只今、深夜三時でありんす

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この時間にブログを更新するということは、ホステスする店が混みました。久しぶりに。
わたしは二日続けて、店も暇で自分もお呼び少なく、どうしようかと思いました。やはり考えちゃいますね。「自分の仕事に落ち度あるか」とか、「もう飽きられたか」とか。例えば、今日、何人かのお客さんが重なって来てくれても、次の日は誰もこないということもある商いです。
お呼び少ない二日間は、ママも休みがあり会計やカウンターの中に立っていました。いろんな酒に囲まれて、カウンターにいると気分はバーテンダー。カクテルは三種類くらいしか作れないけど。動きもスマートに。だけど、客観的にカウンターに座るホステスさんとお客さんの接客見たり、初対面のお客さんに接客するのも、学びますね。一歩ひくと、見えるものが、そこにはあります。


また、昔から知るお客さんに、意外なことに、胸が大きくなったと指摘されました。自覚ないな。おっぱいって三十過ぎても大きくなるかな。最近、外食多く、太った気配しましたが、体重的にまだ、変化ないし(笑)だけど、女性の胸って、つけている下着や胸元の角度で変わりますね。最近、バストは計ってないな。
友人は彼氏が「大きくなれ」ともんでくれて、本当にきれいに大きくなった。愛されて満たされてホルモン活発になるかもしれない。体は素直かも、かも。


ちょっと脱線しました。やはりここ二日より飲んでます。
リーマン破綻のニュースが、深夜のニュース番組で放映してます。AIGに公的資金投入。
父は不動産や株の仕事が前職で、今も少しは継続してます。リーマン破綻は大きいと言ってます。また売りにだした実家の新宿のビルもこの事態だと、買い手はすぐにでないと。まあ、父の読みです。いろいろつながっているのかな。新宿の実家のビル、あるサイトの地図で写真がでるやつで、見れるらしい。大学の同級生が見たらしく、びっくり。四階建ての白い小さなビルが、ネットにねぇ。あのビルを見ると、わたしは安心します。築三十年、ほぼわたしの歴史かな。昔は二軒隣がだがし屋さんでアイス買いにいった。目の前は習字教室、通いました。今は面影ないが、一応、書道二段。最初の角を曲がると小学校の頃に通ったこじんまりした塾。塾の息子は同級生で、東大へ。
あ、角の前には通ったピアノ教室。近所で何とかなったものです。やはり、自分が、もしも一人暮らしするなら、実家ある新宿区です。四月に結婚した身内は隣の駅の高田馬場にいます。何となく気持ちわかります。新宿の空気に包まれ、育ちました。あの混沌☆こんとん☆さが、わたしには心地いいから。慣れた空気として。不思議ですが。♪新宿そだちです。

☆二二三三字☆

追記、画像はよく行く温泉の窓から映る夕暮れ。
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お仕事終了。今日は大病患い入院中かと思っていたお客さんが、まだ検査の段階で入院はこれかららしく、久しぶりに来店。お客さんは酒は医者から何も言われてないが、煙草は禁止らしく、禁煙。さすがのわたしも目の前では吸えない。自分を育ててくれたお客さんの一人なんで、大切で、東京に帰った時の上野の不忍池☆しのばずのいけ☆の弁財天で買ったお守りのストラップを手術前に渡せたことが嬉しかった。お客さんが中抜けしてくれて、ラーメン食べたいらしく、同じビルの一階のスナックで、経営者である父とお客さんとわたしで魚のだしのラーメン食べた。わたしは、たまたま昼も即席ラーメンにソーセージと卵入りを自分で作ったし、夜も家族で塩ラーメン、一日三食ラーメンは初だな。ブログを知るリアルな友人からの、ダイエットと宣言しつつ、ラーメンばかりじゃんの声が聞こえそうだけど、これから病の為に胃の三分の二を切るなじみのお客さんが望むラーメンならね。おいしかった。心配だけど。お客さんの食べっぷり眺め、ラーメンの汁をれんげですする。忘れないかもしれない、そんな夏の夜のラーメン。


