幻のような路地を歩いて

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今は車で秋田に戻ってます。久々に、東横線に乗り、馬車道へ。東横線は高校時代の二日酔いの時に、さますためにぽっかぽっかな日差しを受け、何回かうたた寝しました。わたしは高校でお嬢さま女子大の白百合の推薦をもらえましたが、中学から女子ばかりの生活はもう飽き飽きして、一般受験組を選びました。だから、高三の一学期以降は、自由通学でした。自由も自由すぎると、だらけて困りました。そんな中で、たまにはじけて、二日酔いになって、東横線という揺りかごに、逃避していたな。午後から通学して、まったり授業受けていました。思い出しました。


いとこの挙式は、豪華で、まず教会のセレモニーが終わったら、天井から雪が舞い落ちた演出。新郎新婦にピンスポットがあたり、芝居の一幕のようでした。あとは、しゃぼん玉やスモーク。楽しめました。挙式って、人生の縮図であり、一代イベントですね。新婦さんは、このうえなくきれいで、いつもとは違う顔で。幸せな気分をもらいました。いとこや親戚や祖父母に「次はあなただね」と言われ、結婚願望が薄いわたしは、とりあえず微笑しました。さてさて、どうなるんだろう。


今回、挙式をおこなった妹もいとこも、付き合って一年でゴールインらしい。一年か。妹は「勢いだよ」と力説しますが。年も年かもしれません。だんだん親戚が増えます。これも不思議といえば不思議な感覚です。


挙式が終わり、相模湖の親友夫妻とイタリアン。この前、記した疑似家族です。親友とビール、ワインあけ、調子づいた頃にお別れでした。いつもなら泊まらせてもらうのに。言いたいことが話せて、楽しかった。この方と飲むと、居心地がよくて、酒がうまいです。


シンデレラのガラスの靴は、十二時まででしたっけ。わたしはシンデレラでもなく、灰かぶり姫のようですが、東京はタイムアウト。秋田に帰らなきゃ。最寄り駅の新宿の大久保から裏道を通ると、ラブホテル、韓国料理、居酒屋、深夜は、はいれない公園、住宅街、混沌☆こんとん☆とした統一性ない世界で、街角から聞こえるのは韓国語で、ハングルのチラシとひったくり注意の看板が乱立した、不思議な街角でした。物騒だけど、まわりは明るいから怖い思いはしたことなく、この無秩序さが、わたしのルーツかと思えば、何とも言えない、でも帰りたくない気持ちも、ゆるやかに沸騰☆ふっとう☆してきて、戸惑いました。あちらこちらに、昔の恋の残滓☆ざんし☆もちりばもていて、困惑しました。そんな一夜の幻のような路地でした。

☆一九三六字☆

追記、写真はいとこの挙式より。スポットの中にいるのが、新郎新婦です。
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今日は西葛西にて

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昨日は小学校の同級生たちと宴。九時半に帰るはずな担任の先生は、十一時半までいてくれた。
わたしたちは、小学校四年生から六年生まで、クラス替えなく一緒だった。四年生の時は、いい先生で、一致団結したクラスが、五年生の時の先生とそりが合わず、プチ学級崩壊。授業受けずに、大貧民のトランプしたり。そのクラスの建て直しを命じられたのが、今日飲みにきてくれた六年生の時の担任の先生で。先生はつねに明るく、ギャグを言い、丁寧にわたしたちと接してくれた。わたしたちのクラスも立ち直っていった。

と、ブログを書いていたら山手線で逆方向に乗っていた。危ない、危ない。たまに?ある。

話を戻して先生からはいろんなことを教えて頂いたが、一番、わたしの心に響いたのは、

「自分がされて嫌なことは他人にしない」

当たり前だけど、これは忘れないな。今でも、先生と飲めて楽しいし、勉強になる。


今日は西葛西で飲んだ。昼間は、二日酔い。同級生たちとカラオケで、二時まで歌う。機嫌☆きげん☆のいい時にしか歌わないブルーハーツの「traintrain」熱唱。♪ここは天国じゃない かといって地獄でもない わたしのキャラじゃないが、好きな歌。はじけた、飲んだ、夕方までふらふらした。いい夜でした。


