BLCD 『なんか、淫魔が見えちゃってるんですけど』感想 | 半腐女ry生活?

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(と言いつつ、中身はドラマCDの感想ばかり・・・w)

なんか、淫魔が見えちゃってるんですけど/インディペンデントレーベル
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BLCD「なんか、淫魔が見えちゃってるんですけど」を聴きました。
2014年6月28日発売 原作:松雪奈々 イラスト:高城たくみ
出演 鳥海浩輔 羽多野渉 緒方賢一 鈴木達央 興津和幸 他


淫魔にとり憑かれるというふざけた難局を乗り越え、部下の渡瀬と恋人同士になった美和。しかし、なんとオヤジ妖精がカムバック!今度は他の人間にも姿が見える…だと!?そりの合わない渡瀬とオヤジに頭を悩ませつつ、美和はまたしても男を引きつける身体になってしまう。色めきたつ同僚たち、そしてマッドサイエンティストと噂の第二研究室室長・篠澤にロックオンされてしまった美和&オヤジ。嫉妬と心配で気が気でない渡瀬は、はたして愛する人を守ることができるのか!?


美和孝博(CV.鳥海浩輔)
38歳。研究所勤務で、化学系を扱う第一研究室の室長。渡瀬以外の部下には『御頭』と呼ばれ慕われている。オヤジ妖精(淫魔)に取り憑かれ、男性と性 こうして精 気を貰わないと死んでしまうところ、渡瀬と関係を持ち、紆余曲折を経て、恋人同士に。
渡瀬透真(CV.羽多野渉)
27歳。美和の部下。切れ長の目が凛々しい和風の男前。生真面目な性格。ずっと美和に想いを寄せており、独占欲が強い。
オヤジ妖精(CV.緒方賢一/鈴木達央)
人差し指くらいの大きさで、ひげ面のオヤジの姿をした妖精。
男性の精気を食べて生きる。美和に取り憑いていたが、精気を蓄えて美和の身体から離れていった。オヤジの姿は弱体化した時のもので、本来は20代のハーフのような美青年。
篠澤京晟(CV.興津和幸)
35歳。第二研究室室長。陶磁器のような染みひとつない美貌の持ち主だが、己の興味のためならどんな手段も厭わないマッドサイエンティスト。研究に没頭するあまり、常軌を逸した行動に出ることも。


羽多野渉(渡瀬透真)×鳥海浩輔(美和孝博)



※元々別の形で掲載しようと思っていたので、書き方がラフ(と書けば聞こえはいいですが要はざt(略))です。
一部表現を悪く捉えさせてしまう可能性があります。そんな表現を見つけられました際にはどうぞプラスに取って読み進めていただければと思います。



「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」 の感想はタイトルクリックでどうぞ。



なんか、すごいやる気あったんで感想書こうと思ったんですけど、特筆することもないなと気づいたので短い感想にしようと思って書いてみたのですが、
書けば書くほど他に書きたいことが出てきたのでちゃんと書くことにしました!キラキラ


前作に比べて美和@鳥海さんがちょっと若々しくなった気がしました!
そこで前作を聴き直してみたのですが、前はもうちょっとガラガラっとした声を混ぜ語尾もおじさんっぽく渋さを無理矢理出そうとしているように感じました。
今作は同じ渋さではあるのですが、もうちょっとナチュラルな演技になっているように感じました。


渡瀬@羽多野さんは前作よりも更に独占欲が増し増しな印象!
美和があんな目に遭ってしまった時、助けに来てくれるとはわかっていたのですが、ぜんっぜん来なくて!!!もう早く来てよー!とじれったくなってしまいましたが(笑)、いざ駆けつけてくれたらとても安心感があって、声は低めで演技なさっていますがどこかワンコしっぽフリフリみたいだな~と思いながら聴かせていただきました^^


で、なぜ特筆することがないなんて失礼なことを言い出したかと言いますと、前作を聴き直してみたら作品の進み方が似ているように感じまして、もちろんBGMも一緒ですし、違うところと言えば美和と渡瀬がラブラブラブラブになっていることくらいでしょうか?(←重要なことですね(^^;)