今日はわたしの街の盆踊り大会だったが、雨で中止。残念である。盆踊りといえば、実家の近くの新宿区の公園でも、昔はあったな。東京音頭を踊り、のど自慢大会あって、屋台がでたな。大好きな空間。真逆に大嫌いというか苦手だったのは夏休みのその公園で行われたラジオ体操。なんで夏休みにこんな早く起きなきゃならないと疑問に思う子供だった。最後にもらえるお菓子は嬉しかったけど。
父に聞いたら、盆踊り大会の日に幼稚園のわたしは、のど自慢でアニメの怪物くんの主題歌をソロで歌ったらしい。歌が苦手なのに。あの♪カーイカイカイ カーイカイカイ ゆかい痛快怪物くんは怪物ランドのプリンス だである。歌った理由は幼稚園の年長の時に好きな男の子と一緒に参加したかららしい。初恋の君、酒井くんである。早熟なのか、好きな人の前では張り切るのか、今でも本質は変わってないのか。あれから幾年☆いくとせ☆、そんなわたしも今日はお客さんと日野美歌さんの♪氷雨歌う。♪飲ませてください もう少し 今夜は帰りたい帰りたくない と。十代後半に覚えたくて練習した歌。まあ、そんなわたしですが、無事に家に帰りました。

☆一九一八字☆


追記、イラスト好きなヱビスビールの画像。背景の色もいいな。
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無事に東京に着きました

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只今、夕刻六時過ぎ。東京駅に着いた。約四時間の移動中は好きな週刊誌読んで、図書館の本一冊、蔵書の文庫本途中まで。そして東京滞在中の予定詰める。わたしは通常は、夕方六時半より出勤で帰りが朝の三時。ほとんど友達と電話出来ない。まあ、メール中心で。よくわたしの住む街で、水商売同士のカップル多いが、少しわかる。生活のサイクルとか同じ職業ゆえに話せること多いから。たまに、仕事で落ちて、二十代なら友達に話したりできたけど、深夜二時過ぎじゃ、普通は寝てるよな。明日は熱海の温泉に行くことになった。


熱海、昔の昼ドラの「金色夜叉」、貫一とお宮の舞台。小さい頃は父の会社の保養所あり何度も行った。坂の多い街。海の幸と温泉。初めて彼氏と旅行したのも熱海。
熱海の海岸裏のしなそばやというラーメン屋さん好きでね。ビールのつきだしのメンマたまらなくおいしい。相模湖の親友一家が一時、暮らしていたのも熱海。相模湖の親友夫妻と親友のご両親とわたしで、三島の親友の恩師の墓参りに行き、帰りは、そのしなそばやでみんなで、ラーメンとビール。楽しかったな。もう親友のご両親は他界されたけど。たまらなく居心地が良かった。
明日の熱海は、お部屋休憩プラス温泉プラスランチ。女同士で語り合おう。


昨日は、ちょっといろいろ重なり、中島みゆきの「涙 made in tears」を、十年ぶりくらいに店のカラオケで歌う。サビがわたしには、何ともいえない。

♪今ごろ どうしておいでだろうか

今夜は煙草が目にしみる

男運は悪くなかった
あんないい人いないから

歌いながら、すこしいっぱいいっぱいに。まあ、わたしは、めったに一人では歌わないから、わたしが歌うと皆さん、温かい目で見てくれる。隣のお客さんは、「男運悪いよ」とちゃちゃいれてきて、笑ったけど。何も知らないのにね。そんな顔してるかな。ふいに歌いたくなった歌。中島みゆきの「大吟醸」というベストアルバムで覚えたかな。

さあ、8時より名古屋料理の「世界のやまちゃん」で、小学校の同級生と飲む。串カツ、手羽先、名古屋コーチン。わたしはかなりの肉好きである。オフの酒だ。仲間だ。東京の初日はふけてゆく。

追記、画像は妹の愛犬ももちゃん。だいぶ元気になりました。お散歩して、二人でまったりしました。
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土曜日だ

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明日はお休み。昨日はラーメン。あまり飲むといけないわ。素直になりすぎる。二週間連続勤務終わる。明日はゆっくりしよう。


