1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017年01月21日

土地情報から始まる企画BIM運用法その2

テーマ:企画BIM

1月21日

先週寒波襲来のおり、逃げる様に沖縄に帰省しておりまして

こんな感じ・・・で申し訳ない。

 

 ただコートいらずだがやはり本土が寒い時には沖縄も寒くなる。海近くの恩納村では風が強く体感温度は低いと感じたが・・・・気温は20度。これは東京で皮膚感覚が寒いモードになってしまうのでちょっとの寒さでもビビットに反応してしまっているのではと思っている。3日程いたが最終日はいい感じで陽気を感じ暑さの思いも・・・。

 

 さて本日は朝から先ほど6時頃まで明海大学不動産研究センターの実務修習生の皆さんと勉強会を行っていた。

 

 さすがに疲れたが各人をいじりながらストレス発散。楽しく無事終了。

いじったつもりでいたが各人元気そうではないかい?!・・・比嘉だけがへろへろ状態。

おや?指導教官のIさんが写ってないぞ・・・どうした。比嘉の後ろに隠れたか?

最初間違ったムービー撮影で発見

 

今回は新宿あたりのオフィスビル容積率1000%の消化がテーマ。天空率を駆使した。

 

 はやく講座をアップし帰る事にしよう。

 

 

講座開始!

先週から沖縄に下記の様な土地情報を想定しマンション設定による土地有効活用法を解説している。

 

 

 屈曲し高低差有り、幅員が始終点で異なる3方向道路の事例、北側隣地が凹状で日影規制も厳しい事案、東側8m道路には、さらに2.5mの水路がある。

容積率200%を確保する方法を解説している。

 

 前回は、キープランを配置し逆日影計算を行った、キープラン設定により建物幅が明確になりより精度の高い逆日影空間が算出された。

 

キープランを配置したことによりより具体的に日影に関する建物の性状を設計者が把握する事が可能になる。東側バルコニーの角部、右側階段室の位置も影響を与える事がわかる。このあたりが日影規制上、要注意といったところだ。さらに逆斜線計算を行うと

 

 

平面図では

8階から西側隣地、南側は道路面が左側が設計GLより750低い為道路斜線が厳しい。道路斜線は天空率でなんとかしたい。

 

 ここまでが一部補足も加えて先週までの解説。本日はプランニング機能で算出された限界ラインを参考にプランを作成したい。日影規制、斜線規制および天空率はもちろん容積率、住戸数などを確認しながらプラン作成効率的な進め方を解説する。

 

 さて前回は7階でキープランを作成しどうやら日影規制はクリアーしそうな為、1階から8階までキープランを複写し容積率を確認し可能なボリューム感を確認したい。

 

7日を選択し「階」コマンドで上下階まで複写すると

8階平面と等高線、斜線規制が厳しい様だ。8階から形態制限の影響を受け始める。

まずはこの状態で容積率を確認すると

容積率が許容200%に対して236.5%で555.34㎡オーバーしている事がわかる。

1階部は駐車場が必須ゆえ駐車場、エントランス関連など1階の必須ブロックを確保すると

 

 

屋内駐車場は1/5まで容積率参入されない為、容積率が低減される、確認しよう

 

 

内部駐車場の面積が472.52㎡、法規上延床面積の1/5 757.83㎡までは容積参入されない為、容積率も236.51%から209.55㎡まで低下したがまだ145.52㎡オーバー。これは役2住戸分、その分は8階で2住戸削減する事でジャストフィットする。

 

妻側の2住戸をパラペットブロックに変更し8階部作成、そして最上階屋根も作成

 容積率を確認すると

 

 

容積率199.51㎡、7.38㎡残しの限界いっぱいだ。

 

 さて8階平面の逆日影、逆斜線の等高線の状況から日影規制、斜線規制のおさまりが心配だ斜線は確実にNGである事がわかる。

以下日影、斜線、天空率の順に解析確認するが解析の際は単線で入力されたブロック線が壁厚さらに仕上げ厚で作成され実施の際と乖離が無い様配慮されている。たとえば専有室の場合は

 

壁厚が150、仕上げが25の為、単線で作図されたプラン芯線から外側に100広がった壁面で解析される。

 

 同様に階段室もひさし付をイメージしており

 

 この様な形状が最終イメージ。

やはり日影規制に影響を与える為、プランの段階でもそれなりの対処が必要になる。

階段室の定義をする事によりその事が容易に作成される。

 

 

 階段形状の設定をした階段名(この場合「階段1」)を設定する事により形状が反映される。

ブロックプランの場合と躯体建具付では表現が異なる。

 

