窓の魚

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窓の魚/西 加奈子
¥1,260
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大分作風が変わったというか、新境地ですね。


温泉旅行に出かけた二組のカップル

その4人それぞれの章で成り立つ、たった一夜のこと。


ここまで問題だらけの4人も珍しいとは思うけど

一緒にいて、同じ時間をすごし、愛し合っていたとしても

相手のことを見ていない、ということはよくあること。

そんな孤独感が伝わってきます。

「誰かといるのにひとりぼっち」まさにそんな感じ


あまりにもいつもの調子を封印しているので

なんていうか、泣き笑いのような切ない感じはなかったので

残念

その分しっとりとしてはいるんだけどねぇ。


この4人の行く末は明るくはないだろう。



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人のセックスを笑うな

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人のセックスを笑うな
¥3,899
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ツタヤディスカスに予約しておいたら、思ったより早く届きました。


映画館で見ようと思っていたのだけれど機会を逃し、DVDになりました。


うーーん

こういう映画って(邦画)今多いですよね

なので特別この映画が何かに突出している感じもしないのですが

原作は大分前に読んで忘れかけ。

私が期待していたほどには、二人のラブなところは少ないかな。


永作博美さんのような女性を魅力的ともあまり思えないし。

松山ケンイチは、どこでもいそうでいないなかなか素敵男子だった

気もするけど


でも、見終わった直後よりも、少したった今のほうが肯定的に

思い返せるし。

若い頃のどうにもなんない恋愛の痛くて甘い気持ちを思い出した

気もしましたね。




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リトル・ミス・サンシャイン

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リトル・ミス・サンシャイン/アビゲイル・ブレスリン
¥2,968
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今更ですが、DVDでみました。

公開時に絶対見ようと思っていたのに、見れずにとうとう今ですよ


すごく良かった。


私には姪がいるんだけれど、あの頃の女の子のカワイイ感じとか

家族のアイドル的存在に癒されたりするところがすごくわかるし。

アイスクリームを食べるな、食べろ。のくだりも、我が家でも

似たような会話がいつもされているのでリアル。



文句を言ったり、反発したりしてばかりでも

家族を愛する気持ちだけは全員にしっかりとあって。

叔父さんの必死に走る姿や、男たちが娘(妹・姪)を心配そうに見守る姿に

泣けて笑えるいい映画です




「妹を採点されたくない」といった兄の気持ちが一番グっときたかな

あの最後のダンス、もしかして感動の沸点がここに?と思ったけど

違う意味でウケました。



DVD買おうかな。と思うような、よい作品

満足


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百万円と苦虫女

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蒼井優ちゃんの久しぶりの主演映画

hyaku2




最近邦画ばかり見ていますが、これはちょっと若い(いや、21歳なのでかなり若い)
物語なのだけれどすごく良かった。


蒼井優ちゃんが大好きなせいもあるのかな?


困ったように笑う、とりあえず流す、苦虫女をあぁいう風に演じられるのは
彼女しかいない。うまいです。
脇を固める俳優陣も豪華すぎずに、それぞれのいい味を出す

ピエール瀧さん、上手でした。



うまくいかないから、うまくやれないから、そんな自分がイヤで
転々としたところで、どうしたって人との付き合いは出来てしまう。
好かれることも。巻き込まれることも。恋に落ちることも。


過去の積み重ねで今ある自分は、逃げたところで離れられなくて・・



前半の受け流し感もいいけれど、やはり恋をしてからがいいですね。


終わりかたも私はあれでよかった。
若い頃の恋は、お互いの思い込みや足りない言葉ですれ違う。
二人はまだ若い、運命の相手じゃなかったっていうこと


前向きに再出発だ、とか自分を見つけた、なんてたいそうなことじゃない

一つの恋愛をしてちょっと成長した。

この先に、何か楽しいことが待っている雰囲気。




弟と公園で手をつなぐところが好き。映像もステキで
泣けました。



クスっと笑えるところもあるし、夏の暑さとは日差しの感じが良かった。

最近観た邦画では一番。






たみおのしあわせ

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キャスティングが良いので早速見に行ってきました



tamio


なーんというか
コメディーというほどには笑えるところもないし、退屈に感じる人もいるかも

私は、結構こういうのが好きなので楽しんでは見れました。


当の主役の息子の恋愛よりも、周囲の熟年の人たちの恋愛が盛んなところも
今っぽいけど、なんか生々しい(大竹しのぶがとくに)


息子の婚約者のどこか怪しげでつかみどころのないところ
そこに引っかかって、たみおのしあわせを危惧する父。
いきなり帰ってきたアメリカかぶれの叔父と父の元恋人の
たくらみを知り、父のしあわせを危惧する息子。


たみおのしあわせ。は何なのか?