今作は前作のエ□い肉食担当橋詰@川原さんの代わりに篠澤@興津さんが相当へんたいてきな活躍をしてくれちゃった感じでしたね(笑)。あんな研究員普通即刻クビですよぉ(^^;盗 聴、拉 致、拘束、ダメゼッタイ!×

興津さんがねっちょり美人声でむっちゃ気持ちわるいマッドサイエンティストを怪演?してくださっていましたよ!あんなに美人声なのに近寄ってこないで欲しいと思ってしまう演技ができるってすごいことだなと感心しながら聴かせていただきました。
巻末フリトによると別録りだったようで、緒方さんと同じ現場にいたかったと嘆いていらっしゃいました。ほんと、一緒に録れたら良かったのに!ちらちらと特典CDの方で緒方さんが触れてくださっているので興津さんもお聴きになってみてはいかがでしょうか?^^(なぜか興津さんへ向けてのコメントになってしまった\(^0^)/)主に変人とかそんな話だった気がしますが(・ω<)てへっ音譜



話を戻しますが、同じというのは決して悪い意味ではないんですよ。
私、この作品のことを思い出そうとしたときに真っ先に大豆生田(おおまみゅうだ)さんが頭に出てきたんですよね。当時鳥海さんも読み方が珍しくてツボったというようなことをおっしゃっていたのも印象深いです。
作品世界は時間が経っていないのでしょうけれど、現実にはCDが作られてから2年も経っているので、どこかで大豆生田さんも異動になっていやしないかとちょっと不安に思ってるところがあったんですよね~。
でも、大豆生田さん始め前と同じメンバーが揃っていて、相変わらず美和はみんなから信頼されていて、あの職場の一体感や連帯感が即座によみがえってきて嬉しかったです(*´∇`*)アップ



オヤジ妖精はとっても可愛かったです(≧▽≦)!
特に、閉じ込められて窒息しそうな時とか、お花見で行方不明になったと思ったら猫にくわえられて連れ去られそうになったところとか(「みわ~」という一言だけで元気がなくなってしぼんじゃっている様子がちゃんとデフォルメされて伝わってきます)、ふらふら変な方向へいっちゃうところとか、ついつい笑顔になっちゃいました!
フリトで羽多野さんもおっしゃっていましたが、まるで本当に存在しているかのようにオヤジ妖精の姿が浮かぶんですよね。「みわ~みわ~」と必死に叫んでいるだけでつい足元に目を落としたくなっちゃうような感じがあり、また、なんだか聴いていると優しい気持ちになれました(*´∇`*)。
もうオヤジ妖精についてだけで1つ感想文書けそうな勢いですよ!!
というわけで、今日はオヤジ妖精にまつわるシーンをひとつ書かせてくださいな♪


渡瀬の家へ訪れた美和。子供の頃の写真などを見て盛り上がり、徐々に良い雰囲気になっていくと・・・
「おっほー!ようやくかぁ!待ちくたびれたぞよ!」
「おい…」
「ぷほー!わしの食事の時間じゃのぉ」
「……(怒)。ほんと邪魔ですよね、それ」
「なぁんじゃ偉そうに」
「そっちこそ!少しは殊勝にしたらどうだ!」
「おぬしこそわしを敬え。わしのおかげで美和とくっつけたんじゃろーが」
渡瀬、オヤジ妖精をつまむ。
「ぎゃあっ!」
「美和さん、これ、どうやったら黙らせられますかね」
「俺が聞きてぇよ」
「離せー!無礼者ー!」
「ふっふーん♪茹でたらどうなると思います?」
「!なんじゃと?美和、こんな男とは即刻別れた方が身のためじゃ!」
「黙ってろ妖怪!」
「わしは妖精じゃ!」
「やれやれ」
「なんでもいいから、茹でられたくないならどこかへ行け!」
「この人でなしー!鬼!恩知らず!」
「黙れ妖怪!」
「妖精じゃて!」
「お前は妖怪だ!」

「妖精じゃ」
「こんな妖精がいるかっ」
「妖精って言ってんのに妖精じゃ」

「こんな醜い妖精がいるか!」
「醜くても妖精なの!」
「早くどっか行けよ!」
フェイドアウト


「妖怪!」「妖精!」のくだりがコミカルで、掛け合いが漫才のように息ぴったりで聴いていて楽しかったです(*´∇`*)
文字だけだと罵り合っているように見えてしまうかもしれませんが、憎からず思っているのだろうな、と聞こえます^^