 

平面プラン図では踏面が線分で表示され立体的にはひさし部分の最上部が傾斜しさらに法絡される。今回は省略したが専有室のタイプ名もサイズの異なる専有部ごとに上下階串刺し状にタイプ名を配置されている。

 その階段室の形状を考慮した日影図は

(解析時間時刻:等時間で10秒以内)

円弧で示した部分が日影規制が厳しい部分となる。中央部の隣地凹部からの10m規制ラインが最も厳しい。東側8m道路側は2.5mの水路幅と合算された効果でおさまっている事がわかる。

 

 道路斜線は南側広い道路がNGのである事が8階の等高線でわかる。断面図で確認すると

道路斜線が8階部がかなり厳しい。階段部は階段のひさしを斜に設定した事で可能空間内におさまっている事がわかる。

 さらに隣地の再近接部

この部分の隣地斜線は

わずかにパラペット部がNGだパラペットを斜に傾斜させると

 

 

赤枠で囲われたパラペット部を1.25勾配で斜にカットする指定をすると

当然隣地斜線はクリアーする。

残るは道路斜線のNG処理、道路天空率解析ボタンをクリックすると結果は一瞬。

対数グラフが全て青表示で道路天空率で問題なしとなる。

実は、この事案以外とおもしろい

 

 令132条の解釈で水路付きの場合道路水路を合算し最大幅員とする行政とそうでない行政がある。この事案の場合8m道路と水路を合算すると8+2.5mで10.5m幅、南側の幅員幅が異なる場合、自動処理では最短幅員を採用すると10m道路幅員となる。道路+水路で最大幅員を確定する場合、東側水路つき道路が最大幅員となり、水路を含めて最大幅員の判断としない場合南側が最大幅員となる。事前に行政に確認する必要があるがいずれも解析しその区分法を検証したい。

 

 が本日も長くなった。次回にしよう。

 

来週までお元気で!沖縄の皆さま1月27日BIMベンダー5社共催セミナーお会いしましょう。

 

比嘉ブログ

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年01月14日

土地情報から始まる企画BIM運用法その1

テーマ:企画BIM

1月14日土曜日
  本日より大寒波襲来の予報。島が恋しくなる。
 正月からちょうど2週間が経過した。そろそろ新年の挨拶をする事もなくなり普通に「おはよう」、「こんにちは」で済ませられる様になってきた。正月のかしこまったあいさつは苦手だ。
 12月の仕事おさめからの休日が瞬き程度の一瞬で終わり、毎回仕事初めからの1週間ほどは、落ち着かない。そして2週間をこえたこのあたりで日常に戻る感じがしている。
 
 先週のゴルフ会は雨の予報が見事に当たり大雨。がそれはプレイ後の話、いつもの反省会の飲み会では、晴れ男を自認する、やたらがたいの良いTが、自分のおかげだと得意げにしていた。がそのときの外の雨は比嘉のせい。内緒にしておいた。楽しい飲み会で終わったことだけを報告したい。今年も来年のリベンジを誓うことに・・。
 
 
 これは正月に山すそを散策している時にみつけたあざみの花。たんぽぽかと思ったが葉にとげがある。
 
 今週から講座もぼちぼち始まった
 

今週はプランニング講座だが二人とも逆日影計算の講座を受けてないとの事で急遽30分延長で逆日影講座ダイジェスト版も付加した。今回の比嘉ブログ講座でも解説される逆日影チャートはプランニングを効率的に行う必須ツール。ぜひマスターして頂きたい。今回は。大阪からの参加もありだが大阪でのセミナー要請をうけてしまった。近々予定したい。
 
 さて本日比嘉は忙しい。朝から出かけなければならない。その事は来週の比嘉ブログでお伝えする事とする、講座のネタは仕込み済みだ。
 
 
 講座を開始しよう。前回は、令132条の過去講座情報のインデックスを提示したので本格的な、今年初の講座となる。
 
 初回の今回は「土地情報から始まる企画BIM運用法その1」と題して土地情報からTP-PLANNERを使用したボリューム算出の流れをお伝えしたい。
 
 1月27日開催のセミナー

 
で使用する共通データを作成しなければならない都合もありその製作過程をお伝えしたい。
 
 尚、沖縄の皆様、このセミナーは主催各社製エキスパートシステムがいかにBIM連動し機能するかをお伝えする画期的でスリリングセミナーです。。残席も残り少なくなってきましたお早めのご申し込みをお待ちしております。上記リンクをクリックしお申し込み下さい。

 コマーシャルが入ったところで講座開始!
 