ただね、後悔はしたくない。それが無理な思いでも。


喉痛いのは、なぜ。しゃべりすぎじゃないな。

ああ、七月。終わるね。八月は東京かも。リフレッシュだ。ご褒美だ。友人とただ飲むことが。積もる話もあるから。また同じようなことを言われたら、つくろうが、真実だろう。わたしはわたしらしく。わたしの味方はわたしで。どうしようもない人生かも。
だけど、見捨てない。わたしの三十路生きたい。たまには短く。

メモリアル

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まず、昨日の映画について。インディージョンーズ見てきました。最初はよくわからないけど、あのテーマ曲聞いたら心が踊る。テーマ曲が印象深いのは寅さん以来。旅したい南米舞台。そして気づく。わたしは、二十代は世界遺産の遺跡に熱狂した。イタリアのポンペイにはじまり、インド、カンボジアのアンコールワット、ミャンマーなどなど。何で遺跡好きなのか理由はっきりしなかった。インディーの映画を見てきた影響あるかも。いにしえの人々が築いた生活空間に悠久の歴史とロマン感じ、ぼんやり佇む☆たたずむ☆。あれがカルタシスだった。次はどこの遺跡をわたしなりに探検しようか。楽しみである。


昨日の自宅のビル売却に対して、コメントありがとうございました。動揺してますが、前にもあったな。母方の祖父母の神田の土地も競売で落ちた。神田はよく遊びに行ったし、バブルの時に相続税の絡みもあり、カプセルホテルに建て直した。そう、わたしの大学時代からのバイト先。祖父が隣のビルの麻雀屋のオーナーに、いかにカプセルがもうかるか話たら、隣もカプセルホテル建設。嘘みたいなまことの話。
カプセルホテルも雲行きあやしくなり、売りにだしていた。だんだん代議士の亀井静香似の不動産屋が店に顔出す。
あれは、二十六の六月。社長にカプセルが売れたと急に告げられた。誰が買うのだろうとぼんやり思った。売買契約の日、買う予定の方が現れた。びっくり。そうね、隣のカプセルの社長。全然知らなかった。父に話したら、「お前は馬鹿だな。あの土地を買って一番得するのは誰だかわかるだろう」と言われた。父も不動産屋。あっけにとられた社長とわたしは、その売るのが決まった夜に隣の社長に、呼び出され、ふぐ料理屋で接待された。役者が違うなと思った。そして、大人はわからないと。まあ、わたしも大人だが。それから残務処理。虚脱感あって、恋人に連絡する気もなく、ぼんやり。それから親が住む秋田に免許とりにいった。父方の祖父母が入院繰り返していたから、お見舞いの日々。疲れ果て、祖母のベッドに一緒に寝てしまう。あの体験の方がインパクトありあり。だから、実家は大丈夫じゃないけど、二回目だから。でも最後は生まれ故郷の新宿に住みたい。

☆一九四六字☆

追記、画像は奈良の春日大社の鹿のおみくじ。
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おそば屋さんで「社長島耕作」を読む。社長就任会見をリアルで行ったみたいですね。わたしは、昔「週刊モーニング」読んで、「課長島耕作」は全部、読んだな。フィリピンの話や派閥工作や恋の話など、面白かった。作者の弘兼さんは、奥さんの柴門ふみさんの漫画の方が先に読んだ。ドラマになった「同級生」や「あすなろ白書」。すごい漫画家夫婦ですよね。なお、「社長島耕作」は高橋克典主演でドラマに。高橋さんと言えば、「サラリーマン金太郎」のイメージだけど。どんなふうに演じるんだろう。好きな漫画の実写化もまた違う味があります。ちなみに、「サラリーマン金太郎」も読んだな。題名から何だろうと思ったが、夢中になりました。


木曜日より東京の実家へ。切符買いました。札つきの雨女なわたしは、昨年同様、台風とともに上陸か。まあ、時期が時期で。久しぶりに大学のゼミの授業に参加予定。わたしは果たして、九十分、集中できるのか。わたしの代のゼミ長と一緒に。わたしは、副ゼミ長。根回し得意な(笑)日曜日に会う友達は会計。三人でゼミの夏合宿をセッティングして。懐かしい日々よ。ちなみにご存知の方もいますが、「源氏物語」のゼミであります。平安王朝文学の香りにふれてきます。たぶん、七年ぶりのキャンパスin御茶ノ水。