恋愛ではなく、親子の関係が主題なのです。


原田芳雄さんがうまいです
オダジョーに関しては、悪くないけど違う人でもよかったかもな?という感じかな。



バッドエンドでもハッピーエンドなく、劇中一番コンサバだった二人が「女は怖い」と選んだ
幸せとは。



風が強く吹いている

テーマ:
風が強く吹いている/三浦 しをん
¥1,890
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単純明快な青春スポーツもの。

というイメージでしたが、まさにそうでもこんなに読んでいて楽しいだなんて。


すごくすごく読んでいて楽しい本


淡い恋愛感情は出てきますが、むさくるしい男たちの友情と

夢がメインです。


10人それぞれの魅力と個性がグイグイっと読ませてくれます。

私的には双子のジョージとジョータがかわいかったかな。


とにかく読んで損なしの、青春物

これは映画化されてないのかな?(舞台化はされてるようでした)

こっちのほうが登場人物も多くて個性はぞろいだし、町内会や大家さんを

個性派で堅めたら、笑って泣けるイイ映画になりそうですよね。





殺人の門

テーマ:
殺人の門/東野 圭吾
¥1,890
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過去の作品にある東野さんならではの独特の雰囲気がある本ですね

白夜行のような。

暗くどうしようもない過去、子供時代からのつながり。


でも、この話には騙されるほうがバカといいますか

懲りねーアホだ。としか思えないような主人公が。


物語としては引き込まれかなり長編ではありますが

飽きずに面白かったのですが

主人公に関しては、同情はするけれど自業自得では?とおもえるような

イラっとくるところもあるので、そこがイマイチ乗り切れないところか?と



倉持は「模倣犯」のピースを思い出させるキャラだなぁーと

思ったのは私だけ?



とはいえ、東野さんのこの感じは好きなので

面白かったですけどね


サウスポイント

テーマ:
サウスポイント/よしもと ばなな
¥1,575
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ばななさんの最新作ですね。


運命の恋人。


あとがきを読んで「ハチ公と最後の恋人」の続編だったとしりました

ばななさんの作品は(日記のぞく)全部読んでいると思うので

もちろん「ハチ公と・・」も読んでいるのですがまったわかりませんでした。


逆に、もう一度読み返してみようかなって思う

そうするとまた珠彦君の存在そのものなんかが違った気持ちで

感じられたりするのかもしれない


大切な人の死。目には見えないけれど確実にある何か。力。運命、使命。


ばななさんのテーマはいつも同じ

それだけ伝えたいことがぶれないということなのだろう


大切なことを知っていて、物事の本質をわかってさえいれば

あとは自由でいいんだ。ってこと。

自分が必要なものをちゃんとわかっていれば、ちょっとのことではぶれたりしない。



自分が歳を重ねてしまったせいか?

読んでいて、あまりにも気持ちがわかって、ばななさんの言い回しが

あまりにも自分が感じるような書き方なので泣いてしまう、という

ようなことがなくなってしまったけれど

好きなことには間違いない。


後半、テトラちゃんが現実的で悩んだり、珠彦君をちょっとだけ怪しんでみたり

そういうところも、きちん書かれていて、そこがいいんだけど

ばななさんの文章は、なんていうのか単純な言葉でむつかしいことなんて一つもないの

にすごく心にくるし、同じような文章の人はいない

そこがすごいなぁ。好きだなぁ~と思うところなんだよね。



私も、なんだかんだいっても幸彦くんより珠彦君みたいな人が好き。



しっくりくる。


義弟

テーマ:


oto



これ、アファリエイトになかったんですよね

なんでだろう?



永井するみさんは、初めてです

図書館で人気が高くてなかなか順番が回ってきませんでした。


うーーん。

ミステリー?なのかな?

いまいち何がテーマなのかよくわからない感じで

これから何かがおきてもっと面白くなるのだろう、と

期待しながら読んでいたら終わってしまった。という感じ


でも一晩で読破してしまったので、飽きることもなく

ちゃんと読ませるところはあるんでしょうね。


中途半端な印象ですね。


ミサイルマン

テーマ:
ミサイルマン―平山夢明短編集/平山 夢明
¥1,680
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これまた図書館にリクエストして手に入れた一冊

迷惑な人です

リクエストしてたいたのが自分ひとりの場合はまさに新刊が自分の

手元にくる。というのもなんかいいところです



「独白する・・・」がすごいインパクトだったので期待しすぎていた

ところはあると思う。

面白いんだけど後半はちょっと飽きが来てしまった

最後が表題作なんだけどね。


「メルキオールの惨劇」と続けざまに読んだのが悪かったのかも


すごく刺激的で好きなんだけど、たまに読むから効くんだよね

何冊も続けて読むとどんな刺激にも慣れちゃうんだ


ってことで読む順番も悪かった

てな一冊。


「独白する・・」「メルキオール」の二作が好きです

グロくておぞましいのに知的な登場人物に萌え~なのですね。きっと(笑