 沖縄では、日影規制は北緯が26度30分で日影倍率が東京の60%ほど、つまり影が短い、さらに日影規制時間が5/3時間のみ(4/2.5:3/2時間は無し)である事などから設計有利である。 
 
 一方、島ゆえ傾斜道路、屈曲した道路も多いその為、天空率利用では、困難を伴う事が多い。
さらに車社会ゆえ駐車場の確保が必須であることがポイントになろうかと思われる。
 これらのテーマを解決するための企画BIMの利用法を解説したい。
事例はこれ

 
最大幅員が南側10m~11.5m幅の屈曲した道路さらに傾斜も-0.75mから0mの傾斜。他東側8m道路さらに2.5m水路、北側4m道路の3方向道路。

1月19日修正。

*水路が入力されていました。下記解析は全て水路が入力されている条件で解析されています。東側規制ラインの緩和は8+2.5=10.5mより10mを超える為10.5-5=6.5mの緩和が適用されています。
 


 北側の隣地が凹んだ形状になっておりその隣地境界線からの日影規制ラインも凹みその分、日影規制が厳しくなる事が予想される。この様に北側隣地が凹んだ事案は日影規制が困難になる事が多い。
 
 まずは、日影規制によるボリューム感をつかむ為に逆日影計算で日影可能空間を算出してみる。
 
 まずは条件設定から

緯度、方位入力後、敷地情報で屈曲した道路の情報、高低差などを入力する。

 
用途地域、基準容積率、日影規制時間を入力し土地情報の入力完了。沖縄では高度斜線は無し。尚、TP-PLANNERの土地情報はbSI 検定MVD名称:建築確認モデルビュー定義2015出力で唯一検定に合格しています。
 
 ちょっとした宣伝を入れながら解析にすすみたい。まずは、どの程度の規模の建物が可能か敷地全体を見渡しながら逆日影チャートをドラッグし可能範囲を算出してみたい。
 
まずは逆日影計算
 

 
 逆日影チャートの詳細は「日影規制の話6:日影チャートと逆日影チャート」で解説されている。お忘れの方は確認していただきたい。
 
 結論から敷地内でドラッグすると発生する逆日影チャートを任意の位置に移動し設定する。その際8時の方位線と16時の方位線で囲まれた中に建物を配置する事をイメージする。
 本例では、上図で示す様に敷地の上側の凸部を避ける様に南側にどの程度の建築物が可能か確認したい。計画位置をドラッグポイントで設定したらダイアログボックスの「計算開始」で日影規制の可能空間は一瞬で算出される。
 

 
この場合、階高3mで9階を指定したが容積率から7階から8階のエリアの有無がポイントになるが十分確保できそうだ。
 
 ブロック図でさらに確認すると

 8階で建築面積1000平米を超えており十分だ。
 
この結果を日影図で精度をチェックすると

A~Eのポイントがもっとも厳しくおさまっている事がわかる。やはりC,Dの凹部の日影規制は厳しい様だ。
 
 この結果は東京に比較し北緯の違いが日影規制上有利に機能したようだ。
 
 ちなみに東京北緯36℃の結果と比較すると
 

敷地南側に沖縄では7階(紺色)程度が可能と思われるが東京で5階(赤)程度だ。
2層分建物可能範囲が異なる。
 
さて7階から8階程度の規模が可能である事が確認されたが次にその等高線をガイドにプランを作成する。
 

階数を設定し各階の等高線を表示させる。今回は7階でキープランを作成するターゲットは75㎡程度のファミリーマンション。ほぼ7階が配置可能となった。このエリアでさらに逆日影を行いさらに逆斜線計算を行う。建物幅が明確になる事によりさらに現実的な(プランニングに即した)逆日影計算が行え逆斜線計算では壁面後退位置が明確になる事よりこれも最終イメージの可能空間が算出される。
 
まずは7階のみで作成したプランを転送する。

 
転送の際には初期値の壁厚が付加され1階部まで屋根布状にブロック転送される。

 
この建物外周を「仮想建物」つまり逆日影計算、そして逆斜線計算を行う対象とする。
 

 
仮想建物に変換する事により日影規制の時間幅が漠然と敷地いっぱいとした解析に比較し明確になりより精度が向上する。
 
 まずは逆日影計算から
 

赤で表示した北側階段部と東側バルコニー部のみが日影規制上NGになると表示されている。
  さらに逆斜線計算を行う。
 

この場合、屈曲傾斜の3方向道路だが令132条も含めた法規処理された可能空間が算出される。解析は一瞬。
 
 
 
