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先日は三人の星人集団 in 久しぶりの
池袋 鈴ん小屋でした

足を運んでくださった方
聴いてくださったみなさま
誘ってくださった鈴ん小屋小村さん
ありがとうございました

この日発表しようと思っていた
MCの話し


ライブ前日より体調の下降気味を確認
最近暑かったり寒かったりで
寒暖の差が激しかった でも
一晩ぐっすり寝れば 治るかなと
いつも通りな感じで市販薬など飲んで寝る

昼前に激痛とともに目覚める

喉が… 血が出るほど痛い…

熱を計ると38.8度…

やばい…


今までライブの前に体調を崩したことは
何度もあった
でも前日までに治る兆しをつかみ
当日はなんとかなる
というくらいだった

今回のこれは
完全にやばい

しゃべることすら痛みを伴い出来ない…

今まで病欠でライブを取りやめたことがない
今回これが初めてそうなるのか…と
色々思考を巡らしたが とにかく痛み止めを飲み
午後からの診察を受け付ける咽喉科に
一縷の望みを託そう
痛み止めを飲んでいるにもかかわらず
15時の咽喉科受け付け時間までに
熱が引かなければ いよいよライブは中止だ
そう腹をくくり 寝る…

14時頃 目覚めると
相変わらず圧倒的な怠さはあるものの
熱がいくらか下がっていた

よしとにかく咽喉科に行く準備だ

この日は木曜日で
行きつけの咽喉科はおろか
他もけっこうやっておらず
なるべく近場の咽喉科にと
調べて辿り着いたところが
近代化が著しい最近では珍しい
如何にも昭和の町医者だ

大丈夫だろうか…

だいぶ古めかしいその院の佇まいに
一抹の不安を覚えながらも
もう他を探す元気も時間もなく
扉を開けた…

待合室

客 オレ一人…

やばいぞ…

受け付け窓を見ると
院の医師らしき老人が
鋭い視線で何も言わず
こちらをギョロっと見た

やばいぞ
やばいぞ

なんかわからないけど
あの手のベテラン医師はきっときっと
説教だけやたらして ろくにクスリもくれない
気合いで治せとは言わないが
いわゆる昭和のスポ根的な
休んでじっくり治せとか言うんじゃないだろうか…
だから待合室に客がいないのでは…

私の頭はとにかくそのような憶測でいっぱいだった

私はとにかく今夜を乗り切るためのクスリと
喉に何か吸引するやつとか
そー言ったものを望んでいたが
その後すぐ老人医師の代わりに
受け付け窓から顔を出した
感じのよい受け付けの看護師さんがいることに
(入った瞬間は本気で老人医師一人で切り盛りしていると思っていた)
多少の安心をもらい 案の定 待つ時間もなく
すぐ診察室に呼ばれた

中に入るとあの老人医師が
足を引きずり 凄みのある声で こちらへ…と
だいぶ旧型であろう診察台に案内された

私の頭の中にはそのような
偏見的不安な憶測が渦巻いてはいたが
とにかく来た以上 腹をくくり
全てありのままの状況を話してみよう
とにかく今夜のライブを乗り切れば
休息できるんです
というところまでちゃんと話してみようと
多少の説教は覚悟の上だ

そうして話してみると

老人医師はこちらの話しを静かに聴き
受け入れてくれたように言った
「本来は休息が一番いいのだけど
そう言った場合は仕方ない」 と
喉に赤チンみたいなものを塗り
なんか水タバコみたいな吸引するものを
口に喉にあてがり
最後に「風邪を引いている時は
むしろ肉を食べなさい」と言って
強い抗生物質と痛み止めを処方すると言った
(処方も何も今時懐かしい窓口直のクスリ受け渡し 時間短縮でイイね)

私はまず望み通り話しを聞いてくれたことが
とてもとても嬉しく
ただ肉を食べなさいのくだりに 
若干の疑問と ほのかな昭和スポ根の香りを
感じずにはいられなかったが
「はい わかりました では肉を食べます」と
アホウのように 素直に言った


ここまで書いて お気づきか…
こんな長い話しをMCで言えるはずはない(笑)
なので かいつまんで かいつまんで
ようは風邪引いてます的な
ことでした(笑)

ステージ上では
クスリのせいもあり
尋常でない汗をかいた
しかし血が出るようなあの喉の痛みは
痛み止めにより ただの違和感程度になり
絶好調とは到底言えないが
なんとか声を出すことができた

新曲 ゆれる という曲
三人で合わせるのは二回目だけど
自分の中では比較的 やや前向きでもない曲に
なんか妙にしっくりきてて 三人バージョンも
うっちーと初のソロの掛け合いをした
これ いよいよ いざなう
エレキの道のはじまりなんですよー
ギタリストの喜びの端っこ
エクスタシーですね

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東京は板橋区在住仲間の正木誠さんという
スタックスで知り合ったミュージシャンが
久しぶりにライブに足を運んでくれた
久しぶりということもあるけど
なんだか板橋仲間というだけで
ぼくはとても嬉しかった
体調はイマイチだったけど嬉しかった
体調はイマイチなのに
ついアフターで酒までのんでしまった

正木さんは下北沢での
自身のイベントに誘ってくれたり
以前昼からやった長丁場な
タナコーヒーにも出てくれた
そんな正木さんはこの度仕事で
地元 神戸に引っ越すと言う

ぼくは正直寂しかった
とくにしょっちゅう会っているわけでも
ないけれど 自分も愛知から東京に出て来た身で
親兄弟もいない中 信用ある人が
板橋にいるというだけで
ぼくはどこかで心強い気持ちだった

そうは言っても自分は東京生活に根付き
10年以上になる 心強い仲間もいる
しかし やはりどこか寂しい

正木さんは
神戸支部が出来るってことで と
そしてその時は タナコウさんを神戸に
呼べたらいいな と
笑いながら言った

ひとまずは また東京で
スタックスで
神戸から来たら
一緒にライブをやろうと別れた


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14日 成ちゃん率いるティーティーウーと
HAMARIとでランチライブ
の星人軍団という名前も違っていれば
集団でもない(笑)
まさかの弾き語りオチでしたが
自分の中にある根底の弾き語り感を
否が応でも思い出しそれはそれで
個人的に刺激的でよかった

成ちゃんの曲
だいたい好きだけど
初めて聴いたあの転調しまくる
ぼくは宇宙飛行士?だっけ
久しぶりに感銘を受けました
自身が隠れ転調フェチということを
置いといても 素晴らしい曲だなと
ほんと刺激になります

呼んでくれてありがとね

刺激になるといえば
鈴ん小屋で最後に歌っていた
福岡史朗さんという方
全部は聴けなかったけど
最後にやってた曲
素晴らしかったな

世の中には 人知れず 名曲がいっぱいだ

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それでは 本日 晴天

なんたる真夏日…

まだ5月なのにね〜

お騒がせ 疲労風邪も 鎮静の兆しです

早くみんなとまたライブでもなんでも

とにかくどんちゃん騒ぎがしたい!!