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2005年12月08日

タカチ

テーマ:タカチ31

初デートの背ぇ高オトコは「タカチ」と呼ぶコトにした。高知東急さんにかなり似ている。歳は29か30、背は185から190、小顔で顔はタカチで服もソコソコおしゃれ、何も問題はなかった。

約束の時間より少し遅れてきたタカチは、梅田に詳しくなく「んぢゃお初天神あたりで。」と言って歩き出したののに「オレ最低やな、時間には遅れるし店考えてないし、ハハハ。」と笑った。「そんなコトないよっ、京都の人やし、それに遅れたんはお仕事ぢゃんっ!」とののも笑った。

お店に入って何杯かビールを飲んだ頃、タカチも自分の思うトコロを話すようになっていた。「趣味ってオレ全然ないねん。」というタカチにののは「あたし、ここ半年くらいケイバにはまってて、エヘヘ♪」と笑って言った。
「えっ、ケイバッ・・・またエラいもんにハマッてしもたんやな~。」
そう言ったタカチの顔には生理的に受け付けない、バカを見るような目があった。
「オレも学生の時はパチンコもしたけど、あ、2回くらい競馬も行ったことあるけど、ニジュウマルとかの本命に2万とかかけても全然来-へんやろ。あれはホンマにボッタクリやな。しかもギャンブルやってるヤツって絶対負けたコトは忘れてんねん。あれはアホやで。」

タカチ・・・死ねぇぃっ☆

(スイマセン)

「うーんそーかなー馬はキレイし感動するよっ。あたしはキャンブルっていうよりはイベントっていうかそういう感じかな。」
そうフォローしてもタカチの顔はドン曇りの一方だった。

いいんだよ、ギャンブル嫌いな男はいっぱいいる、生理的にダメなんだろう。ただそれをその本人を前にしてどうアイヅチできるかが、人としての価値観だと思うんだ。真っ向から全否定されちゃったののは、コイツはダメっこちゃんだなって思っちゃったんだよ、いや、ダメっこぢゃないかもしれないけど、ののは一緒に居たくないって思っちゃったんだ。

タカチは基本的に人を否定してかかるフシがあった。

「電気屋さんで、洗濯機を買って配達設置した業者の対応が気に入らず、説教を延々としたが相手が反省してなさそうなので、メーカー担当を呼びつけた」話や、「合鍵屋さんで、プライバシー書類を安易に扱われたコトにハラをたて、これも説教を延々して相手が謝罪したがそのコトバだけでは納得できず、チェーン店のマネージャーを呼びつけてその店をたたませるように詰め寄った」話を延々と自慢げにした。

あたしは「黙ってればいいオトコなのになぁ」と思いながら、「へぇっ、タカチくんってしっかりしてんねんやーっ。ののやったら怒るのも面倒になっちゃって『ま、いっかー』ってほったらかしにして他の店で買っちゃう。」と笑った。

「半年前、今の部屋探すときにさ、不動産屋には築1年までのいい物件をカネは出すからって『もっとちゃんとしたエーのん見せろやっ』って説教して今の部屋にしてん。だからオレの部屋家賃7万2千もするけど、いいのを選んだんやで。」
タカチは自信満々、浴室乾燥と防音設備の整った部屋の高級自慢を延々とした。

あたしは自分が家賃7万2千の部屋に10年暮らしているコトは言わなかった。


顔面筋肉痛になりかけた23時すぎ、居酒屋の店員が伝票を持って現れた。ラストオーダーも終わっていて、タカチは現金で支払いを済ませた。
おつりを持ってきた店員が去った後、ののは半額より少し少なめのお札を何枚か突き出した、「受けとんなよっ、テメー☆」と思いながら。

タカチは男前で笑顔だった。
「いやいや、いいよ、オレが誘ったし。」
「えーっ、じゃっ、も1回しか言わへんよっ、『はい。コレ』」
「えー、ほな次からはおごるし。」


えええーーーーーっ、受けとんのぉっ!!!!!
ホンマにぃっ!!アンタ最低ーーーーっ!!!!!

