魁!男塾 映画

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原作を読んだこともないというのに



sakigake
「魁!男塾」

見てまいりました。


キャスティングが結構マニアックで、その辺が逆にいいと

思えます

知ってる顔(有名人)が多いと、先入観があってそのキャラクターに入っていけない

ところもあると思うし

地味目なだけに、この原作のファンにターゲットを絞った感じもありますね。


原作を知らない私でも、それぞれのキャラの特徴・個性・良さが

わかるようになっているし、ストーリーも単純明快

そのマンガらしさが逆にいいと思いましたね

変にひねられたりリアリティを追求されたりしたら、つまんなかったと思う。


なかなか楽しめました

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カツラ美容室別室

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カツラ美容室別室/山崎 ナオコーラ
¥1,260
Amazon.co.jp

ナオコーラさんの新刊ですね
芥川候補だったんですよねぇ。これ。

でもらしいです。

直木賞では絶対ないって感じ(笑


すごく軽いタッチで、1時間くらいで読み終えちゃうくらいの分量


カツラをかぶって美容院を営むカツラさんとそこの従業員の

エリと桃木さん、そして主人公の淳之助と梅木さん
この少ない人数、限られた場所で話が展開していきます


なんていうか深く考えずスラスラっと読めちゃうんです
で、すぐに恋愛うんぬんSEXうんぬんにならない淡々としたところも
現実だなって。

恋とか愛とか、そんなにいつも必死で求めてないっていうか。


友達になっていく。過程がリアル
あーこいつなんでこんな事言うんだろう?とか思うけど
嫌いとかじゃなくてお世話したりされたり、飲んだり散歩したり
悩みを打ち明けてみたりうざったくなったり
そんなんの繰り返しで、いつの間にかすっかり友達
情けも湧いて、たまには逢いたい。
そういうのが普通に、そしてリアルに書いてあった。


各誌絶賛!とか書いてあったけどそういうんではない。

インパクトはないし、後々まで残るとも思わないけど、それはそれでいいんでない?

と思える作品




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約束の地で

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約束の地で/馳 星周
¥1,470
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直木賞候補にもなっていたんですよね?

この作品


確かに今までの(とはいえ最近のは読んでないけど)馳さんとは違った

語り口というか、新境地といえばそうかもしれませんね

自分の中でも、こんな風かな?と思っていたのをはずされたような感は

ありますが。いい意味で裏切られた、とかそこまでではないかな(笑


うまくなっていたり、大人になっていたり(自分より年上の人にすみません)

とかするのかもしれないけど、こじんまりとまとまってる感も否めない

勢いみたいのはなくて(本人も求めてないと思うけど)、うーーん。って

ところも


今までの作品は自分とはまったく別世界の、フィクションとしてそのギリギリ感を

味わって楽しい(?)みたいな感じだったけど

今回は、リアルに描いてて、でもそこまでに至る(事業に失敗して、父の守る家族の墓を暴くとか)

経緯が微妙に浅くて感情移入できないようなところも。

逆に骨を集める少年なんかは、うまいなーと思ったけど。



ずっとこの路線にするのかなぁ。

上手だけど、彼じゃなくちゃっていう感じのしない本でした。




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星へ落ちる

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星へ落ちる/金原 ひとみ
¥1,155
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2007年総まとめでも書いていた、金原ひとみさんの新刊です

装丁がいいですね。


が・・普通ですね

総まとめのときに、分かりやすくてカラーが出てるのがイイと書いたんだけど

これはまとまりすぎていてつまんない。


勿論、精神が破綻していく様を書いているところは彼女ならでは

彼女節?って感じなのだけれど。


いつも思うのだけれど、作者本人のことか?と思わせずには

いられない雰囲気なんですよね

そしてたいていにおいて、美少女であったりするんだけど(笑

こちらもオートフィクションということか。


一人の男をめぐっての、もう一人の男との三角関係

いや捨ててきた元彼も含めての4角関係か。

当事者であり、優しいふりして悪い男である、「彼」のパートがないのが肝。

恋に堕ちたものが味わう苦しみ、だもんね

祝・直木賞受賞

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naoki


桜庭一樹さん、直樹賞受賞ですねっ


「私の男」すごく面白かったし

「赤朽葉家の伝説」もよかったので納得です


候補者発表の時点で密かに応援しておりました。



いやしかし、受賞者二人ともかわいいですね。

川上未映子さんカワイイ!
桜庭さんの着てるのはTSUMORIですよね。
金原&綿谷コンビが受賞したあたりから、作家さんもキレイなのが
当たり前みたいになってきたんかな。





私の男/桜庭 一樹
¥1,550
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楽園

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楽園 上 (1)/宮部 みゆき
¥1,700
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図書館の予約を待ちに待ってようやく借りれましたよ

しかも人気本なので上下巻で一週間レンタル。

急いで読まなければムリ!