どうやら南側最大幅員側で道路斜線で8階部までNG、西側隣地斜線は8階と9階がNG。駐車場の為に確保した空地が機能しそうだ。天空率でなんとかする。
 
 建物イメージをブロック図で確認すると
 

 
 どうやら、プランイメージが固まってきた。この限界ラインを参照しながらのプランニングで容積、日影、天空率をクリアーしていく事としたい。
 
 長くなった次回の解説としたい。
 
比嘉ブログ
 
 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年01月07日

2以上の道路天空率令第132条解説早引き:比嘉ブログから

テーマ:天空率実践編

1月7日土曜日

 昨年末からの快晴は正月休みそして本日まで続いている。明日は雨、はたまた雪になるかも!

 その明日、仲間とのゴルフ会がある。皆張り切っている様子で雨雪なにするものぞの勢い・・・。困ったものだが・・・なんせ雨男ゆえこれも比嘉のせい。皆には内緒にしておこう。

 

 おっと今年初の比嘉ブログだ。まずはめでたい富士山から

 

 

あけましておめでとうございます。

2008年から始めた比嘉ブログも10年目。今年も土曜日の発信を続けていくぞ。

 

 

 

梅のつぼみも膨らみ早くも花をつけた・・春待ち状態。

 

 このところ土曜日の朝は「さわこの朝」をみる事から始まる。阿川佐和子のインタビュー番組だが、今朝は渡辺謙。ブロードウェイミュージカルの「王様と私」を再演するらしい。もはや世界的アクター。

 

 KENつながりで好きな役者、高倉健、緒形拳が亡くなり・・どうなるのやらと余計な心配をしていたがよくしたものでスケールアップした渡辺謙あり。・・・という感慨とともに・・・

 

 長嶋、王引退の後に・・イチローそして大谷翔平・・・演劇、スポーツ界ともに見事にスケールアップし継承されている事を考えたりした・・。

 

 演劇、スポーツ観戦が好きな比嘉が心配する事はない様だ。ちゃんとスーパースターは現れる。

 

 

・・・・・比嘉は、今年も天空率講座で語り続ける事としたい。

 

 さてそんな事で天空率講座の時間だが今回は

「2以上の道路天空率令第132条解説早引き:比嘉ブログ」

と題して過去2年程度さかのぼり、2以上の道路が接する場合の比嘉ブログ解説をタイトルに概要とリンクを付けてインデックス風にまとめてみた。かなりの事案がこれで解決できるのではと考えていると同時に比嘉も解説用で利用するつもりだ。

 今年は5日からの仕事始めだがやはりいきなり令132条の解釈に関する質問が多い。

その際に役立てていただきたい。

 

まずは昨年末から始まった

 

令132条区域と適用距離の関係:間違った指摘への解答法 1

 これは先週末までの回、審査機関でも間違った指摘をする事がある事とその対処法を解説してきた。法的に間違った指摘をそのまま受け入れて業務を進めた場合、後で変更になる確率が高くなる事と土地の有効活用にならない。当然、国益・・税収の損失になりかねない。近隣環境への配慮等は、別問題。・・念の為。

行き止まり道路と令132条 2

 

最大幅員が11.5mの行き止まり道路東側道路および北側の道路が敷地に接して行き止まる場合の区分法

 

 

道路幅員がせまくなったらクリアーした話。

 

 

南側最大幅員が12mの際は西側5m道路側がNGだが11.9mになるとクリアーする事の解釈。

 

 

最大幅員算定位置で天空率がNGになる事

 

北側の狭い道路がクリアーし南側最大幅員がNGになる事の意味を解説。

 

令132条詳細解説 1

 

もしも令第132条がなかったらの解説からその意義を解説。

 

敷地外で屈曲する3方向道路ー新天空率 1

 

 

3方向道路で最大幅員が敷地外で屈曲し、北側6m道路も幅員が一定でない場合の例132条区分法解説。

 

T型3方向道路と4方向道路比較 1

 

最大幅員が行き止まる場合でその左右に幅員の異なる道路がある3方向道路の区分法の解説。

 

新天空率チェック3-2 接しない最大幅員境界線

 

北側最大幅員15mが敷地境界Aに変形して接している場合の令132条の適用法と新天空率による条件設定法を解説。

 

新天空率チェック1-1 円弧状の3方向道路 1

 

 

 

用途地域が2でさらに道路が円弧状でさらに赤枠部分が凹状道路の新天空率による区分法の解説。

 

