2008-09-23 12:51:31

ルーブル美術館その2:八木登美子

テーマ:ブログ

ルーブルとオルセーの両方に行ったが、ルーブルはナポレオンの時代あたりまでの担当なので、宗教画が多い。

宗教画はおもしろい。沢山の決まり・コードがある。山羊と遊んでいる子供は必ず子供時代の御子キリストであるとか、一緒に同年代の子供がいると必ずヨハネ。紫をつけているのはキリスト、赤と青はマリア・・・云々(個々のことは信用しないように)

お約束がおおい。

お約束は良い。ロープに振ったら跳ね返ってくるがごとくこの世はコードによって秩序が保たれる。

お約束は知っていてこそ楽しめる規則であると同時に、知らない人を閉め出すための道具でもある。

既に解かれていたなぞは、既に解かれているなぞを訳知り顔でしゃべることがなぞ解きと見なされるという回答を再び得た

謎を既に解かれた形でしか解けない者は美術館のガイドになり、おもしろい形で解いた者が芸術家になる。

見物者と観戦者はいつでも見物者と観戦者だ

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2008-09-23 12:40:18

ルーブル美術館その1:ラトゥールの骸骨

テーマ:ブログ

8月にパリに行った。8月下旬のパリは現地の人にはあつかったらしいが、日本から行った儂には素晴らしい初秋だった。

ヨーロッパに住んでいたにもかかわらず、パリがはじめてだった儂はルーブル美術館にガイド付きツアーで行った。おっさんおばさんじいさんしんこんをつれた20人ほどの一行はくたびれたブレザーをまといと靴を履いたパリの観光旅行らしくない風体のおっさんに率いられて美術館の山場だけをつまんで歩いた。

おっさんはぼそぼそと絵画の前で解説する。山羊と御子のはなしとか、3角法の話とか、イラク戦争女性兵士誘拐陰謀説とか、息子と選挙前にキャッチボールする小泉とか・・・儂は『そうか、八木登美子って名前の人がいたらクリスチャンかどうか聞かないといけないな』とか思いながらついて歩いた。

ラトゥールのコーナで、ラトゥールの絵に全て頭蓋骨がモチーフされていた。儂はおっさんを捕まえて聞いた。

『何で頭蓋骨が書いてあるの?』

『頭蓋骨は、死の象徴です。死んだらみな骨になる。人生はむなしいということを顕しています』

既に解かれていたなぞは再び解けた・・・美術館に知的興味を期待できるかどうかは行く人次第。しかし、その道は険しい。

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