今回は仮面ライダーとは違う内容も混じっていますが、面白そうな内容の質問も

あったので書いてみました。


それでは質問コーナー開始!


「ビキニアーマーは有効だと思いますか!」

これは面白い質問ですね!

ビキニアーマーと言えば、アニメやゲームではお馴染み。

女性キャラのセクシー装備として根強い人気ですね。

しかし、絵的には美しいものの、実際にはどうなんだよ?と思いますよね。

僕は残念ながら効果が薄いと思っています。

なぜなら露出部分が多すぎる。

敏捷性という意味では動きやすいかもしれませんが、いかんせん。腕や足は完全に露出していて

お腹まわりも無防備ですし、ナイフで攻撃されても致命傷を受けてしまいます。

なので、ビキニアーマーは現実的ではないと考えています。


「よく女性キャラが異常に強い作品がありますが、どう思いますか?」

仮面ライダーでも、龍騎に出てきためぐみや、キバに出てきた麻生親子(これもめぐみだな)

音撃戦士の朱鬼、鴻上ファウンデーションの里中など強力な戦闘能力を持つ女性キャラは多数

存在します。

実際に格闘技や武器戦闘の強い女性がいたとして、男性と戦闘しても優位に立てるのか?

という質問です。

確かに空手の有段者の女性でも、格闘技経験のない男性の方が強い場合はあります。

それは常々当ブログでお話している肉体強度の違いが関係するわけですが、本当に強い

女性と戦闘をした経験のある人ならばわかると思います。

僕の結論は「女性といえども一定のレベルを超えた人は男性より怖い」です。

全ての女性がそういうわけではないのですが、女性というのは男性よりも容赦がない場合が

多かったです。

スパーリングのような模擬戦でも、徹底的に追い詰めて来るし、武器戦闘でもこちらの嫌な

部分を容赦なく攻撃してきますし、なんというか、仕留めるという感情が強いのですかね?

同じレベルの技術力を持っていれば体力勝負に持っていけると思う人も多いと思いますが

レスリングや柔道などを組み技を主体としている女性は体力も尋常じゃなくありますし

一定レベルを超えた人は、それなりに肉体もできあがっていて、並みの男性では太刀打ちすら

できない人もおられます。

いつだったか、テレビの企画で、石垣佑磨さんという俳優さんが吉田沙保里さんという

レスリングの金メダリストとスパーリングしていましたが、タックルを受けた瞬間に呼吸が

止まったと言っておられました。

レスラーというのは他の格闘技と比べても体力がひじょうに高く、吉田選手ほどのレベルの

人間であればタックルだけで並みの男性なら行動不能になってしまうようです。

ちなみに石垣氏はボクシンやテコンドーなどを経験しており、ひじょうにタフな俳優さんですが

「ボディブローを受けたみたいに呼吸ができなくなった」というような発言をされており、吉田選手の

タックルの恐ろしさが伝わってきましたね。

余談ですが、僕は高校の頃、格上の女子選手につばぜり合いで壁まで吹っ飛ばされたことが

あります。僕はそのころ体重が50kgもありませんでしたが、僕よりもさらに10cmほど背の低い

小さな女子選手でも、技術力と体力があれば僕程度の体格の男性を数mも吹っ飛ばすことが

できるということですね。


「気持ちで上回ってる方が強いということをよく聞きますが、本当ですか?