8月には漫画が原作の「ガラスの仮面」のお芝居見るかも。わたしが中学の時にこの漫画の影響で、演劇部に。演出は大好きな蜷川☆にながわ☆さん。今月は登山も行くし、昔の趣味、開けなかった過去のアルバムをまた少しずつ、開きつつある。またそのアルバムも、病を体験して、東京から秋田に来て、三十過ぎて、違うセピアな輝きを増すかもしれない。ブログ開始当初は過去のアルバムなんて破り捨て、見れなかった。亡霊のようで。全てから、自分取り巻く世界から隠れんぼ。闇夜に隠れんぼ。あの時はどう対処していいか呆然☆ぼうぜん☆としていたが、隠れてうずくまっていたわたしに、「もういいかい?」と連絡くれて、優しい目で待ってくれた友人達に感謝したい。今、一緒に楽しめる時間は、格別だよ。もう、有り得ないと思っていたから。さあ、明日よりふるさとに一時帰京です。

と、書いていたら一緒にゼミに参加する友達が、新幹線のホームまで迎えにきてくれるらしい。えらい待遇☆たいぐう☆だね。色恋もないのに。嬉しいけど、恥ずかしいじゃない。この文章完結しようとした矢先で、泣かせるじゃないか。一番、封印した舞台に一人じゃ返り咲けなかったよな。

☆二二一四字☆

☆画像は大好きなわたしの生まれた月の頃の花。

記憶の蓋☆ふた☆

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先日、朝日新聞の読者が撮影したスクープ写真特集を見ていた。火事も写真あり、よく撮ったなと思った。解説を読むと、場所は新宿の大久保二丁目。わたしの生まれ育った街。よく写真を見ると、火事現場の右隣の隣は、よく遊びにいった同級生が住むマンション、左隣の隣も昔は、下駄屋☆げたや☆さんを営んでいた同級生の家。はっとした。ふと見た小さな写真だけど、知り合いの家が二軒☆けん☆もそこにあると意味合いが異なる。違った音色☆ねいろ☆が流れる。火事自体は5月一日だけど、ご近所さんの友達にメール。無事だが、煙と匂いと野次馬で大変だったらしい。出火原因は、油を熱しすぎて火が。ほんとうに火の用心ですね。でも思わぬ形で懐かしいあの街角と再会。


ホステスする店のアルバイトのインドネシア女の子、二十七歳が自動車教習所卒業。あとは最後の試験。彼女は日本に来て七年。あの学科の日本人さえ引っかかっる日本語に苦労していた。同業のフィリピンの方や中国の方は、免許習得者多い。この街は車社会で、車ないと自由に動けない。免許があると仕事も広がるかな。わたしの免許は遅く、二十六歳で。クランクやら車庫入れ下手でね。学科は、順調。だけど、本試験の学科は、東京なんで鮫洲☆さめず☆で受け、一度落ちた。私生活で変化あって、浮き足立っていた。甘い罠☆わな☆に心が捕獲☆ほかく☆された。そうだそうだ、忘れていたことを思い出してきた。ある出来事に付随☆ふずい☆して、思いがけない記憶の蓋☆ふた☆が開くこともある。あ、今は車の運転してないです。


今日は仕事が暇で、六月に帰る東京の予定組み立てた。頭の中のパズルは早い。少し前にも触れましたが、野球観戦、ディズニーランドの二十五周年、たぶん今年、定年のお世話になった先生の講義を聞きに行く。まだ予定ね。こう動く予定が来ると、お出かけね。まあ、夜は飲むわ。ちょっと早い夏休みに向けて歩みます。自分を見つめながら、足元を見ながら、懐かしい場所で懐かしい人達と、グラスを傾け☆かたむけ☆たい。記憶の蓋☆ふた☆を全開にして。
☆一八三六字☆

追記、写真は奈良の吉野で見かけた印象的なポスター。こういう世界好きだな。どこか儚げ☆はかなげ☆。

今年の日本の大富豪は?

