2017年02月12日

敗戦から1

テーマ:アィホンから
どんなに仕事が忙しく、パワハラと相対評価に苦しめられても春はくる。ものづくりの仕事をしていると、行かねばらならない市場調査も必ずある。

職場は変われど、年に何度かの東京出張を繰り返してもう20年になる。出張の日程は、業界のエキシビションに合わせるので自分ではコントロールできない。


その週末がセーリ血まみれだとしても。

年末敗戦の片想い相手、カレに出張を伝えるべきだろうか。すっかり都合のいい浮気相手に成り下がったののが取るべき戦法は、いや持てる竹やりはなんだろうか。


サッパリわからん。

わかるのは、あたしはとてつもなく彼に会いたい。

ただそれだけだ。


しかし、浮気相手にあったとて、相手のオンナが血まみれじゃあ肝心要の浮気心も萎えるといぅもの。中にはセーリのオンナとはやりたくなぃという輩がいると噂も聞く。ののだって、大抵血まみれん時は、エッチせずにおくちでコトを終えてきた。


ここで、相手が彼氏なら「次会えそなん、セーリなんやけどどうする?また今度にする?」なんてカラリ聞けたかもしれない、ぃや、聞けんか。
だが相手は、まさにエッチだけが目的のような状態、「ぇー!セーリとか聞いてねぇし、そんなオンナはヨーナシだし、」とは言わねぇまでも、思ってもしょーがねーくらいにはののも思ぅ。


でも、会いたぃ。


ののは、セーリとだだ被りだとは告げず、彼に連絡をした。

「次の週末、東京出張行くょ。土曜日会ぇそかな?」

「金曜夜から土曜夕方までなら空いてるよ。東京駅から近い方がいいと思うから、ホテル取っておいたよ。」

彼は東京在住にも関わらず、東京駅近くの新しくてオシャレなホテルを手配してくれた。




ごめん、その日セーリ3日めや、とは言えてない。


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2017年01月06日

敗戦

テーマ:アィホンから
この冬の3日間の出来事を、悪友たちと話す。

「バツイチとは言え、そんなハイスペックな男やったら、モテて当たり前やわ、天下り付き収入ありのバツイチでマッチョやろ、そりゃ無理だわ負けてるわ。」
「せやで、もぅののなんて竹やりょ、竹やり。モンペに竹やり持って、戦闘機に向かってくよぅなもんょ。」


「ぶはっ、おもろ、それ。」
「しかもその戦闘機、無人戦闘機やで、無人…自分で言ぅてて切なすぎるわっ!負け戦のうえに、人にも会えてなぃやんけ。」


「でもさ、この先どうするん?ののは」
「この先かぁ…

さとうきび畑で切腹するしかなぃでしょーょ」



結局、彼は年末ののの部屋に2泊してくれた。

朝日の入るののの部屋で、あたたかい珈琲を2人で飲んだ。梅田から中津までお散歩してのののお気に入りのカフェでのんびりお茶もした。靴屋でお気に入りのスニーカーをキャッキャと試着した。
部屋に戻ったあとはアラフォのののが言ぅ、きっしょく悪ぃ「いっぱいエッチしょなっ」にも笑顔で応ぇてくれたし、2人でお風呂に入ったあとには「アラフォ同士ゃのにね」と笑いながら何度も猿みたいにエッチした。


大晦日、ののと彼は同じ列車に乗って、実家に帰った。約2時間、ののは彼に腕を絡めて車窓を眺めたが、ホームに降り立つ時は見ず知らずの2人のようだった。

挨拶もせず別れた。 



その後、彼が東京にいつ帰ったかは知らない。
彼の守るこの国で、あたしは今日も生かされている。


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2017年01月05日

言の葉

テーマ:アィホンから
「きみとのエッチはちょっとスゴすぎるわ、前に家に来た後、1週間くらい思い出してボーッとしてた。」

「そ、それ、ナニをどーしてんの?
さっぱり分からんけどめっちゃ気持ちえぇねんけど。」

「あ!あっそっかぁ、
自分がされて気持ちいいコトをしたらええってことかっ!!」

何をしてもハジメテとはしゃぐ42歳男子にののは言う、

「こういうこと、誰にでもするコトじゃないから、大切にいっぱい気持ちよくなりたいやんね。」

「いちばんのコミュニケーションゃろ?」

「痛くない?大丈夫?」


最中に普通のコミュニケーションが気持ちよく取れるようになるとあとは放っておいても高めあっていける、


「ぇ、きみはどういうのがイイとかあるの?」
「ぇ、なに?」
「向きとか」
「ぁ、うん、顔が見えてる方が好きかな、ぁ、でもどれでも好き。」


「指入れられるのとか嫌じゃない?」
「ぇ、そんなん嫌な人おるん?」
「おるで」
「うぅん、めちゃくちゃ気持ちいぃで」



「きみと俺、やればやるほどあってくるね」


そう言ってくれれば、ののは前回散々控えめにガマンした甲斐があるってヤツだ。こうなったらもぅ、エンジン全開で行くしかなぃ。


心の声が漏れてなかっただろうか、
ののはいつもこう思ぅ、


「ほれっ、ほれ、もっともだえろぉっ!」


はぃ、中身オッサンですいません。


「ぁー、あかん、きみとのエッチはパンチあり過ぎるわ。クェートに行ってた頃の思い出と同じくらいパンチあるわ。たぶんこれから2カ月は考えてしまうわ」

「あぁ、おれが2人おったら、この部屋にひとりおいて帰るんやけどなぁ」


そうだ、この人は誰かの彼氏な人だった。

ひとりおいてくと言っても、ここにおいてくのは原本じゃなくてコピーの方だろ、とは言わず、ののは彼の股間を指差して、

「じゃ、その子だけ置いてってよ。
毎日河川敷まで散歩に連れてって大事にするから。」

と笑ってごまかした。

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2017年01月04日

ミツキ

テーマ:アィホンから
気づけばカーテンの向こうが少し明るくなっていた。

ベッドを揺らさないように気をつけながら、ののがおトイレに行こうとしたら、彼も目を覚ましたようだった、

「ん?もぅ朝?」
「うん、そうやね。」

師走の朝は寒い、トイレから戻ってささっとベッドに潜り込んだ。

ちょっと眠そうな彼の笑顔が目の前にある、
ののもちょっと微笑んだら、彼が左腕をののの首の下に潜り込ませた。


ぐっと顔が近くなる、ぐっとののの腕や胸が彼に触れる、


うーん、ガマンできなぃようぅ…



そうして、ののと彼は何もない一晩を越した朝、
チューをした。

一度チューしはじめたらもぅ止まらない。無限チューの嵐を繰り返してそのままこのベッドでエッチした。


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2017年01月03日

フタツキめ

テーマ:アィホンから
すぐに触れ合える距離にいたののと彼だったが、数ヶ月前に買い替えたセミダブルのベッドは予想以上に広かった。

ののの心臓はもちろんバクバク、緊張とコーフンで体温はみるみる上がっていく。でもこちらからは触れるわけにもいかず、彼から何かして来るわけでもなく、触れるか触れないか、そんなまま何時間を過ごしたんだろぅ。

彼の寝息を聞いたり、そっと寝返りを打ったり、悶々としたまま朝を迎えてしまいそうだった。


「そうか、無理やりののの家に来てもらったんだし、別にエッチする気はなかったんだな…ののが欲張りすぎたんだなぁ…」


ののはそう言い聞かせながら、寝返りを打って彼に背を向けて眠った。
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