BPO第35回 放送倫理検証委員会から
3月17日中日新聞朝刊社会面によるとCBCテレビ「なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ」(1月23日放送)で「やらせ」があった問題で16日に担当ディレクターなど9人を懲戒処分、また夏目和良代表取締役会長ら4役員が報酬を自主返上すると発表しました。
この件は2月12日に開催されたBPO第35回放送倫理検証委員会の議題となりました。
制作現場の安易さや、機能が働かなかったことなど、番組を制作する姿勢に対して厳しい意見が出されました。しかし、当該局は視聴者へのお詫び放送など迅速に対応し、社内に調査委員会を設けて自主的に再発防止策を講じる努力を開始しているので、委員会としては取り上げないこととなっています。
委員のおもな意見には(管理人が特に同じような感覚をもった意見を抜粋し、カッコ内に管理人の考えを書き込んでいます。)
なぜあえて「街の声」という演出方法をとったのか。単純に雑誌の編集に協力している若い女性たちへのインタビューとして紹介すれば良いではないか。街頭インタビューの意昧や必要性について、真剣な議論をしているのだろうか。(この場面で街頭インタビューが絶対必要なものではないでしょう)
この企画全体として、非常にいやな印象を受けた。取材に応じる側は、テレビはコマーシャルに使うもの、うまく利用するものと思い、制作側はそれを気にも留めていないような作りになっている。これは、情報番組なのか、広告なのか。(タイアップでスポンサーがなんか目立っている番組は良くありますよね)
取材スタッフとして同行した先輩の社員たちは、彼女たちが関係者と知りながら、若いディレクターに注意さえしていない。編集段階でも何の助言もしていない。スタッフ間の相互が、機能していないのではないか。(社内全体がこのような制作方法に強い疑問を持っていなかったのかも知れませんね)
ただこのような意見もありました。
この放送によって、誰かが甚大な被害をこうむったわけではない。そこまで目くじらを立てる必要はないのではないか(確かにこれがエスカレートせず、一線が引けていれば問題は無いと思います)
BPO第35回放送倫理検証委員会 議事概要URL
http://http://www.bpo.gr.jp/kensyo/giji/2009/035.html