 

3方向道路132条とNGの解決法1

 

 

3方向道路で屈曲、傾斜道路の条件下NGになった天空率結果を解決する為に「最適後退距離」「逆天空率」を駆使し解決する方法を解説。天空率講座のデータ。

 

 

3方向の行き止まり道路と令第132条の区分法

 

 

最大幅員が6m道路が食い込んだ状態の行き止まり3方向道路の区分法の解説。

令第132条2の道路と3の道路で大きく異なる区域

 

 

 

2方向道路と3方向道路では道路中心10mの区域が大きく異なる分、最大幅員の区分の延長が異なり3方向道路では天空率は一般的に設計不利となり条件が悪くなる事を解説。

 

 

12m以上の道路を含む132条の区域区分法

 

 

住居系用途地域で最大幅員が12mを超える場合法第56条の3項により高さ制限の勾配が区分される。その区分と令132条区分が複合された場合の区分法を解説。

 

変形道路中心10m:沖縄シーミー

 

東側最大幅員8mからの2倍を超えた道路中心10mの区域が段差状になる場合の区分法。

始終点が異なる3方向道路

道路幅員の始終点が微妙に異なりいずれが最大幅員になるのか分かり難い場合の区分法の解決法。

 

狭い敷地に面した4方向道路1

 

変形した4方向道路の事例で東側4m道路が9mの場合との比較で区分法を解説。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

以上つらつらとあげてきたがなんしろ長年記述したのでまだこの数倍ある。検索をうまく利用して頂けたら幸いだ。

 

 さて連休だ。皆さん講座は無視で外にでましょう。比嘉も行動開始!

 

今年もヨロシク

比嘉ブログ

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2016年12月31日

令132条区域と適用距離の関係:間違った指摘への解答法 4

テーマ:天空率

12月31日大晦日の土曜日。

激動の2016も残り8時間程でおしまい。

 

 本日の東京は快晴で小春日和。水仙の花があったかそうにしているのでパチリだが、水仙は寒さに強いらしい。

 

 これはラッパのレッスン場からの富士山。都心からでも富士山は、くっきりみえる。ここ数年大気が乾燥しているらしく富士山がよくみえるらしい。

 中野サンプラザ越しの富士山。

 

 中野サンプラザも解体され2025年には一万人規模のアリーナを含む複合施設に変わるらしい。思えば比嘉が東京にでてくる2年程まえにできたコンサートの殿堂も解体。カウントベイシー、マイルス、MJQ等々とJAZZ黄金時代の音を聞けてよかった。そういえば同じ年の鈴木雅之(マーチン)のコンサートもここで聞いたな。昨晩レコード大賞を見ていたら久々に見かけた。相変わらずうまい!。うまいはずだレコード大賞最優秀歌唱賞だ。我が沖縄のリンケンバンドが東京上陸した際もここだった様なおぼえが・・・いや渋谷公会堂だったかな・・?定かでないが・・・。リンケンバンド初登場は池袋の西武デパートの屋上だった。応援しなきゃと駆け付けたがその後、爆発的にヒットしコンサートホールに登場する様になった。サンプラザの解体はちょっとさみしい。

 

 

 

 新宿の高層建物街もくっきり。本日おさめの練習はラッパ仲間の忘年会で女史デュオにラッパ合戦を挑み見事に返り討ちにあい惨敗、次回の雪辱の為の特訓。明日も練習だ。

 

 こまった事に新春ゴルフ大会も控えている。仲間との会で今年は4年目かな。年に一度のこれは、反省会のバカ話と飲み会が楽しみで参加している・・寒さの中のゴルフは早く卒業させてほしい。今年は練習の時間もとれそうもない・・。本日一度の練習もなくクラブを送ってしまう事にきめた。これも毎回の事だが惨敗濃厚。

 

 

 そんな事で慌ただしい年末だが天空率講座は休むわけにはいかない。

今年最終回時間のある方お付き合いください。今年最後の講座開始!