こりずに西葛西で高校の同級生と飲む。わたし、友達二人、お子さん三人みたいな。二人ともいいお母さんぶりだ。マンション買ったとか、家を建て直すとか、わたしにはない発想だ。ひとりは旦那と不仲で会話もないと言うし、ひとりは二人目欲しいという。二人目ができにくい二人目不妊という言葉を知る。

かといえば、わたしは旅やら結婚式二回やらで、寂しくなった貯金通帳を気にしてる。小さいねぇ。でも、ブックオフで買いたかった本が、何冊もあり、まとめ買い。いいの、いいの、楽しかった分、働くから。明日は横浜でいとこの挙式に行ってきます。人生の門出が一日おきなんて、スペシャルな四月だわ。

☆一七四三字☆
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妹の挙式

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今日は妹の挙式。神社だ。晴れやかな日の宴、わたしも少し泣いた。お父さんが白無垢☆しろむく☆の妹の姿を初めて見ただけで、泣き出して、父の兄弟はもらい泣き。三三九度の杯を見て、記念撮影。披露宴は中華で、神戸のおばちゃんと飲んだ。妹の父への手紙が良かったな。「週末は出かけてばかりの家族でした」と。家族愛というか、父は自分のお父さんが離婚していたから、家族を作ろう、見本はないけど、自分が思い描いていた家族を演出しようと、必死だった。わたしにはある意味、過剰でね。十代は相模湖の子供がいない親友の母と年が変わらない親友の家庭に逃げ込んだ。「養女にいきたい」って言ったわたしは残酷極まりないないよな。わたしは冷たい人だ。だけど、うちの家族にない要素は、疑似家族が補ってくれて、わたしは、贅沢だ。二十九日に疑似家族と飲む。


昼寝して、小学校の同級生と飲む。担任の先生も来て。担任の先生の前では、わたしは小学校六年生で。わたしはさめていた子供らしい。おおいに笑い、飲んでる。同級生の結婚披露飲み会は来週で、仕事はどうしようかな。休めないか、休もうか、小学校六年生の気持ちに戻れば、答えは出ているような、な。

追記、新宿の花園神社とやや妹。
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高田馬場ナイト

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今日は高田馬場ナイト。六時からこの前も行った昭和風レトロな居酒屋。初挑戦のソフトめん、給食のメニューにありましたよね。袋のソフトめんをほぐして、上に何をかけたのかは、おぼろげだ。店のは、スパゲティみたいな細さだった。わたしにはもっと太いイメージが。親友は一番、旅した人で、今年は屋久島に縄文杉と海ガメの卵からかえるところをみたいねと、なる。海ガメは、七月から九月らしい。わたしは、縄文杉と温泉にはいれればいいが、海ガメ話で盛り上がる。こういう、とるに足りないことを笑いながら、馬鹿みたいに真剣に語りあえる人だ。それはとても貴重だ。


馬場のビッグボックスの自遊空間のインターネットカフェへ。ここは登録、精算すべて機械。店員とのやりとりがない。合理的といえばそうだが、こういう形式は初めて。無機質だな。ダーツやカラオケもある。ブログのレスして、小休止。
大学の同級生で、教員で、教員の大学院に進学した友達と合流。また好きな沖縄料理食べて、昔からの好きなバー、ブロンクスへ。と思ったが、なかった。ブロンクスはわたしが、十代の時に初めて行ったバー。三軒先のバーに行き、ブロンクスのことを聞くと、去年、閉店らしい。ああ、惜しい。とびきりおいしいカクテルと優雅な時間を味あわせてくれたバーだった。若いわたしには贅沢で、少しはあの店のカウンターが格好つくかな、とおもったのに。もう、ないのか。ステキな時間をありがとう。


というように、妹の挙式前夜は飲んできた。妹は、四つ下で、十八から一人暮らしだから、べったりな姉妹間ではない。まあ、妹からは愛犬とマッキントッシュのパソコンを譲り受け、わたしの人生、変容しました。いつも心配されてばかりの姉でした。姉らしいことは、してません。だけど、彼女が妹であって、すごく助けられたし、話しても面白いし、楽しかった。門出を祝いたいと思います。生まれ故郷の神社で。まだ、姉は実感ないです。妹の犬だった愛犬さいちゃんを、お腹の上に乗せながら、徒然☆つれづれ☆に。