最低最悪のタカチはお札をシマイながら、
「オレちょっと今日はいろいろしゃべり過ぎたかな。」と男前で笑顔だった。


そうだね、しゃべり過ぎたね。
アンタ最低だよ。



やっぱオトコは背でも顔でも服でもないね。
それを思い出させてくれた、タカチくんでした。



追記)
この他にもタカチくんはののの神経を逆なでボタンを押していた。

「大阪の人はいい加減で、すごいバカが多い。」
「大阪には頭のオカシな人が多すぎる。」

ののが、大阪出身でないからって言っちゃったんだろうけど、ダメなんだよねーのの、大阪大好きなんだもんっ☆
いい加減な人もいるかもしれないけど、その分人情だってあるんだもんっ。オカシな人だって、人口が多ければ多くなっちゃうし、そーいうのってその本人には悪意ってないと思うんだよね。

大阪はエートコでっせっ♪

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2005年12月08日

身にしみる

テーマ:ブログ

会社のサラコナー先輩にいい男を紹介してくれと言ったら、身にしみるお返事をいただいた。

「波乱万丈な人生には大賛成。
だけどそれは、どうしようもなく誰かを好きになってしまい、
その想いが引き起こしてしまうこと。
一見はめちゃめちゃに見えても、本人には筋が通っていること。
それなら誰にどう思われようと、いいじゃん。
応援もします。
でも、自分の中で筋の通っていない恋愛は、NGです。
ちゃんと恋愛しな、あかんで。」


ありがたい、身にしみる。
しみるってのは痛い。

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2005年12月08日

着レキひとつ

テーマ:地下鉄くん32元カレ

17時56分、あたしがコピー機にちょっと立ち寄っている間、デスク脇のあたしのケータイには元カレ地下鉄からの着歴が残っていた。

「ぎょえーー、ハイジハイジッ、あたしのケータイさっき鳴ってたぁっ!?」
「いや、気づきませんでしたよっ。えっ、もしや?」
「そうやねんー地下鉄からぁっ、地ぃ下ぁ鉄ぅ~っ!!!」
「そら、ネーサンCマークッ、今こそCマークですよっ、すぐ電話折り返してっ!」
「えー、でも今日はKちゃんと餃子の予定だったかから餃子の服に餃子のメイク、あたし、すっかり餃子山餃子だよーーーっ。」

そう言ってすぐにあたしは地下鉄にメールをした。

「電話くれた?今会社だから出れなかったよ~☆('-^*のの」

そうしてあたしは、走り出した。


まず、会社のトイレでウォシュレット。
おもいっきりあっちゃやコッチャを洗いまくった。

ヤバイ、下着だってやばいよぅ、上下バラバラだもんっ!!今すぐ買いにいかなきゃっ☆
でも下着をレジで「タグとって下さい。」って言うのもどうよぉ、っと考えてとりあえずデスクのハサミをバッグに放り込んだ。そして餃子の約束をしていたKちゃんのデスクに「ごめん、ちょっと先に買い物してくから、会社出たら電話してっ!!」とメモを貼り、あたしは会社を飛び出した。

ジーパンにボーダーTシャツ、ゴミだし主婦みたいな格好のあたしだけど、ここで負ける訳にはいかない。イチバン近くのMUJIへ走った。
んぎゃー、なんかいろいろブラあるわー、でも普段MUJIのインナー売り場なんて行かないから、ブラとパンツの相対関係がよく分からんっ、んぁっ、このブラまだマシかも?とか思いながらパンツを探すとパンツがLサイズしかなかったりする。なんでだよぅっ、オケツはMなんだようっ、パンツはちっちゃすぎるくらいがいいんだようっ!!と焦っていたらどんどん汗が吹き出してきた☆
ブラだってサイズがそろっているデザインはどうにもババくさいものばっかりだ。こんなクソババァみたいなブラで地下鉄と会うくらいなら今つけてるブラで・・・いやぁ、今のはン万円もするスゲーやつだけど、そのつまりはゴージャスすぎるんだよな、補正下着と言うやつで、ののの泣きのAカップをBカップちゃんにしてくれたエラーぃコなんだぁっ。それに引き換えパンツは貧相なのをはいちゃってんだもん・・・とか言い訳してる場合ぢゃない、結局今つけてるブラにできるだけあわせたパンツと、どうでもいい黒のソックスを買うコトにした。(だってあまりにも寒くて、Gパンなのにモケモケのハイソックス履いてたんだもん・・・)