 

前回は、令132条2項、道路中心10mの区域における区域区分の考え方を解説した。

 

結論としてJCBAの天空率分科会の報告書

http://www.jcba-net.jp/news/20090507shigaichi-houkokusyo.pdf

 

にも解説される様に「狭い道路側から2Cのような区域区分は行わない。」。

 

今回は応用編として接道条件が異なる場合で引き続き解説を継続したい。前回からの宿題はこの事例。

 

 前回との違いは4.5mと5mの接道位置が逆の場合で狭い幅員Cが広い道路との中間の位置にある場合で検証したい。

 

まずは、前回とさほど変わらない1項、最大幅員の区域はこの3区域。

 

令第132条1項は

 

第一三二条 建築物の前面道路が二以上ある場合においては、幅員の最大な前面道路の境界線からの水平距離がその前面道路の幅員の二倍以内で、かつ、三十五メートル以内の区域及びその他の前面道路の中心線からの水平距離が十メートルをこえる区域については、すべての前面道路が幅員の最大な前面道路と同じ幅員を有するものとみなす。

 

 前回との違いは東側が4.5mで狭くなった分敷地内の道路中心10mの区域が広くなりその分最大幅員の区域は狭くなる。南側は5mで道路中心10mの区域が狭くなった分最大幅員の区域が広くなった。

 その結果、左端6m道路に面した区域では、後退距離を考慮した適用距離25mまで延長された。

 ちなみに前々回の南側が4mの場合は、その道路中心10mで区分され6m道路側からは、2mの後退距離の位置から24.5mまでで適用距離まで延長されなかった。

 

 

 

 さて今回もメインの解説は令132条2項、道路中心10mの区域。

最大幅員の境界線から2倍(6m×2)=12mを超えた各道路中心10mの区域を区分する。

 

 まずは道路中心10m内の最大幅員5m側に面した区域は

 

2 前項の区域外の区域のうち、二以上の前面道路の境界線からの水平距離が (*)以内で、かつ、三十五メートル以内の区域については、これらの前面道路のみを前面道路とし、これらの前面道路のうち、幅員の小さい前面道路は、幅員の大きい前面道路と同じ幅員を有するものとみなす。

 

奥行きがその前面道路の幅員の二倍で5m×2=10mまで延長される。どうやらこの区域はそもそも高さ制限内に計画建築物がおさまっており問題なくクリアーしている。

 

 次に東側4.5m道路に面した区域は

狭い道路4.5m側の奥行きは その前面道路の幅員の二倍 で4.5m×2=9mまでで区分され間口はそれぞれその前面道路の幅員の二倍で5m×2=10mつまり4.5m側はより広い5m道路側から2倍まではその通風採光の影響をうけ緩和されると考え5m道路幅員が適用される。

 

 この区域は計画建築物が高さ制限をこえている。

 

 

ただし5m道路側に面した後退距離の部分の空地が4.5mで高さ制限超えた部分と比較し十分広いため天空率は問題なくクリアーする。

 

 さてその際、再度区分表示を確認して頂きたいがそれぞれその前面道路の幅員の二倍で5m×2=10mを超えた部分で広い道路の2倍6m×2=12m超えた、狭い区域が存在する。

 

この区域が令132条3項区域

3 前二項の区域外の区域については、その接する前面道路のみを前面道路とする。

 

この区域は令132条により計画建築物の中間部を適合建築物でえぐる様に区分されている。高さ制限は十分越えており、その超えた分で通風採光が悪くなる事を補う空地が存在しない事よりNGとなる。

 

 さてそこで!なんでもかんでも適用距離まで延長するという間違った指摘どおりに2項を解釈し5m道路側に面した区域の区分を適用距離まで延長すると

 

あるいは4.5m側に面するから

 

 

斜線で示した3項の区域が消滅しNGが解消するという極めて危険側の結果となる。

 

 この様に法文を無視し従来の間違った斜線規制を天空率に適用してはいけない。安全側であるか否かの前に法文に適合するか否かが問われる。設計者側も納得するまで指摘に関して確認する事が必要だ。

 

 天空率以前の斜線規制(高さ制限)は高さ方向のみの規制のみで通風採光を考慮しており適用距離まで延長する事は安全側に機能する事がほとんどであった。その為令132条の解釈が的確になされてなくても問題になる事はなかった。 

 

 ところが天空率の場合は、高さ制限を超えた計画建築物の部分と敷地内空地の部分の面積比較だ。(魚眼レンズに投影した面積比較だが)面で表現する令132条による区分を正しく理解する事なく正しい天空率のチェックはできない事になる。

 

 

 今年最後の比嘉ブログ講座は、「令132条区域と適用距離の関係:間違った指摘への解答法」と題して4回シリーズでお伝えしてきたが、平成15年の施行以来何度もこの事を指摘してきた。来年は、天空率利用による土地の有効活用などと題した前向きな講座回数が増える事を願いたい。共に頑張りましょう。

 

 さあ正月だ。良いお年をお迎えください.! hi

 

 

