2週間後に迫ったACCA試験のため、目下、受験勉強の最中であるが、シンガポールのACCA事情についてアップデートしようと思う。


シンガポールではKaplan と SAA Global Education (Singapore Accountancy Academy)の2校が大手予備校としてACCAのコースを提供している。その中に突如参入してきたのが London School of Business and Finance (LSBF)という学校である。


http://www.lsbf.org.uk/singapore/home.html


LSBFはロンドンにある大学の一つで、イギリス国内でMBA、ACCAやCIMAなどの会計資格関連の大学院コース、オンラインでの通信講座など様々な授業形態をとることで有名。従来、イギリスを拠点にビジネスを展開していたが、今年になってLSBFがシンガポールの教育市場に参入した。


LSBFの担当者と話をしてみて色々な情報が得られたのだが、LSBFが他の学校と異なるのは以下の3点だ。

① 通学コース(フルタイム・パートタイム)に登録すると、ウェブ上のオンライン通信講座へのアクセスが可能。

② 試験に不合格の場合、来学期の授業を無料で受けられる(一定の条件を満たす必要あり)。

③ International variantの試験を受ける生徒へのサポートがある。


③の特典は私のような外国人受講生にとっては非常に魅力がある。KaplanやSAA Globalで受講する場合、シンガポール国別試験の試験対策しかプログラムがないため、何らかのサポートは非常に心強い。また、授業に出席できなかった場合や過去習った科目の復習をする場合、①の特色にある、オンラインの教材は繰り返しレクチャーを見ることができるので効果的な学習が可能である。



問題はLSBFにとって今年が学校を本格的に開校する1年目にあたるため、どのようなクオリティーのものか全くわからない点だ。今後の動向はまた追って報告しようと思う。