突然のお買い物、レジでカード明細にサインをしている頃、Kちゃんが現れた。

「あーっ、ののさんにやっと追いついた~♪ハハハッ」
「おぅおぅ、餃子イコイコ~。あ、ちょっと待って、トイレ寄ってっていい?」
「あー、あたしも行きたーいっ。」

そうしてあたしはトイレでパンツと靴下を履き替え、洗面台でフルメイクの下準備を整えた。Kちゃんには地下鉄からの着レキのコトは言わなかったけど、ののがフルメイク装備に入りはじめたりすると「ナンかアルな☆」と誰もそれに口出ししたりしないのだ。
みんな良く出来たコーハイばっかで、ネーサン助かるよぉっ♪


そうしている間、
元カレ地下鉄から連絡はなかった。


Kちゃんと水餃子に焼き餃子、あたしは履きなれないカサカサのパンツでエビとニラと豚を喰らいまくった。「オトコは若い方がいいに決まってる。」「後々フラれにくくするためには、盛り上がってるうちにシガラミ作り」なんてぎゃぁぎゃぁ喋った。
ハーフ&ハーフを2杯飲み、その場はオヒラキ☆



まだ地下鉄からは返事がない。


なんだったんだろう。

17時台なんて、ヤツはあたしが仕事中だって分かってるはずだ。そんな時間にワン切り残した所で楽しいのか、いやホントにヤツは押し間違えたのか。他の女はそのワン切りに折り返し電話をかけたのか。

分からないけれど、分からないものは
考えてもナイに等しい。


ナイのだ。



そんな帰りの電車の中、なぜか3ヶ月ぶりに元カレ八百屋からメールが来た。
「おつ♪仕事に恋愛に元気にしとる?寒いなぁ。」

ののにとって八百屋は世界で2番目に好きなオトコだけど、今日のあたしにとってそのメールはカスカスのカッサカサだった。
「なによぉっ、彼氏には速攻フラれたわっ☆誰かと同じで『他に女がおるわけやない』って言ってたで(笑 いい男おったらコンパしてよっベストメンバー揃えるしっ☆」

気づいたら元カレにコンパしてくれーと言っていた。

「コンパの約束はできひんけど、天ぷらくらいおごったる!」
「なによぉ、天ぷらいらんし、ビールおごってよぉ。」
「はいなー、了解。」


その夜は結局、待ちに待った地下鉄からの連絡はなかったのでした。

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2005年12月08日

褒めてもらったよ。

テーマ:のの34

歳と疲れで奥二重がパッチリ二重になりました、お得感いっぱい永沢ののです。

今日会社に着くなり、隣りの席のSちゃんが言った。
「昨日カメラマンの●●さんが、ののさんのコト語ってましたよー『あのこはモテるやろ、なんかオトコのツボを知ってるって感じがするわ。しっかりしてるし。』って。だからののさんに伝えときますよーて言ってたんです、フフフッ。」

その●●さんはカジュアルな装いの立派なカメラマンさんで、日々そのへんの書店のファッション雑誌でモデル撮影をしている。歳の頃は推定37?そういう世界の人って年齢不詳だから42くらいかもしれない、でもまぁ、腕は確かだし腐るほど稼いでいる立派な方だ。
●●さんは毎日超美人と仕事してる方だし、ののがダサダサで怒ってる時も会ったコトがある。そしてついこないだ、コンパ仕様のののとバッタリ梅田で出くわした。そん時にのの酒も少々入っていたからコンパテンションで「んきゃー、●●さーんオツカレさまですぅ!」とかナンとかラブリーに言ってしまったコトを覚えてて下さったんだろう。

そんな方に褒めていただいたと聞いてのの、とっても嬉しくなって、デスクで朝っぱらから顔を赤らめてしまったの。
うれしいなー、のの、頑張ってモテモテになるために色んなコト頑張ってるもんっ☆
その成果がちょっぴり出てるんだって思うとウキウキしてきちゃった。


