鼓笛隊の襲来

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鼓笛隊の襲来/三崎亜記
¥1,470
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三崎亜記さんの新作です

「バスジャック」と同じく短編集。


どの作品も一癖も二癖もあり、日本のようで日本じゃないのかもしれない

現在なのか未来なのか、ありそうでなさそうな、という奇妙な印象のものばかり。

その作風は昔から変わってないというか、どんどん磨きがかかっている感じですね


ただ終わり方が普通すぎたりしてつまらないなぁと

思うものもあり。

また、結論それでどうなの?っていうのもあり

バスジャックのほうが全体的に見るとスキですね







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福袋

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福袋/角田光代
¥1,365
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角田さんの最新作ですね

同時期に「サイゴン・タンゴカフェ」を読んでいてそのブワーっと

情景が浮かぶような世界にとっぷりだったので

こちらの感想を忘れてしまいました。


らしい一冊ではあるけれど、とりたててどうっていうことも

ないような?

そんな印象でしたねぇ。

短編だと「Present」とか最高にいいんだけど、彼女は長編のほうが

ぐっとくるのかもしれません。

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サイゴン・タンゴ・カフェ

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中山可穂さんの新作です(アファリエイトになかった、なぜ?)


これは装丁もとても素敵なので残念。



中山可穂さんの作品はちょっと前に何冊か読んだのですが

これが一番いいですね。

今まで正直そんなに好きだったわけではないですが

好きになってしまいそうです(笑



短編集で5つの短編が収録されているのですが、私的にははずれなし

とても面白かったです。



彼女の作品は、いつも自分の経験が色濃くでているのかな?

と思わせるものが多いですが、今回もそのセクシュアリティであったり

作家であったりというところに出ているとはいえ、物語。恋愛小説。として

バラエティーに富み、数段魅力的なものになったように感じます。



私の中で次作がとても楽しみな作家さんになりました

沈黙を破って発表される新作はまたもっと魅力的なものになって

いることを期待します


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再婚生活/そして私は一人になった

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再婚生活/山本 文緒
¥1,470
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山本さん結構好きで、いろんなものを読んでいたのだけれど

最近新作が出てないなーとかそこまでは思いがめぐらず

すっかり忘れていました。


この二冊とも、日記になっていて離婚後ひとりになった頃と

再婚して別居ながら(最初は)も結婚生活を送りつつ、病気と闘う

様子がリアルに書かれています

とはいえ、闘病物っていうんではなくやっぱり日記。です。

どちらも、飾りなく日常を正直につづった感じがしていいですね


私は順番が逆で「再婚生活」のほうを先に読んでしまった(図書館の都合上)

のですが、「そして私は一人になった」のほうの冒頭の

一人で暮らすことの楽さ、好きな人であれ誰かと暮らすことの

大変さを、こんなに自分が思ってることを書いてくれるなんて!

って思うくらいに共感しました。


一人は寂しいけれどどこまでも自由で、自分の責任で何でもできるっていう

そういうことを楽しんでいた頃と。

一人は寂しいけれど、気を一番許した相手でも一緒にいることが

ストレスを生みどうしようもない時と。

その時々での彼女の本音が痛いです。




また恋愛小説を書いて欲しい

それを気長に心待ちにするだけです




そして私は一人になった (角川文庫 や 28-32)/山本 文緒
¥500
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こうふく みどりの/ こうふく あかの

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こうふく みどりの/西 加奈子
¥1,365
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大好きな西加奈子さんの新作

ってことで、なぜかすごく期待してしまい珍しく本屋で購入してしまいました

この装丁すごく目をひきますよね(笑


つながっていないようで、わずかなつながりを見せる二冊です


どちらも本筋の間に、過去の物語が挿入してあって

二つの物語を同時に読み進めていくと、本筋でつながっていくっていうね

(わかりづらい 笑)そんな感じ


「みどり」のほうは、いろんな人の物語が挿入してあるので

つながるまではわかりづらいです。


私は「あか」がよかったかな

今までにない標準語の大人の男性が主人公で

西さんならではの、ユーモア&自分突っ込みがウケます


感動とか、ポロっと泣ける、とかは私にはなかったのですが

これまた二冊とも彼女らしさ全開でいいな、と思いました






こうふく あかの/西 加奈子
¥1,260
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