2009-12-19 17:58:59

ジャズは年を取るほどに上達できるのがいい

テーマ:ジャズ論
僕は今37歳だけど、ジャズの世界ではまだまだ若造だ。100年近くかけてジャズを作ってきたたくさんの偉大なアーティスト達がいて、彼らの音を受け継いだ才能のあるプレイヤー達がたくさんいて、そういった先輩達のレベルに達することに憧れ、そこを目指している若造だ。でも37歳でそんな若造でいられることはとても楽しい。

これがポップスの世界だったらもっと厳しい気がする。ポップスはスポーツ選手みたいなもので、若いうちに目一杯頑張ることが大事で、後は若い頃の知名度を財産にして食っていかないといけない。言いすぎ?

ジャズなら時間をかけて成長して、上のほうまで登っていける。良く「雲の上の存在」と言うけれど、ゆっくりでも成長し続けていけば一流のミュージシャン達が雲の上で待ってくれているはずだと信じている。彼らは20代のうちに登りきってしまった道を、40代になって追いついてもいいんじゃないか。

スコット・ラファロは僕の好きなベーシストの一人だけど、彼は25歳の若さで交通事故で他界している。彼が25歳よりも若くして成し遂げたことを僕は今なお追いかけているわけだけど、そこはあまり比較しないようにしている。環境の違いもあるし、与えられたタイミングが違うのだと思う。そこを比較するよりも「昨日の自分よりも良い自分」を一日一日作っていくことが大事だと思う。

そうして積み上げていった結果、いつか雲の中に入っていって、スコット・ラファロの音を対等な立場で聞けるようになったら本当に素晴らしいことだと思う。そこを目指して、一日一日頑張ろうと思う。

コメント

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1 ■素晴らしいです。

初めまして。息子もBASSを弾いていますのでとても楽しみにブログを読ませていただいています。
最後の最後まで成長し続けることができる音楽人生であれたらどんなに幸せでしょう。。
いつか演奏を聴かせていただきたいものです。
楽しみにいたしております。

2 ■Re:素晴らしいです。

>voicemamaさん
ありがとうございます。本当にその通りで、死ぬまで成長し続けていたいものです。ちょっと大げさですが人間いつ死んでしまうか分からないので、一日一日を良くするサイクルに入っていること、そこに幸せを感じることが大事なんだと思ってます。運良く長生きできれば遠くまで高くまでいけてラッキー、そうでなければまあちょっと残念だけどいいサイクルは作れてたよねっていう感じ。

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