Norikostyle
宝塚ワインサロン
JSAワイン検定講師 紀子です。
ワインのお教室をしながら
ワインタイプ別おつまみ料理をご提案しています。
レシピブログ・サントリー
日本ワインファンバサダーとして
日本ワインに合う和食をご提案中です
ワインの学びとともに
日本ワインの素晴らしさと和食を愉しみましょう
そして、私の「美味しい」以外の表現も楽しんでいただけたらと思います＾＾
事前予習に、
日本ワインのお話はこちらをチェック
＝
前回のロゼワインは自由制作でしたが
今回の甲州ワインに合わせるテーマはこちら♪
「週末の夕涼みに日本ワインと和食を楽しもう！」
ワインはこちらを合わせています。
サントリージャパンプレミアム
参照：http://www.suntory.co.jp/wine/nihon/wine-cellar/list_jp_hinshu.html#dhko
シュール・リーとは？
Sur Lieは、「滓の上」という言葉です。
アルコール発酵により使用された酵母は滓となりますが
通常のワインは滓引きされます。
しかし甲州やフランス・ロワールのミュスカデのように、
個性の穏やかなものにはそのまま滓の上で寝かせて
「滓」つまり旨味成分とともに
品種の個性に化粧を施す感覚です。
（ちょっと、白いパンのような香りもするんですよ＾＾）
サントリー甲州に合わせて、レシピはこちらです。
茄子の柚子こしょう煮浸し
【4人分】
茄子 3本
オリーブオイル 大さじ1
Ａ だし汁 300ml
A 塩 小さじ1
A 柚子こしょう 小さじ1/2
Ａ 本みりん 大さじ2
大根おろし 適量
【作り方】
① 茄子はヘタを切り、縦半分に切る。
さらに斜め横半分に切り、味が染み込みやすいように斜めに切り込みを入れる。
5分ほど水につけておく。
② 鍋（または深めのフライパン）にオリーブオイルを入れ、茄子を2～3分炒める。
オイルが回って、皮の色にツヤがでる。
③ ②にＡを入れ、煮立たせ、落とし蓋をして弱火で20分ほど煮る。
④ そのまま粗熱を取り、冷蔵庫でしっかり冷やす。お好みで大根おろしを添えてできあがり。
＝甲州に合わせたポイント＝
◎ 醤油は敢えて使用しませんでした
茄子の煮浸しというと、「醤油」や「めんつゆ」を使うと思うのですが
「醤油」は私には赤ワインに合いやすいので
私は今回醤油から塩へ変更。
醤油バージョンを一度作りましたが、
やはりこちらのレシピで落ち着きました＾＾
私は今まで甲州をよく「はんなり」と表現してきました。
まさに日本固有の甲州は、
淑やかな日本の女性イメージです。
これが樽香があると
着物を幾重にも召したイメージになったりするのですが
こちらのサントリージャパンプレミアムの甲州は
大人びた少女のイメージ。
もっと過去を遡ってみましょう。
＝テイスティングコメント＝
学校の休み時間に窓際で読書をしているような
可憐な女性。
長く細い髪が、風に絡むことなく
しなやかに伸びている。
クラスに１人はいる、媚びずに、荒げることの無い品のある女の子。
ただ必ず、惹かれる存在感がある。
誰をも平等に受け入れ、寄り添う。
色合いはサラリとした青みのある水様。
香りは、グラスに近づかないと取れないほどに恥ずかしがり屋のようだ。
ニュートラルで穏やか。
香りは苦味を思い出すようなグレープフルーツ、
そして日本ワイン独特の「柚子」「すだち」の優しい香り。
味わいは食事に寄り添う懐の広さ。
穏やかだが、芯のある酸とミネラルな香りが全体を引き締める。
冬には水炊きとともにいただきたい。
残念ながら私は恥ずかしくもなんともないのですが、
（少しは恥ずかしくなった方がいい？）
・・・ブログ読者の皆さまは、
私のテイスティングコメント慣れてきましたか？？
何年も書いてるから皆さまは慣れっこかしら（笑）
どんな香りや味わいがするか、
自分でも「美味しい」以外で表現したくなりましたか？
今宵のワインにいかがでしょう＾＾
＝8月ワインレッスン＝
8月9日（火）
ピノ・ノワールを愉しむ
8月18日（木）
ワイン用語・料理・チーズの相性レッスン
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