でも、「モテる」とシアワセは違うんだよなー。
でも、「モテる」の先にも「シアワセ」はあるような気もするんだ。
もちろん「モテる」がなくても「シアワセ」は世界にいっぱい転がってるんだよ。

それも知ってるよ。

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2005年12月06日

スケール

テーマ:のの34

カネではない、感覚的にはカネではない。
しかし、カネがうまく行かないと、関係がうまく行きにくいのが現実だ。

ののは田舎の小さな漁師町で貧しい家庭に育った。
両親はどちらも中学しか卒業していない、祖父母は工場に勤め、旅館の清掃をし、父はタクシードライバーで、母は身体障害者だ。外には働きに出られない母はののが物心ついたころから朝から晩まで内職をしていた。父も祖父母も家にいる時は居間でみんなで6畳一間でAMラジオを聴きながらヒト手間フタ手間かけて1点20銭にしかならない内職をしていた。

ののはそんな家庭に1人娘として生まれた。
家族のだれもがこのコには苦労させまい、学歴もつけたい、そう思った。

あたしは外食や旅行をした覚えはほとんどないけれど、特別貧しい服装をしたことも、給食代が払えなかったこともなかった。それは両親と祖父母が働き続けたからだということをよく知っている。


あたしよりも働かない人は要らない、と思う。
思う、というより、そういう概念がしぜんと備わった。

あたしより苦労して、あたしより稼いでいる人しかココロから尊敬できない。
元々オソろしく金持ち、というのは要素として悪くはないが一緒にいて居心地が悪い。あたしより苦労していて、あたしより稼いでいない人は「なんて要領の悪いバカなんだ」と見下してしまう。(そんな安いバカ女なのだ、あたしは。)苦労もしないで稼いでない人は、その人には魅力はあっても、ともに生きるのはそれはそれで息苦しいと感じてしまうだろう。


あたしより働いて、あたしより稼ぐ人にしか、のの、ココロを込めて言えないのだ。

「おつかれさま、お仕事大変やんね。」
(もちろんウワベだけなら腐るほど言う、ダダ漏れだ。)


それと同じに仕事の幅、スケールを考えるコトがある。
地位や名誉的。時代錯誤な考え方かもしれないが、そう思う。

ののはン万人に売るモノを企画しているお仕事で、国内出張も多く著名人とのやり取りも多少ある。NY出張をさせていただいたこともある。ソレよりもスケールの大きな仕事をしているオトコにしかココロを込めて言えないのだ。

「へー、●●くんのお仕事ってスゴイねー。」
(もちろん、これもウワベではダダ漏れ。)


これは人の価値には全く関係の無いことだと理屈では知っているし、納得している。だからこんな風に感じてしまっていることをアカラサマにはしないけれど、そう感じる自分がいる。

国体やオリンピックのお仕事をしていた9年元カレとは対等な関係を築いていたが、ほんの少しカレの方が収入は少なかった。その当時、苦労話を聞いても「ぢゃぁ、もっと稼げよ。」と書いた顔をののは隠しもしなかった。
ハンペンや八百屋くんの仕事はスケールもその稼ぎもののより少し小さかった。何を聞いても、あたしはエラそうにしていたんだと思う。
地下鉄は理想的だった。随分金持ちの家庭に生まれた地下鉄だったが、ヤツはアタシとは比べモノにならないくらい働いて、あたしより随分稼いでいた。その名の通り地下鉄を掘っているカレのスケールは随分大きなモノだった。

そして、こないだ初デートしたボンボン(35)。
随分ののにスイッチが入っているようだったけど、「へー、ののちゃんそんなお仕事してんねんやー楽しそうやね。で、ののちゃんの会社、年商いくらくらいの会社なん?」と聞かれ、返事をしたとたん、カレのメールの返信が鈍った。


あたしも切られているのだと思う。
稼ぎもスケールも、大きけりゃシアワセ、とも違うのだ。



追記)
実は他にも道はある。
ののが「お仕事大変だね。」とか「すごいお仕事だね。」なんて言わずに、「あんたもっと稼げよーー。」って日々ボコボコに言っても「ののちゃんコワイー」なんて笑える男のコなら問題ないのだ☆全く。
だってののはお仕事はどエスでも、プライベートはどエムなんだからっ♪

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