☆一七三四字☆

追記、記念に我が家の三兄弟の古き良き時代。

三年目の慰霊、やや感傷的に

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本日はJR宝塚線の事故から三年目の慰霊式。もう、三年目なんだ。あの電車が突入した現場のマンションは、無人でいまだに、扱いが決まらず。あの映像を見たら、住めないよな。あの事故の時は、わたしは、はっきり覚えている。入院した病院から二回目の外泊だった。自宅に帰り、テレビをつけたら、あの映像。言葉をのんだ。なにが起こったのかと。あの時の、わたしは見事に裸だ。すべてを放棄していた。鬱で入院し、強い薬でいつも眠くて、地に足なんてつかなくて、ふわふわしていた。もう、何もかも欲しくもなく、生きている意味さえ、ぼやけていた。病院の個室で、おりこうさんに過ごしていたら、外泊の許可もらった。一番最初に行ったのは、放置したままのブログの更新で。あとは携帯の履歴を見た。それだけ。シンプルだよな。欲望なんて去勢したわたしがいた。
何もなかったから、逆にあの大事故のニュースが浮き彫りになる。不謹慎だけど、生きたくて生きれない大切な命が失われ、わたしは生き長らえているのかな、でも、前にも後ろにも進めず、何もなすすべさえ、気力も希望もわからなかった。


無機質の人形みたいなわたしにも、三年の月日と、仕事と趣味と愛犬と周囲の人々によって、化学変化がもたらされた。あの時のわたしからしたら、信じられない世界だ。失われた時間をおぎなうように、旅して、働いて、友達と会い、本読んで、知らずのうちに、長い文章を少し書けるようになった。試行錯誤だけど。
病がね、まだわからないけど、通過儀礼のようにとらえてきた。中学一年生の時に、クラスで孤立し、独りになり、屋上から飛び降りたい衝動にかられた時から、わたしの地盤は、崩壊していった。誰にも言ったことないけど。それから、正直、人が怖い。独りきりになるのが、無性に恐怖だ。

だからバリアを張ってきたけど、酒飲んだら一時は消えて、交友が広がった。小さい頃のおしゃべりで、人を楽しませることが好きな自分が、よみがえった。

それから、右往左往☆うおうさおう☆している。恋に溺死☆できし☆してばっかで、旅に逃げて、でも、恋の罠☆わな☆、半分は自分で演出しているような罠に落ちて。だけど、やっと、今、少し楽だ。仕事もそう。ぱくぱく、過呼吸の発作はしばらくないから。明日から、実家に帰り、羽を伸ばそう。石の上にも三年、やはり、そろそろだなと思う。

でも、わたしには、この上なく、静かな三年間でした。ブログは、実況中継そのものかもしれない。書くことで、読んでもらったことで、すごくすごく身軽になれた。改めて感謝です。


☆二二三八字☆

秋葉原の歩行者天国の光景

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今日はいまさらながらの衣替え。わたしがホステスする店は南の島のホステスだから、あまり季節感は感じないから、のびのびに。こんなに服を持っているのか、再度びっくり。新宿の実家にもあるしな。ホステスという仕事柄、服は増えていく。近くのに安くてかわいい店があり、一万円で四着買える。売れない製品は、次の月には半値になるから、重宝☆ちょうほう☆している。衣替えしたら、へとへとになった。でも、だんだん華やかなキャバ嬢みたいなドレスっチックな服も欲しいな。新宿のドンキホーテに、揃っていた。価格はドンキ価格。まあ、きらびやかな格好しても、指名がないのは、倍わびしいが。気分がでるのだ。