  よくディケイドとクウガの戦闘で言われていますが、それほど重要なことですか?」

これは以前に記事にしたことがありましたね。

戦闘において、相手よりも気持ちで上回るというのは大事です。

特に普段からケンカっ早い性格でもない人間ならなおさらです。

ユウスケと士の話を例にだしておられますが、MOVIE対戦のことでしょうね。

あの時、士は「殺してでも仮面ライダーを全滅させることで世界を救う」という信念を持ってました。

対して、ユウスケは口では「お前を止める」と言っているものの、「お前だけを行かせはしない」と

士に対して捨てきれない感情を覗かせていました。

このように戦っている相手に優しさを見せてしまうというのは、それだけ相手に付け入る隙を

与えてしまうことになるため、極端に言えば本気で戦えていないと言えるでしょう。

相手は自分を本気で殺しにかかっているのに、こちらは相手を気遣っていれば、そりゃ勝てる

相手にも勝てなくなるというものでしょう。


気持ちで相手を上回っている時というのは、普段は成功しない技でさえ軽々と決めることも

できるほどメンタルはテクニカルにも影響を及ぼします。

逆に相手に対して気後れしたり、不安を抱えたままの状態では、普段簡単にできることも

できなくなります。

やはり戦闘において・・・いや、戦闘だけではなく、精神状態というのはいろんなところに作用しますね。


「カウンターパンチの威力はなぜ4倍なの?」

だいぶ前に書いた記事の話ですが、ダグバが受けたパンチの衝撃はどれくらいか?

に対する質問ですね。

カウンターのパンチを受けるとダメージが倍増する!というのは今や誰でも知っている話ですが

なぜ倍増なのか?という部分を科学的に調べてほしいという検証依頼があったので、不得意ながら

計算したものです。


ではサラっとおさらいしましょう。

まずダグバが受けたパンチの状況は、クウガに投げ飛ばされたダグバが立ち上がりざま

クウガに突進しつつストレートパンチを放ちます。

クウガはこれを、前進しながらやや屈伸しもってボディストレートで迎え撃ちました。


この一連の動きでわかるのは

・ダグバは突進しながら近寄ってきた。

・カウンターは相内ではなくクウガのパンチだけが直撃していた。


ということになります。

このことから

・通常のクウガのパンチは速度が1。パンチが及ぼすエネルギーは1。

・ダグバが突進してきたので、双方の勢いにより直撃したパンチの速度は2になる。

・速度が2倍になるとエネルギーは2乗の4。

・ダグバのパンチはあたっていないのでエンルギーの全てがダグバに及ぼされるため

 ダグバが受ける衝突のエネルギーは4倍。


このようになります。

ちなみに、戦闘が開始された直後にも二人はカウンターパンチを受けていますが、この時は

相内で二人共パンチをうけているため、エネルギーは2倍になります。

そしてダグバが受けた後ろ蹴りは、ダグバが一方的に受けたため4倍。

クウガが受けた無防備状態のエネルギーは1倍。

と、このようになります。

つまり、パンチを受けた時、どのような状態だったかによってエネルギーが違うということですね。


サラっと流しましたが、ダグバが腹部に受けたキックが4倍のエネルギーっていうのは

けっこう怖いですよね。


「なんで変身した途端に強くなるの?」

仮面ライダーは変身した途端に怪人を一方的に倒せるほど強くなります。

でも変身する前って普通の人ですよね?

なぜ変身しただけで強くなるの?

