有頂天家族

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有頂天家族/森見 登美彦
¥1,575
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実は森見さんは「夜は短し・・」を読んでもいまいちピンと

こなくて「きつねのはなし」は私は好きなんですが

やっぱり、あまり好きなタイプではないようでした


巷でこれほどまでに好評価なので、私がおかしいのかなぁ~と

思いつつも、やっぱりこれも盛り上がれないまま(気持ち的に)

終わってしまいました。

読後感も続編楽しみーとかじゃぜんぜんなくて、とりあえず最後まで

読まないとここにも書けないし。みたいな感じ



ほかに「太陽の塔」も読んでみたいんですけどねぇ。


むーー





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ペルセポリス

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楽しみにしていた映画「ペリセポリス」見てきました。

クロスマス・イヴに(笑)



peru

期待度大だったのですが

ストーリー的には、なんか・・長いんですね

長く感じるというか。


自分自身に公正明大であること

バカな相手を憎んだり、仕返ししたりすることは虚しいことだ、ということ

祖母が教えてくれる言葉は、その小さな娘の心のにしっかり刻まれているのだろう



あんなに規制ばかりで自由のない国で、あんなに自由な気持ちを

持ち続けて(しかも女性が)育っていくことができたのは

彼女の両親の理解と愛と、そして経済的なものが大きいんだろうなぁ~

二度にわたる留学がそんな簡単なものじゃないのは背景を見ても

明確なのだから。


心の中は誰にもおかされることのない自由な領域であるけれど

大変な時代に生き抜いた。というようなものでは全然なくて

なんつーかすごく恵まれていたんだ。って、それ自慢?って思ってしまうような(苦笑

そんなところも見てとれる


ただ、CG皆無の、過去はモノクロのこのアニメには、センスをすごく感じたし。

リアルさで追求するんじゃなくて、イマジネーションで精神世界を現すっていうか

すごくうまいなぁと感じた。


ってことで思うほど良くない。映画でしたね。

残念っ。



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まぼろしハワイ

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まぼろしハワイ/よしもと ばなな
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大好きなばななさんの最新作ですね

この装丁も相変わらずいいですね。


ハワイのおおらかで神秘的でかけがえのない感じがすごくよく

出ていて、私も数回しか行ったことがないのになんでこんなに

ハワイが好きなんだろうーとか思うけど

あぁこういうことだったのかぁ、と感じた。


なんていうか、人が人を想う気持ち、思いやる気持ちの暖かさや切なさを

文章にしたら天下一品というか

勿論、逆に自分の心の大事なところをないがしろにされて胸が痛いときの表現も

天下一品。

難しい文章では全然なくて「目がキラキラして」とかそういう言葉で

書かれているのに、なんでこんなに伝わるのかなぁ




そして主人公の名前、いつも素敵なんだけど(雫石とか)これまたいいですね。

オハナ、なんて名前をつけてみたいなぁ。



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蛇にピアス 映画化

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蛇にピアス映画化 なんですねぇー

金原ひとみさんは、デビュー作(蛇にピアス)は好きで、その後イマイチで
当たり外れあるなぁーとか思ってたんだけど、また最近のはすごく良い。
ハイドラ 」と「オートフィクション





hebi
映画化かぁー

すごいよね。


私は刺激的だとか格好イイとかそういう次元じゃなくて、純粋に怖いと
思った記憶があるんだけどなー。
別にホラーじゃないですよ(笑




この画像を見るとなかなかリアルに表現されそうな感じで楽しみね。


赤朽葉家の伝説

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赤朽葉家の伝説/桜庭 一樹
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登場人物がそれぞれに個性的で魅力的

その面持ち、風景、色彩が目に浮かぶような文章

とても魅力的で、一気に読み終えました。


若かりし頃の曜司がすごくいいのと、神話と歴史が入り混じり

その世界に引きずり込まれるような一章がやはり魅力的ですね


母娘三代に渡っての物語なので、登場人物が現れては

消えていきます

そこで、最後にミステリー仕立て、というわけですね

ただ、この謎解きのような部分をのぞいたとしても十二分に面白い。


女性キャラが際立つ(主役)の物語でありながら

男性陣がそれぞれに魅力的で参りました。


何の面白みもない瞳子が見つけるその先の未来。在り方。


「ようこそ、ようこそ、このビューティフルワールドへ。悩み多きこのせかいへ。

わたしたちはいっしょに、これからもずっと生きて行くのだ。

せかいは、そう、すこしでも美しくなければ」





マザコン

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マザコン/角田 光代
¥1,470
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最近、続々と出しますよね、角田さん

これは短編集

マザコンという題名だけで思うような内容ではない。

でもちゃんと母親との関係を書いてるんだけどね。


30代もしくはそれ以上で、母親も歳をとり、自分も一人の女性として家庭をもったりして、

母親を、「親」ではなく一人の女性として客観視できるようになった

そんな年頃の女性が持つ、母への諦めや軽蔑、想いそして愛情。



彼女は長編のほうが好きかも

最近色々出すぎてて、この本については特筆するほどに

感動したり感じたことはなかったかな。

ただ、なんつーかキレイ事ばかりじゃない内面をちょっとクール

に書くところはやっぱうまいなぁ。と。

家族狩り

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家族狩り オリジナル版/天童 荒太
¥2,415
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私が借りたのはこの装丁ではなかったのですが(でも文庫の長いバージョンでもない)

きっとオリジナル版というやつだと思うので、それはAmazonになかったのでこちらを。


残虐な殺人シーンがメインの物語かと思いきや、こちらはすごく

重いテーマなのですね。

私が一読しただけでは、その深いテーマに気づけなかったといいましょうか

空恐ろしい話。で終わってしまいそうでした。


殺人事件の40%が親族・身内の犯行になってきている(とニュースでチラっと言っていた)

最近では、このオリジナルが書かれたときよりも更に、身近で起こり得る話になって

いると思います。

家族を助けること、愛すること。それが伝わるのは難しく

それぞれの生活があり仕事があり、そのことだけ。に心を注ぐことは容易ではない


テーマを投げかけてはいるが、犯人夫婦は異常者の何者でもない

と思え。。

また、子供本人の責任みたいなものはすべてなく、親や社会の責任である

みたいな発想も・・


私には、その深いテーマがうまく描けてるようには感じなかったですね

グロ小説の一つという認識で読みました。