今日、テレビで秋葉原の休日の歩行者天国の模様やっていた。あえてインパクトある映像を放映していると思うが、すごいな。圧巻は自分のスカートをめくり、Tバックの下着を思い切り、露出する女性。それを、ばしばし激写するギャラリー達。テロップには、「お尻丸出し」と。過激だわ。あとは、いろんなコスプレの方々。彼女達は、自分のライブのちらし配りが、メインの目的らしいが。エアガンでの騒ぎもおこったらしい。あの、秋葉原がな。わたしが大学生の時は、電気街プラスアニメ関係の本が豊富な感じだったが。神田のバイト先から、よく秋葉原を通って、歩いて大学に行くのも好きだったから。今は変わったな。歩行者天国といえば、銀座や原宿や新宿のイメージだけど、新たな聖地なのかな。外国人観光客も多いし。


明日は、通院日です。帰りに、秋田の角館☆かくのだて☆のしだれ桜を見る予定。何回見ても、好きですね。そして、店が終わったら、家族と犬で、一路、結婚式のために新宿の実家へ。父が高速道路のETCの深夜割引使いたいようで。朝の四時までに入ればいいのかな。めまぐるしい四月後半、でも会いたい人に会えるというのは、楽しみです。また、荷造りしなきゃ。荷造りにおわれてばかりです。

☆一七二四字☆

追記、ユニバーサルスタジオをET達。グッズ買ってきました。惚れなおした感じ。

露天風呂のさくら、さくら

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わたしが奈良に旅した日に、秋田の桜もやっと満開に近くなっていた。秋田に戻って、まだ車窓からしかお花見してないが、ここ数日、とっておきの桜を見ている。それは、わたしが出勤前に行く温泉の露天風呂。露天風呂を取り囲むように桜を植えている。温泉につかりながら、見上げる夜桜は、妖艶☆ようえん☆な感じがする。平日の夜の七時代に行くので、ほとんど独り占めな模様。露天風呂のふちの岩やそこまで行く道には、桜の花びらが輝いている。とても静かで、桜をぼんやり眺め見ている。風流な雰囲気を味わっている。


この前の旅の終わりは、池袋だった。神戸から新幹線で東京に戻り、秋田行きが売り切れだったので、池袋から岩手行きの夜行バスに乗り込んだ。バス停を探したが、池袋の西口公園の中だった。石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」の舞台に。高校時代から演劇部だったので、公園の中の芸術劇場で、よく芝居を見たな。演劇コンクールの都大会の会場だった。仲間と駅前のマックで、ご飯食べた。バスまで一時間余裕あったから、喫茶店でお茶しようとしたが、バス停の前で、夜風にあたり、読みかけの本をよんでいた。こういうのが、今回の旅の締めくくりらしいかも。公園で昔なじんだ池袋を懐かしんで、たたずんでいた。結構、好きな時間だったな。


今日はホステスするお店で、常連客のでらさんと飲む。でらさんと後輩を教える話に。わたしも最初は教えるけど、あとは自主性かな。そんなにホステス業は覚えなきゃいけないことは少ないし、手取り足取りだと、わたしがいない時に、恥をかくのは本人だと思うから。やはり、ホステスの究極は個人営業だからさ。でも、わたしはひいきもしないし、悪口も言わない。何だかわからないけど、突き放しているけど、若い子に慕われる。それは、社長の娘だからと思うけど。自分よりマイナス十歳、プラス十五歳の職場だ。だから、楽しいけど。

今から家に帰宅。膝の上には愛犬が。旅の最中、ユニバーサルスタジオから父から電話きて、留守中の愛犬が寂しがっていると聞き、そこから電話口で、「さいちゃん」と呼びかけた。五日ぶりに会った愛犬はこの上なく、歓待してくれた。離れるのは五日が限度かな。でも南米に旅したい飼い主でした。

☆一九六三字☆

追記、神戸の六甲山の夜景。

人が人を裁くとは

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昨日はホステスするお店で、第三回ボーリング大会。わたしは女子部三位。二位と六本差。くやしいな。百二と八十六。旅で筋肉痛の足にしては、まあまあかな。五月は店でゴルフコンペ。ゴルフはごぶさただな。冬は雪だし。でも、そういうイベントあると、お客さんと仲良くなる。でも、くたくたで、すぐに就寝。土曜日から東京なんで、ゆっくり過ごしたい。