うーーーん

すごく評判がいいようですが、最近読んでみた「模倣犯」のほうが

引き込まれるっていうか長さを苦にせずに(いや途中長いかも?とは思ったけど)

興奮を持続させたまま読むことができました。


こちらは最後に救いがあって、敏子さんという女性の暖かくて実直で真面目な性格が

微笑ましく、感動的でもあり。

読後感はそこまで悪くないのですが


でもなんか、長いですねーー

ムリに伸ばしてるつもりはないんでしょうけど、もうちょっとサクサクっと

進んでもいいんじゃないかなぁーと思う場面も多かった。


最後の茜の犯した犯罪のひどさは予想以上ではあったけれど・・

私が子を持つ立場になれば、また違った読み方ができるのかも

しれませんね。

土井崎夫妻の有り様には、あまり共感できなかったなぁ。

とはいえ、宮部みゆき作、つまらないわけではありません。

良作です。



楽園 下/宮部 みゆき
¥1,700
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最終兵器彼女

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最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)/高橋 しん
¥530
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超有名なマンガなのですね

コミックレンタルで全巻一気に読破しました。


うーーーむ

泣けるところ満載のはずが、一度も泣けませんでした。

いや、ウルっときたところは前半にあったのだけれど。


少年(青年?)マンガなのでエロシーンがとりあえず織り込まれていて

でも、肝心なところはかけないので、基本乳首舐めてばっかです(笑


最初はその突飛な設定にすごく興味を惹かれてましたが。


ただ戦争の悲惨さ、無常さ、残酷さは恋愛物とはいえすごく分かりやすく

伝わりやすく書いてあって、

ピュアな恋愛マンガが軸になっているけれども、考えさせられることも沢山。

どちらかが辞めようと思っても終わるものじゃない

戦争がどれだけ無意味なものか、伝わるマンガです


最終兵器彼女 (2) (ビッグコミックス)/高橋 しん
¥530
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犬身

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犬身/松浦 理英子
¥2,100
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これはねー、面白いです。

犬になりたい、犬のようにかわいがって欲しいという願望をもつこと自体

はそこまでレアなことではないと思うんですが

実際、狼(?)によって犬にしてもらえちゃうっていうところがねー

松浦さんならでは、ですよね


私も主人公には負けますがかなりの犬好きなことで

ほんとわかるんですよね(笑

その部分も大きいと思う。



梓のドロドロした家族関係はどこまでいっちゃの??っておもった

し俗っぽくてなんだかなぁーだったけれど、最後の朱尾の心意気と

再会に前向きな幸せを感じられてとてもいい読後感でした。

そのラストがなんか意外だった。ラストは悲しいとか衝撃とかそういうふうに

持ってくのかな?と思って読んでいたから


犬と人間の関係はある意味独特で深く、変えがたい、というところを

すんなり理解できるので違和感なく、とても楽しめた作品

松浦さんの本は若い頃に、結構自腹で買っていたのだけれどすごい好きか?

と聞かれると微妙だったし、読みやすいという印象もなかったのだけれど

これは、小難しくも回りくどくもなく読みやすかった!

読みやすいということは、私の中で面白かったということです。


とてもお勧めです。



天使なんかじゃない

テーマ:
天使なんかじゃない (1) (りぼんマスコットコミックス (610))/矢沢 あい
¥410
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最近コミックレンタルしてるので、マンガネタを


天使なんかじゃない、全巻読みました

1巻読み終わったあたりで、これって面白くなんのーーー・・・と

不安でしたが3巻くらいになったらすっかりハマってました(笑


翠はかわいいし素直だし、いい子すぎてねぇ

最近のマンガでは見ない王道ですよね。

そしてほんとにほんとにすぐ泣く!!

あんな簡単にいつも泣いてたら、有り難味がないっつーかなんつーか。


とはいえ、その王道ストーリーにすっかりKOされて一気読みして

しまいました

途中、晃が海外で事故にあったときには「死ぬのか!!!」と

焦りましたがかすり傷でホッ(笑)

あのくだりなんだったんだろ?