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大富豪☆だいふごう☆と言えば、アラブを思い浮かべるわたしですが、日本の場合はいかに。誰が思い浮かびますか。米経済誌フォーブスが選出した日本の富豪四十人の一位は、任天堂☆にんてんどう☆の山内相談役。ゲーム機「will」の好評もあり、保有株式が大増幅。資産七十八億ドル、日本円で八千百億円。
庶民にはわからない天文学的なお金です。ニンテンドーDSも好調なのかな。友達の子供が結構、持ってます。willはスポーツができるやつですよね。わたしの子供の時は、ファミコンで、アスレチックやエアロビのゲームあったな。下に専用のマットひいて、飛んだり動いたり、夢中になりました。あれの進化なのかな。ゲームって、すごいですよね。いろんな広がりあって。まあ、子供なら外で遊ぶのも楽しいけどね。ゲームの魅力もわかりますね。わたしはやりだすと夢中になるから、最近はご無沙汰です。同じようにゲームで遊んだ兄弟は、いまでも好きみたいですね。


わたしは飲み会とかイベントを企画する側なんですが、最近、お誘いが。六月にプロ野球観戦、七月にバーベキュー。どうしようかしら。自分の中でいつのまにか、冠婚葬祭以外は二カ月か三カ月に一回、実家にある東京に帰りますね。普段は二週間に一回のお休みだから、羽を伸ばしたくなるんです。息抜きスポットを作りつつ、働いてます。

昨日のブログのスランプの記事に関して、貴重なコメントありがとうございました。胸にしみます。昨夜は、もう何もする気力なく、ベッドで寝ていたら、やはり愛犬がすきまもないくらい、ぴたっと寄り添ってくれました。わたしの悲しみや絶望に敏感☆びんかん☆すぎるくらい敏感で、申し訳なくなります。愛犬を腕枕して、安らかな愛犬のいびきを聞きつつ、まどろみました。思えば、愛犬に初めてあったわたしは、引きこもりで、果てしないドツボの中のわたしよりわたしを見ていてくれたかもしれません。一連の流れから見れば、まだまだです。もう少し静観しようと思ったな。今日は図書館で大好きな作家の本をかりれたので、栄養剤にします。江國香織の「がらくた」や東野圭吾の「幻夜」かな。ワクワクします。本の世界は慰安☆いあん☆ですね。小さい時から。☆一九四八字☆

追記、写真は横浜、馬車道の結婚式場の屋上より撮影。

姉さん、事件です

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滞在していた東京から秋田に出発したのは、二十三時。相模湖の親友夫妻と飲んだわたしを親が待ってくれて、実家を車で後にする。深夜二時くらいに、栃木の大谷サービスエリアで父が仮眠をとるという。わたしはふだんは五時頃に寝るから、眠くない。煙草を吸いに行くと、読みかけの宝島文庫のみ持参で外へ。ここが注目。本読んで、車があった位置に戻ると、車がない。とりあえず、サービスエリア内の駐車場を見回すが車はない。置いて行かれたかも、でもまさかね。仮眠明けの父が、朦朧☆もうろう☆として、出発したのだろうが。わたしは、本と煙草しか持参なく、無一文で携帯もない。
だんだん途方にくれてくる。父は店の女の子に、車から降りる時に、「忘れ物はないか」と学校の先生のように、執拗☆しつよう☆に聞くのに。あああ、娘が忘れられた。わたしにも落ち度あるけどさ。


娘は策を練る。とりあえず、自販機のおつりを探り、忘れ物のおつりがないか調べた。ないねぇ。電話ボックスに行き、ああ、警察にはただで電話できるかを知る。また、少し考える。命綱というか気晴らしの煙草も、あと少し。


少し、歩くと自動車教習所で習った緑の看板の緊急電話の存在を思い出す。とりあえず、藁☆わら☆をもすがる気持ちでかける。そうしたら、そこの人が、親の携帯にかけてくれたが、留守電。