土曜日の妹の挙式に向けて、父はかけていた歯を治し、床屋さん。母も髪を染める。弟の挙式より、何だか気合いを感じる。秋田と東京と離れて住んでいるので、五人家族全員集合は、冠婚葬祭のみだ。まあ、楽しみですわ。夜に同級生と飲むのも、嬉しいが。


昨日は、光市母子殺人事件の裁判の模様をリアルタイムで、見た。犯行時、十八歳だった元少年に、死刑判決。無期懲役二回から、最高裁で死刑に。ここまで九年は長いな。被害者の旦那さんが、とても理路整然として、会見していた。妻子を失い、裁判とともに九年は長かっただろうに。この裁判は、後半に弁護が、がらっと変わり、荒唐無稽☆こうとうむけい☆さに、あぜんとしたが。どんな罪であれ、人が人を裁くということを考えた。国民が裁判に参加できる陪審員☆ばいしいいん☆制度も始まる。裁判の在り方が変容していくかもしれない。もしも、わたしが陪審員に指名されたら、どういう対応するのかな。まあ、ないとは思うが。一つの罪があったとしても、いろんな解釈があると思う。難しいよな、正直に。「裁く」☆さばく☆とは何か、思案した判決でした。

☆一三二二字☆

追記、旅の前、旅先に頂いたコメントに、お返事しました。ありがとうございました。旅しながら、拝見してました。感謝です。


写真は奈良公園のくつろぐ鹿さん達。

てくてく神戸探訪

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一昨日から引き続き関西の旅。奈良の帰りは、神戸に住むおばちゃん夫妻と、有馬温泉へ。有馬は、日本でもっとも古い温泉という説がある。かの「日本書紀」に登場。由緒☆ゆいしょ☆ある場所である。わたしは有馬は二回目だが、温泉好きだから心が躍る☆おどる☆。秀吉をちなんだ「太閤☆たいこう☆の湯」を選ぶ。有馬の湯は、茶色の金泉、透明な銀泉である。金の方が強く、銀の方が柔らかい。露天風呂にあったラムネの湯の「ねねの湯」は、炭酸でしゅわしゅわ泡が、体に浮かんでくる。珍しい。二日間の疲れを癒やす。


最終日の三日目は、宿泊地神戸から電車で一時間の念願の姫路城へ。1993年に法隆寺とともに、世界遺産に登録。その姿から、白鷺☆しらさぎ☆城と呼ばれる。城の周りを取り巻く城郭をてくてく歩く。やっと城についたら、天守閣は六階。展示を見つつ、上へ上へ。最上階から城下を見下ろす。立派なお城だった。この規模のお城をゆっくり観光するのは、初めてかも。高台にあり、城に行くまでも長く、攻略しずらい雰囲気を肌で感じた。


午後は、神戸の三宮の南京街の中華街でランチ。並んだけど、中国や横浜の中華街で食べたより、おいしかった。広東料理。蒸し鳥と水餃子が絶品で、青島☆ちんたお☆ビール一杯飲んだ。少し小休止。


午後は、神戸の北野の異人館へ。神戸に異国からやってきた貿易商達の屋敷が並ぶ。アンティークな家具、クラシックな家並みを眺めて、お散歩。北野はおしゃれな街。いろんな雑貨屋さん、洋服屋さん、喫茶店が並ぶ。ぶらぶら知らない街を駅まで歩くのが、うきうきした。


今、振り返ると、詰め込みすぎた気もいなめないが、充実した旅だった。わたしのライフワークの世界遺産は、吉野、東大寺、姫路城を見れた。名湯にも寄れた。宿泊はおばちゃんの家で、初日は、おはちゃんが、レバーペーストのパテ、韓国風サラダ、イタリア風お好み焼き、神戸出身のおじちゃんが、お好み焼きを作ってくれた。みんなで飲んで、こういう宴も楽しいな。

わたしは、旅をすれば、また旅が続く性質で、また次の行き先が、おぼろげに見えてきた。関西は、もっと見たいな。行けば行くほど、好きになる。願わくは、大阪の串揚げやで一杯飲みたかったけど、また次回に。写真を見るたびに、旅の余韻がじわじわわたしを包んで、楽しかったけど、ややセンチメンタルな帰り道でした。