とりあえず、レンタルには読もう!と意気込んでるマンガは置いてない。

という悲しい感じなのですが

少年少女・青年。レディースなんでもありなので

お勧めマンガあったら是非教えてほしいです!


2007年総まとめ

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あくまでも私が2007年に読んだ。ということになるので発刊日は違うかもしれませんが

去年を振り返ってみて自分が好きな本を書いてみようと思います


順番がうまくつけられなかったので順不同で書きます


「独白するユニバーサル横メルカトル」

元来の私の趣味であるグロなのですが、とてもよい加減でした。が、図書館にある平山さんのほかの著書が

思うようではないのが残念です、この続編ともいえる「ミサイルマン」など図書館にリクエストを出してみよう

と思います(買えよ!)



そして「私の男」

こちらは一番最近読んだから、というのもあるかもしれませんがかーなりお気に入りです。

「赤朽葉家の伝説」もすごくよかったなぁ。

桜庭さんが次に書くものもきっとツボだろうという予感をヒシヒシと感じさせますね。

「七竈と・・」もそうですが、彼女は悲しい出生の秘密とか近親相姦とかそういうタブーが

好きなのかな~。テーマなのかなぁ。とか思ってみたり。



「メタボラ」

桐野さんに関しては巷の人気ほどに好きではないのですが、これはすごかった。

最終的にどうしようもなさすぎない感じで(笑)そこがすごく良かった。

その何も持たない状態の悲しさ虚しさ見下され方がすごくて、でもそれがこの世界のリアルで。

そしてそこからどうするんだろう?どうなるんだろう?と引き込まれずにはいられなかった、

うまいなーと。登場人物それぞれが個性的で魅力的で好きです



「ハイドラ」

こちらも最近グンと良くなった(私的に)金原ひとみさん。

何がっていうのは難しいけど、彼女の持つ雰囲気がいいです。

彼女の場合あまりにも分かりづらいと嫌なのでこれくらいで調度いいです。

読者が分かりやすいように簡単に、でも自分を損なわず。みたいな感じ希望です。

だいたい終わりは完結してなくて、何かを匂わす感じですよねー



「雷の季節の終わりに」

これは読んだのが年頭なのでつい忘れがちなのですが、とにかく恒川さんの書く独特な世界感がツボです。

ほんとに自分の中で注目の人です。
聞いたこともない言葉や土地や慣わしや・・そういう点でいくと三崎亜きさんも思い出しますが
私の中では全然違って、恒川さんの物語は細かな説明がなくてもその様子や風土や言葉が

すんなり理解できて、押し付けがましくなくて、残酷な物語であっても静かでまっすぐな感じが、

するのです(誉めすぎ?)

悲しいと哀しいの違いのような(余計わかりづらい・・)

こういう物語(土地や呼び名や風習や・・)をゼロから考えられるのってすごいなぁ、素敵だなぁ、と



こう見ていくと、2006年に好きだった穏やかで優しい感じでホロっとさせられるようなもの

(瀬尾まいこさんやばななさんのような)とはまったく違ったものをチョイスしている自分が。

ホロっとしそうなのが全然ないです(笑)


「ここではないどこかで起こっている奇妙な物語」

みたいなものに魅かれた一年だったように思えます。

元から私は現実にありそうなものよりも、そういう物語が好きなんだと思います。
小さな頃から読書が趣味でしたが、横溝正史さんなどが大好きで、その後は村上龍さんとか
いつも刺激的で事件性のあるものが好きでしたね(笑)



番外編では「薄闇シルエット」。

そっからたたみかけるように次々と名作を出してく角田さんはすごいです。

まさに今、自分が考えていたり関心のあることを面白く書いてくれる。

それはたまたま自分の環境と年齢などが合ってるからなのでしょう、もっと若い頃に角田さんを

読んでいたときには感じ得なかった面白さです。
いつでも安心して読むことができる大御所扱いですね(笑)


実際、例えば職場の後輩に「お勧めの本ありますか?」と聞かれたら

角田さんを推すと思いますが(笑

自分の中だけでの趣味・読書。という点では以上の作品です。


あと自分が単に読むのが遅すぎて2007年ではないのですが

「風に舞い上がるビニールシート」も圧巻でした

ベタといわれようとやはり賞をとるものには、勢いのようなものにグっと後押しされた

才能を感じます

森さんの作品もほとんど全部好きです。


とりあえず全部図書館に頼っているので(笑)最新刊をリアルで読むことが難しいのが

もどかしい(笑)のですが(すでに上記の作家さんたちの最新作も予約待ち)

今年も気になる本をバンバン読んでいきたいです!