もっと途方。今まで、電車とホームの間に落ちて肋骨折ったり、終電なくしたり、乗り過ごしたり、最近では財布をなくしたり、いろいろあったけど、こんなケースは初めてで。トイレ休憩の誰かに携帯かりればいいのかな。だけど、お金ないし。昼間に新潮文庫の犯罪事件のルポ読んで、妙に警戒心だけが降り積もって。そうしたら、黄色の車でパトカーみたいなのが三台来た。高速道路の警察がやって来てくれた。七人に囲まれて、事情聴取。言葉に飢えていたわたしは、話したー警察の電話で、初めて親が気づいたらしい。わたしは深夜だから寝ていると思ったらしい。親の車は、こっちに向かっているようで。やっと安堵☆あんど☆。明けない夜はないね。馬鹿らしいが、すごい体験で。ああ、ブログになんて書こう、ホステスするお店のお客様になんて話そうと、明るい未来に思いをよせたわたしは、たくましく、ただでは起きないかな。だってここは日本で、インドやアフリカを旅した時の方の危機感が勝る。経験値って、人を強くするね。午前四時近く、親と再会。奇妙に長い一時間半。父は申し訳そうで、煙草三箱とからあげを買ってくれた。愛犬が冷えた体に寄り添ってく
れた。ある意味、妹の挙式より脳裏にこびりつく体験。無事、生還。久しぶりに、途方にくる感じに包まれた。サービスエリアから見上げたお月様と星は、見事にまたたいていたわ。闇はわたしを飲み込んだけど。
☆二三四六字☆

幻のような路地を歩いて

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今は車で秋田に戻ってます。久々に、東横線に乗り、馬車道へ。東横線は高校時代の二日酔いの時に、さますためにぽっかぽっかな日差しを受け、何回かうたた寝しました。わたしは高校でお嬢さま女子大の白百合の推薦をもらえましたが、中学から女子ばかりの生活はもう飽き飽きして、一般受験組を選びました。だから、高三の一学期以降は、自由通学でした。自由も自由すぎると、だらけて困りました。そんな中で、たまにはじけて、二日酔いになって、東横線という揺りかごに、逃避していたな。午後から通学して、まったり授業受けていました。思い出しました。


いとこの挙式は、豪華で、まず教会のセレモニーが終わったら、天井から雪が舞い落ちた演出。新郎新婦にピンスポットがあたり、芝居の一幕のようでした。あとは、しゃぼん玉やスモーク。楽しめました。挙式って、人生の縮図であり、一代イベントですね。新婦さんは、このうえなくきれいで、いつもとは違う顔で。幸せな気分をもらいました。いとこや親戚や祖父母に「次はあなただね」と言われ、結婚願望が薄いわたしは、とりあえず微笑しました。さてさて、どうなるんだろう。


今回、挙式をおこなった妹もいとこも、付き合って一年でゴールインらしい。一年か。妹は「勢いだよ」と力説しますが。年も年かもしれません。だんだん親戚が増えます。これも不思議といえば不思議な感覚です。


挙式が終わり、相模湖の親友夫妻とイタリアン。この前、記した疑似家族です。親友とビール、ワインあけ、調子づいた頃にお別れでした。いつもなら泊まらせてもらうのに。言いたいことが話せて、楽しかった。この方と飲むと、居心地がよくて、酒がうまいです。


シンデレラのガラスの靴は、十二時まででしたっけ。わたしはシンデレラでもなく、灰かぶり姫のようですが、東京はタイムアウト。秋田に帰らなきゃ。最寄り駅の新宿の大久保から裏道を通ると、ラブホテル、韓国料理、居酒屋、深夜は、はいれない公園、住宅街、混沌☆こんとん☆とした統一性ない世界で、街角から聞こえるのは韓国語で、ハングルのチラシとひったくり注意の看板が乱立した、不思議な街角でした。物騒だけど、まわりは明るいから怖い思いはしたことなく、この無秩序さが、わたしのルーツかと思えば、何とも言えない、でも帰りたくない気持ちも、ゆるやかに沸騰☆ふっとう☆してきて、戸惑いました。あちらこちらに、昔の恋の残滓☆ざんし☆もちりばもていて、困惑しました。そんな一夜の幻のような路地でした。

☆一九三六字☆

追記、写真はいとこの挙式より。スポットの中にいるのが、新郎新婦です。