比嘉ブログ

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2016年12月24日

令132条区域と適用距離の関係:間違った指摘への解答法 3

テーマ:天空率

12月24日

クリスマスイブの東京は気温が平年並みに戻る予報だったが陽が燦々とさし本日もやや暖か。

 

 数年前に百円ショップで買ったらしいハイビスカスが突然赤い花をつけた。

あわてて今朝パチリとしたが・・気づきが遅い!とばかりに下を向かれてしまった。

大変失礼しました。

 

 

 今週はずっと、あったかで絶好の・・・・忘年会日和。

いつの間にやら紅葉も終わりの時を迎え

そして冬至を越え・・・また日が長くなる。・・なんだかベニシアさん風に始まってしまった。

 

 今週月曜日はいわゆるBIM仲間(ソフト会社5社)の忘年会。

今回はわが社のある高田馬場にお集まりいただいた。

 一次会から流れて琉球料理の次郎亭。みんなのお顔ももみじ色。

このメンバーで1月には沖縄でBIMセミナーを開く事になった。ついでに早めの通知。

沖縄TP-PLANNERユーザーの皆様全員集合ですヨ。連絡します。

 

 

 そして連休前の木曜日は30年来の構造設計の仲間との忘年会。皆元気でなによりだ。連休前ゆえちょっと飲みがすぎたかナ。腹痛からは完全回復を確認。

 

 連休の最中、年賀状書きなどお忙しいところで恐縮ですが本日も天空率講座有り。

講座開始!

 

 令132条区分と適用距離の関連のレポートも3週目となった。前回は最大幅員以外が2で前面道路幅員が同じ幅の3方向道路の2項の区域の区分法を解説した。

 

 

 最大幅員以外の前面道路に面した部分の高さ制限は、道路中心10m内においてそれぞれの道路幅員は4.5m(上図例)が適用される。奥行きはその2倍9mまでとなる。令132条区分を超えた適用距離の位置まで延長されることはない事も解説した。

 

 前回は最大幅員以外が4mの場合、あるいは4.5mの場合で同じ幅員の場合で解説してきたが今回は、幅員が異なる場合の区分法を解説したい。

 

 この区域の区分法に関してJCBAでは

http://www.jcba-net.jp/news/20090507shigaichi-houkokusyo.pdf

で注意を喚起している。

 

 「狭い道路側から2Cのような区域区分は行わない。」

との解説が提示されている。2009年の当時は緩和の考えを取り違えて狭い前面道路側からまわり込みを行う間違った設計者が多かったのだろう・・・と呑気な事を言っている場合ではない。あろう事か今だ2Cで区分した残り部、(D,B)の狭い赤部を単独の区域として解析する間違いがある。審査機関まで頓珍漢な指摘をされる様で・・こまったものだ。

 

 今回はこの事を解説してみたい。

 

 ちなみに20090507shigaichi-houkokusyo.pdfで検索をかけたらかつて比嘉が検証したページが多くリストアップされた。時間があったらそれも読みかえしてみると参考になるのではと思う。

 

今回は以下の3方向道路2例で検証してみたい。

 

 

これは解説書でよく例示されるケースで東側道路幅員が南側より広い場合、

 

 

そして南側道路幅員が5mで東側より広い場合

 

 

最大幅員以外の前面道路が異なる場合に接道位置で令132条の区分の変化を確認したい。

 

まずは東側5m道路の場合。

 

最大幅員の区域は3で前回とほぼ同様で重ねると

 

 最大幅員6m側の段差状の奥行き側は南側4.5m道路中心10mまでと最大幅員の境界線から2倍12mで区分される。この左端の区域が最大幅員が適用される最大面積の区域。

 

 他2区域は、奥行きが、後退距離を考慮した適用距離で区分されている。その2区域で後退距離それぞれ5m側から2.5m、4.5m側4.5mの後退距離内であれば任意に設定する事が可能だ。仮に後退距離を0mとするとさらに奥まで延長された区域となる。

 

 

さてここからが本日の本題、令132条2項道路中心10mの区域の区分法だ。

 

最大幅員の境界線から2倍を超えたその他の前面道路中心10mの区域(赤枠)。それぞれその5m、4.5m道路に面した部分の高さ制限を適用する道路幅員を決定する。

 

2項に照らして具体的に区分してみよう。

 

2 前項の区域外の区域のうち、二以上の前面道路の境界線からの水平距離がそれぞれその前面道路の幅員の二倍(*)以内で、かつ、三十五メートル以内の区域については、これらの前面道路のみを前面道路とし、これらの前面道路のうち、幅員の小さい前面道路は、幅員の大きい前面道路と同じ幅員を有するものとみなす。