作品としてほんわかしたものが伝わってきて楽しいというのは、きっと現場も良い空気で録っていたからではないかなと想像します。大先輩を尊敬しつつ、お芝居はキャラに入り込んで近い位置で、というのが瞼に浮かんできて、たくさんの意味で楽しかったですビックリマーク^^



鈴木さん演じる綺麗なオヤジ妖精は今回もおいしいところで満を持して登場!
このところ「僕はこう解釈して演じました!」というようなコメントを読むことが何度かあったので、緒方さんの演じる妖精に寄せた演技が聴けるこちらは貴重な気がしました。(相変わらずド○イット子爵っぽいですが(笑)。(「黒○事」のキャラクターです))
ますます、キラキラあぁ!私はなんて!なんて!!!美しいのだろう!!!キラキラオーラが放出されていました^w^
そろそろ次回作では妖精さんにも春春の野原に咲く花が訪れるといいな~!なんて密かに期待しています^w^



絡みは・・・個人的にわーーー(ちょっと耳ふさぐ)みたいなことに(^^;
絡みは4回ほどありますが長めなのはうち2回です(うち1回はお風呂Hお風呂でしたー!)。それはいいのですが・・・ほぼ必ずと言っていいほどいいところでオヤジ妖精が出てくるのです!
オヤジ妖精が渡瀬に「美和は後ろが欲しいんじゃ」とか「中 ○ しするんじゃぞ」とかなんだか変なアドバイスまでしてきちゃって、な、なんかすいんませんーーーーー!(スライディング土下座土下座)的な気分でしたよっ!( ̄Д ̄;) (私も頑張ってギャグ入れてみた!(ぇ))
作品なんだから!演技なんだから!そういうことを思うのってNGだとわかってはいるのですが・・・。
あ、でも、それが理由ではありません。
私の場合絡みで3 Pが苦手なのと同じような理由で、2人で致しているところに第3者が介入してくるのはすごくキツいなと・・・(苦笑)。基本的には2人きりで睦み合っているのが好きです(><)。
とは言いつつも、羽多野さんはいつも全力で攻めていらっしゃるなとか、前作よりは改善された気がしますが今回も鳥海さんのあえぎは力んでいるようなちょっと堪えすぎで、もうちょっといつものように鼻から抜けるような色っぽさが欲しかったなとか、結構ガッツリ聴いていたんですけれどね、ええ。



巻末フリトは鳥海さん&羽多野さん&緒方さん、興津さん、鈴木さんで約8分。
特典CDはお3方で約16分48秒。
緒方さんの教え子の女性が前作を買って持って来たという話にびっくりw
特典CDの方も「いんま(今)から始まるんですか?」と茶目っ気たっぷりの緒方さん(*´∇`*)
いやいやいや!まだまだ現役でお願いしますよ!いつまでもお元気でご活躍いただきたいです(><)
トークテーマは「収録後の感想」「印象に残っているシーン」「周りから呆れられるほど夢中になった趣味や好きなものはある?もしくは過去にあった?」
アドリブ入れていただいて私は構いませんよ!やっぱり大ベテランの方の自由なお芝居を聴けるというのは一言楽しいです!
鳥海さん、何か趣味を作りましょう!家に帰って台本チェックも終わって暇を持て余してしまい愕然としたなんて悲しい;;緒方さんの方が若々しいじゃないですか!便器の話爆笑したwwwT○TO(とうとう)もここまで来たか!まで繋げてくるのはプロですな!
やっぱり人間物事に興味を持てなくなったり関心を失ったらだめですからね!
このフリトは大切にしようと思いました。鳥海さんと羽多野さんという若い声優さんと一緒に緒方さんのお話が聴けるなんてBL聴いてて良かったなと。
幼い頃から馴染みのある声だけに複雑な部分もあるにはあるんですけれど、演技は全力、トークも全開!だったので嬉しさの方が勝りました♪



楽しく、コミカル、個性的なキャラに、見せ場もあり!そして、私のイチオシポイントとしましては声優陣の演技の空気感!掛け合い!こちらにご注目いただきたいです!晴れ
フリトもとても和やかで楽しかったからでしょうか、1よりも今作の方が続編の発売が楽しみになりそうです!