ITコンサルタントの汚名を返上するブログ

見事、うさんくさい職業No. 1に輝いたコンサルタント。
そこで、1人の男が汚名を返上するために立ち上がった。
すぐに実践できる仕事術をまとめたコラム、以前から書き続け自身のスキルアップにも繋がっているビジネス書評にて、コンサルタントのイメージ回復に貢献する。

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さて、今回から僕の考える理想のPMと、そのスキルの身につけ方について、解説していきたいと思います。





まずは、「PMのあるべき姿」について、少し考えてみたいと思います。



この話をすると、有識者はPMBOKを思い浮かべると思いますが、僕はまずもう少し上位概念から考えてみたいと思います。






【顧客から見た理想のPMとは?!】

僕が考えるに、商品やサービスは、まず顧客視点から考えるべきだと思います。

なぜならば、実際にそれを利用する顧客の声が、商品やサービスの評価を決めるからです。

顧客に喜ばれない商品サービスは、選ばれません。



IT業界だけではないと思いますが、企業というものは、顧客のことよりも自社の都合をどうしても考えがちだと思うんです。

なぜならば、ビジネスモデルを考える時、「どうやったら儲かるか?利益が出るか?」というところをベースに考えるからです。



この考え方自体は、正しいです。

しかし、重要なのはビジネスモデルに「顧客視点を考慮しているか?」ということです。



顧客視点を考慮しないビジネスモデルは、ビジネスモデルとして機能しません。

なぜならば、ずっと続けることが不可能だからです。
自社は心地良いけど、顧客が心地悪いものは、長続きしません。



逆も然りで、顧客都合ばかり聞いて、自社が赤字になるようなビジネスモデルも、同様に成立しません。





これらは、プロジェクトマネジメントの前提条件になります。

顧客視点では、営業と連携してその部分をケアし、お互いwin-winになれるPMを、マトモな顧客の経営層は望んでいます。




そのためにも、
プロジェクトマネジメントは、既に受注の段階からスタートしていることを知る必要があります。



ここが、PMBOKでは大きく抜けている概念です。




赤字プロジェクトであることが分かっていてもクロージングしなければならないものも世の中には存在しますが、基本的な考え方は一緒です。

受注の段階から、PMは受注後のあらゆるリスクを想定しなければいけません。





「え?そんなの、営業の仕事じゃないの?
俺たちは、取ってきた仕事を回すのが仕事だから。」





違います。

なぜならば、受注する際の見積書作成の時に、概算工数とスコープやリスクについて、PMは検討するハズです。


逆に言うと、受注の検討プロセスにPMを入れないのは片手落ちです。



プロジェクトの成功度合いは、受注段階で8割決まるからです。



そのプロセスに、実際のプロセスを動かすPMが関わらないのはおかしいですし、関わってるのにリスク検討が充分出来ていないのは、明らかにPMの力不足です。




僕が営業からPMのキャリアパスを推す理由の一つは、ここにあります。


営業感覚の乏しいPMは、プロジェクトを成功に導くことは決して出来ません。




営業感覚とは、直接的には見積もりの精度のことです。


見積もりが正確であれば、受注後に想定外のトラブルが発生しても、お金で解決する選択肢が増えます。




逆に、予算オーバーになると、追加費用捻出へのハードルが急激に上がると共に、場合によってはプロジェクトそのものがストップされることもあります。



だから、PMにとって見積もり力は、重要なプロジェクトマネジメントスキルの一つです。






それでは、見積もりの具体例をご紹介します。




例) PM:1名、SE:2名、PG:2名で、2年かけてシステムを構築する場合の費用。


■ 人件費=500万/月
PM:単価150万×1人、SE:単価100万×2人、PG:単価75万×2人

プロジェクト管理費用=100万/月
交通費、採用教育費、事務手数料等
+リスク費用


【月額費用合計】

人件費(500万/月)+プロジェクト管理費用(100万/月)+利益(100万/月)=700万/月


【概算見積もり】

契約期間を2年=24カ月とすると、

売上合計: 700万/月×24カ月=16,800万(1.68憶)
粗利合計: 100万/月×24カ月=2,400万
粗利率: 14.2%






人件費は、変えると様々な問題が起こるので、基本的に固定費扱いです。

なので、変動費はプロジェクト管理費用から捻出します。

詳しくは、別の回にご説明します。



分かりやすくするために、敢えて人件費とそれ以外を分けて書きました。(プロジェクト管理費用の中にも固定費は存在しますが)





プロジェクト管理の巧拙は、この変動費であるプロジェクト管理費用をいかに正確に見積もって予算確保し、効率良く使うことで経費を抑え、利益を増やせるか?という部分です。


プロジェクト管理費用が、プロジェクト運営に数字として直結している感覚がお分かりになるでしょうか。





もう一度、見てみましょう。


■ プロジェクト管理費用=100万/月
交通費、採用教育費、事務手数料等
+リスク費用




そうです。

このリスク費用の部分が、変動要素の大きいところです。



PMのスキルは、この部分のリスクをどれくらい検討し、顧客に説明出来るかにかかっています。



同時に、営業サイドも安易な値引き要求に迎合せず、キチンと顧客に想定されるリスクについて、説明出来なければなりません。




僕が考える理想のPMは、受注段階からしっかりプロジェクトコントロールが出来ることが、第一条件です。



次回は、その他の視点から理想のPMについて、引き続き考えていきたいと思います。




本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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