ごもっともな疑問ですよね。

昭和の仮面ライダーは変身する前から武道の達人だったり、何らかのスポーツで一流の

人間だったりしたため、基礎体力が強くなるだけで桁違いの強さになるのはわかります。

しかし、いくら一流のスポーツ選手だからって、ケンカが強いとは限りませんよね。

1つずつ考えていきましょう。


「体力が格段に上がる」

変身することによって肉体は装甲に覆われ、力は何十倍にも強くなります。

こうなると普段なら一発殴られただけでも痛くて倒れ込んでしまう人間が、殴られても平気で

殴り返せるようになります。

そして殴り返す腕力は何十倍にもなっているので、格闘技や武道をやっていなくとも体力が

向上するだけでものすごく強くなってしまうわけですね。


「感覚が鋭くなる」

解剖図なんかで詳しく解説されている場合もあるのですが、仮面ライダーへと変身することで

動体視力や反射神経、聴力や嗅覚と言った感覚器官が何十倍にも鋭くなるとなっています。

今までほとんど見えなかったパンチが、スローモーションのように見えるようになり、さらに

身体を動かそうとする神経の伝達速度も上がれば、相手の攻撃は軽々とよけられるように

なったりします。

変身前が一流のスポーツ選手ならば、そういう動きがさらに強化されて敵の攻撃をなんなく

よけられる、受けられるようになるのでしょう。


「精神的にも強くなる」

相手の攻撃を受けても痛くない、致命傷を負わない、相手の攻撃がよく見える。

こういう状況になると心がとても落ち着いて、相手の動きがさらによく見えるようになります。

そうなると全体的な動きも軽やかになり、いつもの何倍も上手に動けるようになります。


「変身することで外的な操作をうけて別人のような動きを再現できるようになる」

これは一部の仮面ライダーに限った話でしょう。

変身すると仮面ライダーの装甲に加えて、別の要因で戦闘技術が向上する者もいます。

わかりやすい例は電王。

イマジンが憑依することによって、強化服をまとった良太郎を、戦闘に長けたイマジンが

コントロールするという状況になります。

他にキバもフエッスルで召喚した仲間の影響を強くうけているのがわかりますし、龍騎も

ドラグレッダーと契約した途端に別人のような動きになりましたね。


このように昭和ライダーやクウガ、響鬼などのように肉体そのものが強くなっても、技術力は

変身前となんら変わらないというタイプと、電王をはじめ強化スーツを装着することで明らかに

変身前より格闘が上手になるタイプの2つがあります。

仮面ライダーは変身前から強い人物が大半ですが、中には戦闘と無縁だった人物が突然

怪人と戦わなければいけなくなる中で不自然に強くなることもあるので、そういう補助的な

設定もあるのかもしれませんね。


「龍騎は現実世界でも戦えるの?」

変身できますし、現実世界でも戦うことはできるようです。

ただし設定に「ミラーワールドにおいて最大の強さを発揮する」というような記述があるので

現実世界では性能をフルに発揮することはできないのかもしれません。


「仮面ライダーの回復力についてよく見かけるけど、映像上の都合じゃないの?」

よく再生能力の解説をすることがあります。

公式設定で「傷は回復する」というのがあるキャラと、ないキャラがいます。

公式に設定がないキャラに関しては映像上で傷が治る部分も都合として考えています。

公式に設定があるキャラの場合は再生するものとして扱います。


「再生力の強弱はどこで判別してるの?」

これは演出によって様々な場合があるため難しいです。

例えば、大怪我をする仮面ライダーとして有名なクウガですが、槍が肩を貫通して大流血し

あきらかに大ダメージを受けている状態でも変身を解いたら「お~痛かった~」程度の

ケガになっている。そして劇中でも医者に「回復力が異常」と言われ、設定にも「すぐに回復する」

と書かれている。このように再生力の強さを物語る要素が多い場合は再生力が強い。


設定にも再生に触れられておらず、装甲は傷ついてないけど変身を解いたらボロボロの姿に

なっていたり、変身中のケガがそのまま長時間持続されていたりする場合は再生力が弱い。

もしくは再生力がない。

回復する設定はあるものの、変身中のダメージが抜けていなかったり、長時間戦闘に影響を

及ぼすような場合も回復力は弱い。

このように判断していますね。


「平成ライダーの中で、変身中に最も大きなダメージを受けたライダーと、その攻撃は?」

ダメージはたぶんディケイドでしょう。

キバーラの攻撃をわざと受けることで文字通り死ぬほどのダメージを受けました。

この時の攻撃はキバーラのソードによる突きです。

龍騎シリーズにも文字通り死ぬほどのダメージを受けたライダーはいます。

その時はファイナルベントを受けたのが多いですかね。


「仮面ライダーが武器を使った攻撃力はどれくらいだと思いますか?」

難しいですね。

設定されているキャラもいますが、ほとんどのキャラは武器攻撃の威力が明確になっていません。

武器を使った攻撃の伸び率が最大なのは龍騎で、パンチ力の10倍にもなっています。

逆に控えめな攻撃力では、アギトの武器による必殺技はパンチ力の3倍ほどとなっております。


「ディケイドの受けたベルト破壊とクウガの受けたベルト破壊攻撃、どっちが強い?」

ディケイドの受けたキバーラの一撃は数値設定がされていないため威力は不明です。

上記の武器攻撃から威力を考えて、キバーラのソードによる攻撃がパンチ力の10倍だと

仮定したら、ソードの威力は30トンほどとなるでしょう。

数値の上ではダグバのパンチの方が強そうな気がしますが武器とパンチの攻撃の威力を

比較するのは難しいので絶対ではありません。



長くなってきたので今回はこのへんで終わりにします!