけ)
ぼくら自身が
世界を変えることが
可能
ではないだろうか

ささやかに
こつこつと
粘り腰で

一つの微笑み
を大切にすること
無理なく笑顔を
作ること
おはようございます
こんにちは
心のこもったあいさつ
を続けること
疎遠になった人の
健康と幸せを
祈ること
嫉妬しないこと
うぬぼれないこと
ありがとうを言うこと
無邪気に遊ぶこと
子猫のように
子供と遊ぶこと
子供の立場で
一人ぼっちでも
歌うこと
上手下手には構わず
自分の歌を
歌うこと
いたみを
怖れないこと
人のいたみを
内側から感じ取ること
人の話に
耳を傾けること
真剣に耳を傾けること
何度でも
何度でも
耳を傾けること
モモのように


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イルカと眠る 2

テーマ:
陽射しが柔かい
昼下がり
ぼくは
ベッドの中で
うとうと
用事を思い出し
はっと
目を覚ますと
となりに
イルカがいた
うつぶせのまま
まるで陽射しを
味わうかのように
目を細めている
いいお天気ね
とつぶやく
どういうわけか
いらだちが
こみ上げてきて
イルカはいいなあ
海の中で
のんびり生活
できるから
と皮肉を言う
そんなことはないわ
イルカは
ごろんと
仰向けになった
ほら
そう言って
むなびれで
お腹のあたり
を指した
うっすらとした
傷の跡が
たくさんあった
ふと優しい気持ちが
わいてきて
ごめん
そう言って
お腹のあたりを
さすった
馬鹿ね
イルカは
つぶやいて
口吻で
ぼくを
軽くつついた

一応イルカのことは調べましたが、この詩に出てくるイルカは、
あくまでもわたしの想像であることをお断りしておきます。
でも船に乗っているときに、何度も見て。
波とたわむれている感じが、とてもかわいかったです。
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イルカと眠る

テーマ:
目を覚ますと、となりにイルカがいた
うつぶせにベットに寝ている
流線型のスマートな体
ほのかに潮の香りがした
わっ!
おどろくと、
たまにはいいじゃない
イルカはつぶやいた
たまにはいいじゃない、
とはどういうことなのだろうか?
たまには朝寝坊もいい
ということだろうか?
目覚し時計を見ると
日曜日の午前11時
それとも
たまにはイルカと眠るのもいい
ということだろうか?
それとも
たまにはヘンなことが起こってもいい
ということだろうか?
それとも
たまにはぼくの頭がヘンになってもいい
ということだろうか?
イルカがじっと見つめている
優しい目
穏やかな目
澄んだ目
無邪気な目
ふとこの目を
遠い昔どこかで
見たような気がする
友達の目
指切りをしたときの
友達の目
あれから
随分と時間が過ぎた
あの時のあなたは
今のあなたでもあるのよ
イルカがつぶやいた
心の奥の奥
のしこりが
すうっととける
ぼくは
ふたたび目を閉じた





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ぼくは負け続けている

テーマ:
じゃんけん
で負けて
おにっご
で負けて
かけっこ
で負けて
野球
で負けて
(運動神経にぶいので)
算数の試験
で負けて
高校入試
で負けて
大学入試
で負けて
入社試験
で負けて
(試験は大の苦手でして)
恋愛に
に負けて
負け続けて
この間も
ふられて
負けて
誘惑にも
負け続ける
ぼく
どうしよう
もないのか
と思ったり
するが
なんとか
生きてます
負け続けても
結構人生は
楽しくて
海辺で友だちとお喋り
眠れなかった
朝のブラックコーヒー
のほろ苦さ
海の青さ
空の広さ
月の明るさ
子供の瞳のきらめき
ベル・アンド・セバスチャン
のリズム
だから
負け犬は
負け犬なりに
この世界から
贈り物を
頂けるので
目を見開いて
耳を澄まして
胸はって
生きて行こう!

最近良く使われる勝ち組とか負け犬と言う言葉に
どうもなじめないので書いてみました。
ちょっと今から外出するのであせっていて、内容がいまいちのような?
(まあ、いつもそうですが)ベル・アンド・セバスチャンは、ぼくが一番好きなイギリスのポップ・グループです。後日推敲するかもしれません。