飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

{850D893E-303F-49B6-B6B8-4B5B5A23CEA3:01}





■ バックナンバー










【前回までのおさらい】

■ 独立するに際して、営業経験を積むためにIT業界に転職。

■ 突然言い渡された「クビ」と、起業家としてのスタート。

■ 軌道に乗り始めた最中、訪れた倒産の憂き目。

■ 復活後、通信企業A社での常駐の日々。

■ 再独立に向けて、個のプラットフォーム構築。

■ 突然訪れた結婚と、方向転換。

■ B社で初めてのグローバルプロジェクト経験、英語の習得

■PM就任後、海外マネージャとのタフな折衝の日々

■ 大規模移転プロジェクトと2度目の会社設立






回線移転チームのリーダーになった僕に待っていたのは、以下のミッションでした。



1. アナログ回線から光回線への移行

2. 不要回線の整理と削減

3. 個別システム回線の移転



それぞれについて、簡単にご説明します。





1. アナログ回線から光回線への移行

ADSLやアナログ電話などをこの移転のタイミングで極力IP化しようという試みです。

特に、ADSL→光の切り替えと、それに伴う課題の調整が論点でした。




2. 不要回線の整理と削減

各部門が独自で手配した回線の管理が出来ておらず、MDF(ビルの端子盤)には残ってるけど、実際使われてない不要回線も相当数ありました。

これを一つ一つ、各部門や同居関係会社へ丁寧にヒアリングし、慎重に移転手続きを進めていきました。

そして、万が一廃止したことで影響があった際のバックアップ策も用意しました。




3. 個別システム回線の移転

これが一番大変でしたね。

システム子会社との役割分担で、部門で持っている個別システム(情報システム部が管理している共通システムでないもの)は、B社が回線移転と共に担当するという役割になりました。

勿論、責任分解点は回線の終端までですが、その配下の個別システムのベンダーとユーザー部門を介さず直接調整しなければならない場面も多々あり、ベンダー側もユーザーが何も知らないので僕ら頼みという状況…

この地味な調整業務こそ、僕がアサインされた主目的でもありました。





PM補佐から離れましたが、実質の立ち位置はあまり変わらないものだったかも知れません。


なぜならば、回線は全てのシステムの前工程だからです。

回線が繋がらずして、動くシステムはありません。


だから、実質上、回線移転チームが全ての工程のボトルネックになるため、最もユーザーや各ベンダーとの調整ポイントが多い仕事でした。



これぞ、まさにプロマネ力が問われる仕事だったワケです。



実際、僕の時間は、殆どユーザーとベンダーとの調整に割かれました。


システム子会社側でも、「インフラ移転チーム」という移転の問い合わせ窓口を人事総務部と情報システム部共同で設立し、各部門からのレイアウトや準備事項の洗い出し、当日のアクションプランなどを一括で管理することになりました。



これは、所謂サポートデスクとPMOを兼ねた組織で、全てのユーザー調整がこの箱に投げ込めるメリットがあります。




当然、我々回線移転チームが欲しい情報も集まってくるため、このチームとの密な情報連携が成否を握る肝でした。



だからこそ、僕はこのチームが立ち上がる当初から、一番このチームとのコミュニケーションを重視しました。


それと同時に、彼らも回線移転チームと情報連携する必要がありました。


なぜならば、僕らも個別システムの件で別途ユーザー調整をしていたため、平仄を合わせる必要があったからです。



だからお互いに役割分担を決め、ユーザー窓口を共同で運営することで、ユーザー部門は最低限の負荷で滞りなく移転準備を進めることが出来ました。


こうした縁の下の力持ち的な役割は、必ずどんなプロジェクトにも存在します。

そして、あまり誰もがやりたがらない仕事でもあります。




インフラ移転チームも、関係無い事案や自分勝手な要望などもかなり持ち込まれ、日々折衝に奔走してました。


でも、こういう泥臭い仕事の現場にこそ、ユーザーの真の生声は眠っています。


僕らは、それを丁寧に拾い上げ、人事総務部と情報システム部に報告し、時には部門の声を優先してムリを聞いてあげたり、一方で実現不可能なものは取り下げたりと、本当に生々しい移転準備のやり取りの渦中を経験出来たのは、僕のプロマネ人生の中で大きな糧になっております。


普通にシステムベンダーやってたら、こんなユーザー部門とみっちり調整する仕事なんて、なかなか出来なかったでしょうからね。



このように、細かい調整を粘り強く続けたことが、翌営業日に目立ったシステムトラブルもなく、無事に移転を完了出来た秘訣だったのではないかと思います。



PMBOKなどでカッコよく管理対象やプロセスが纏められておりますが、実際に物事を成し遂げるのはこうした泥臭い仕事の継続だったりします。



でも、だからこそ、成功した時の価値が大きいのです。

そして、それを分かち合える顧客やベンダーとの仕事は、本当に楽しいものです。





さて、長くに渡って色々なエピソードをお届けして来ましたが、次回は最終回としてプロマネに必要なスキルの磨き方と、僕が営業からプロマネになれた理由をお伝え致します。






本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



読者登録してね


初月無料ですのでお気軽にお試しください。
バックナンバーも購入可能です。



【弊社のHP】



【弊社のFacebookページ】 ICT Solution合同会社
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

プロジェクトマネジメントに強いITコンサルタント_飯島法久さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。