☆二零四零字☆

追記、写真は、姫路城の天守閣から見た姫路の街。やはり、しゃちほこなのね。
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昨日のブログの続き。関西行脚☆あんぎゃ☆一日目の午後。吉野のお山を下山していく。何だか虚脱した気持ち。下に下がる程、土産物屋の品数は増え、にぎわっていく。あの奥千本の霧の中のうたかたから、下界に降りた感覚。修験者が、観光客の背中に、何か念仏のような言葉を祈りながら唱える☆となえる☆姿を見た。わたしもわたしの中の邪気☆じゃき☆を退散してもらいたくなる。こういうのは、初めて見る光景だ。
そして、吉野神宮から奈良へ近鉄列車で移動。あいにく特急がなくて、急行で。料金が八四十円だから、一時間くらいかなと、甘く見たら、二倍かかった。安いのが落とし穴。奈良での滞在時間の砂時計が、ゆるやかに落ちていく。まあ、こういう思い過ごしも旅のうち。次を考えればいい。何回もそんなことを旅先でしているから、わたしは動じない。携帯の乗り換え案内で、確認しなかった詰めの甘さは悔しいが。


奈良では、春日大社と東大寺に行く。徒歩でまわろうとしていたが、時間がたりないし、三時なのに、昼食もまだ。まずは、一番遠いい春日大社前まで、秘技タクシー。昼食は駅前で、吉野名産柿の葉寿司をゲット。春日大社は、鮮やかな赤い社殿の神社だ。参道には、杉林と鹿、鹿、鹿。ひょうきん族の明石家さんまの歌みたいに。参道の脇には、石灯籠☆とうろう☆が、これでもかと並ぶ。全国からの寄進☆きしん☆らしい。藤原氏の氏寺だということを、知る。鹿は神の使いというが、本当だろうか。愛くるしい顔と風情ある神社になごんできた。
一息ついて、遅い昼食。同行の友人には、申し訳なかった。柿の葉寿司とは、柿の葉でくるんだ鮭と鯖☆さば☆の二種類の寿司。あまりわたしは寿司は得意ではないが、小ぶりさと絶妙の塩気が疲れを癒やす。食べたのは、奈良公園で、鹿を眺めつつ。外で食べると格別だし、名産ならなおさらだ。


それから、徒歩十五分の東大寺へ。外人観光客と鹿率が高くなる。木造のお寺では、世界最大の規模。大仏さんは、三回目の参拝。でも、高さ十五メートルは、圧巻だ。また、息を飲む存在感。柔和☆にゅうわ☆な瞳が、大好きだ。その大きさと何事も許してくれそうな顔つきに、包まれる気分になる。安心するんだ。大仏と言えば鎌倉の大仏さんも好きだけど、やはり違いますね。しばらく、わたしは何も考えずに、大仏の顔を見上げていた。どんなに早起きしても、こういう瞬間は、日常とは違う。これこそ旅の醍醐味☆だいごみ☆だ。


奈良のこのコースは、修学旅行、六年前の妹との旅、そして今回。行けば行くほど、味わいが深くなる。不思議に中学三年生の修学旅行では、新幹線で何のおやつを食べるかとか、ああ鹿がかわいいなで、完結している。あれから、幾年☆いくとせ☆、やっと今、大人の修学旅行中。おさげ髪で、赤いスカーフのセーラー服を着ていたわたしが懐かしいなあ。あの時のわたしには、今のわたしはどううつるのかはわからない。もっと早く結婚していて欲しかったかもしらない。こんなふうには、なって欲しくなかっただろうに。だけど、今のわたしはわたしで、旅という中で、水を得た魚のように、大海原☆おおうなばら☆を泳いでいるような気もする。

だんだんと、自分が軽くなっていくんだ。それだけで、いいかな。そういう感覚は、久しぶりで新鮮でもあるし、心地よいかぎりである。

☆写真は奈良の大仏☆

追伸、今は秋田の家に向かう夜行バスを待つ池袋ですが、延長して旅のお話し続くかも。観光ガイドにはならないけど、お付き合いくだされば、幸いです。