 

前項の区域外の区域

前項の区域が最大幅員6mが適用された区域。区域外は最大幅員の区域以外、つまり赤枠で示した道路中心から10mまでの区域。その部分における5mもしくは4.5mの幅員が適用される区域を区分するのがこの項の目的・・「・・幅員を有するものとみなす」

 

二以上の前面道路

この例では5mと4.5mの2の道路。そのいずれかの幅員が適用される。


前面道路の境界線からの水平距離がそれぞれ

それぞれは5mと4.5mをさし

 

その前面道路の幅員の二倍の区域は

5mの2倍10m、4.5mの2倍は9m

 

「前項の区域外の区域」で最大幅員5m道路側に面した区域は

 

赤線が5m道路の境界線。

奥行き方向10m(5m×2)で上図の様に区分される。

 

 

これらの前面道路のみを前面道路とし

この場合その区分された区域の道路幅員は5mを前面道路とする。

 

「これらの前面道路のうち、幅員の小さい前面道路は」

 5m道路は幅員の小さい前面道路ではない為、5m幅員で確定する。その2倍は奥行きだけ2倍10mで区分される。(1項の最大幅員の段差状の奥行きも同儀)

 

 前回解説した道路中心10mに面した道路幅員が同一の場合も同様にその面する間口方向は、区分されず奥行きだけ2倍で区分した。それと同様だ。

 

 そこで冒頭JCBAの「狭い道路側から2Cのような区域区分は行わない。」

広い道路5m側に狭い道路4.5mが2C分回りこんでも通風、採光の緩和にならない。したがって2Cを適用する意味が無く必要無し。第1項でも最大幅員側にせまい道路境界線から2倍で区分されない事と同様だ。

 

 

 令132条区分の目的は法56条6項で明確に緩和と記述されている。

(建築物の各部分の高さ)
第五六条 建築物の各部分の高さは、次に掲げるもの以下としなければならない。

  建築物の敷地が二以上の道路に接し、又は公園、広場、川若しくは海その他これらに類するものに接する場合、建築物の敷地とこれに接する道路若しくは隣地との高低の差が著しい場合その他特別の事情がある場合における前各項の規定の適用緩和に関する措置は、政令で定める。

 

*令132条とはよくできたもので合理的に記述されている。仮に緩和の事を無視し上図の区分を狭い4.5m側から2倍9mの位置とその延長方向で区分したとしてもいずれも5m幅員が適用される。

これらの前面道路のみを前面道路・・・5mで確定

これらの前面道路のうち、幅員の小さい前面道路は・・・幅員は5mで大きい為、5mで確定。

 令132条は道路幅員が同一で同一勾配の部分は区分しない。結果「狭い道路側から2Cのような区域区分は行わない。」となる。

 

 

 次は4.5m道路に面した部分だ。

上図で示した幅10mが間口でその前面道路の幅員の二倍の区域は、

 

 奥行きを意味し4.5mの2倍9mまでで区分される。つまり「それぞれその前面道路の2倍」とは、狭い道路に面した区域の広い道路から2倍、さらに狭い道路の2倍までの奥行き方向を意図する。


 

、幅員の小さい前面道路は、幅員の大きい前面道路と同じ幅員を有するものとみなす。

 

 4.5m幅員は5mより小さい。結果、広い幅員5mが適用される。

 

 この様に「それぞれその前面道路の幅員の二倍の区域はは、幅員差がある場合、狭い側の奥行きの区分に適用される。

 

 また先週例示した幅員差のない道路に接道する場合も奥行き方向の区分にそれぞれその前面道路の2倍まで延長され区分される。

 

以上が令132条2項の区域。

 

そして3項

3 前二項の区域外の区域については、その接する前面道路のみを前面道路とする。

 

残り5m道路の境界線から2倍10mを超えた区域は「 その接する前面道路のみを前面道路とする。  」より4.5mの道路幅員が適用される区域。

 

以上で区分完了となる。

敷地形状は、狭い敷地、広い敷地、変形した敷地など様々だ。接する前面道路も幅員幅が一定出ない場合、高低差がある場合などバラエティーに富む。複数道路が接道する場合は令132条で区分しなければならない。法文を正しく理解する事が重要だ。

 

 さて次は最小幅員が挟まる以下の例の解説

・・・おっと年賀状の締め切りが近い・・・次回にしよう。

忘年会も続くと思いますがご自愛下さい。 hi

 

 

比嘉ブログ

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。