リレキショ

テーマ:
中村 航
リレキショ

文藝賞受賞作なのですね

どうやら三部作の一番目らしいので、全部読んでみないとよさはわからないのかな


Amazonのレビューでは、みんな好感触のようでしたが

私にはいまひとつ。

簡単に読み終わってしまったけれど、読み進めるのが楽しくてしょうがない

感覚にはもう一歩



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アンクレット・タワー

テーマ:
真田 コジマ
アンクレット・タワー

誕生日にアンクレットを買ってもらえなかったことが(ほんとうは、盗んだアンクレットをつけていることに

気づいてもらえなかったこと)原因で鉄塔に登り自殺を考えた少女

そのニュースを見て、その少女が助かることに自分の恋愛の結末を賭ける。


三者三様の悩みをかかえ、不安と後悔を持ちもがいている三人が

最後にはそれぞれに幸せになるのが読んでいて気持ちがいい。


ルックスだけで好きになったアクセサリーのような彼を持つナツキ。

5年前に自分から別れてしまった彼女をずっとひきずるマサシ。

子供ができないことが原因で、自ら夫に愛人をもつことを勧めてしまったマイコ。


年齢的にもマイコの話が一番グっときたかなぁ。

お互いが相手を気遣い、相手に嫌われたくない一心でついた嘘。

最後は「うんうん、よかったねぇ~。」と感情移入してしまいました。


その少女に押され、思い切って行動してみることで、

実は自分は誰かにとても愛されていることに気づく。

それぞれの恋愛ストーリー的には、先が読めてしまうものも多く、ある意味ありきたりなのだけれど


最後はちょっとグっときたし

幸せな気持ちになれたので。良かったです。


これが処女作ということなので次回作も読んでみたいですっ




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東京バンドワゴン

テーマ:
小路 幸也
東京バンドワゴン

巻末に「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」

とありますが

それを読んでなるほど~と思いました


4世代、8人家族(後半で9人家族)のハートウォーミング(笑)ストーリー

と申しましょうか。

ほんとに悪い人なんか一人も出てこなくて、みんなイイ人ばかりの

下町人情物語。

絵が得意な外国人なんかが出てくるのも、いかにもですよねー。


家族愛を軸に、古本屋東京バンドワゴンに巻き起こる珍事件を解決してく

事件とともに、家族の中の秘密(?)も明らかになっていく。

小難しいこともなく、すんなり読めて楽しめるいい作品です。



自分が子供の頃に見ていた家族物のドラマをオマージュにしているだけあって

逆にこれをドラマ化するのは簡単そう!!


我何人は内田裕也(笑)で決まりでしょー

青は、妻夫木。

紺は・・・うーん佐々木蔵之助とか?


キャスティングを考えるのも面白いですね。



第二弾もあるようなので、近いうちに読んでみようと思います



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ハイドラ

テーマ:
金原 ひとみ
ハイドラ

あたりハズレがあると思っていた金原さんの作品

前作の「オートフィクション」が良かったので期待してました


あたりはずれでなくなったような?

いいじゃん

今回も興味をそそられる本でした。



とりあえず主人公のおかれている状況は、彼女の作品にありがちな

感じなのだけれど、そこで出会ったバンドのボーカリストがねぇ

ベタなんだけど、その出会いから付き合うまでが健全で、理想的で(笑)

思わず羨ましくなっちゃいましたよ。

まぁーそのギャップっていうか、白馬の王子様が現れた!・・・・けど???ってとこが

狙いなんでしょうね




まぁ。。それはおいておいて(苦笑)




彼女は、ずっと病んでいて、同棲している彼のせいにしながら噛み吐きを繰り返し

拒食しているんだけれど。

その痩せ続けることだけが、存在意義だと。

彼に捨てられないために、笑わず・太らず、相手の言うがまま。主張や感情をもてなくなっている。


そんな彼女が、矛盾も嘘もないまっすぐな、男に出会い恋に落ちる。

自分がすぐに傷つけることが出来るであろう純粋なまなざし。

君のそのまんまを受け入れるよと言ってくれる。

その優しさと脆さが辛い。



他人に「愛されてないかわいそうな女」と思われることが何より嫌だった彼女に

とって、願ってもいない状況であるはずなのに


どうしようもなく、惨めだったりずるかったりする自分の状況に

悲しんだり哀れんだり傷ついてくれてしまうであろう彼が脆すぎて、まっすぐすぎて

躊躇する

自分が傷つかないための布石

自分によって傷つかない相手

現実と理想。

夢。



最後まで、どちらを選ぶのかは曖昧なまま



長編というわりには短くてあっという間に読み終わってしまった。

読みやすくなっているけれど、やはりとても彼女らしくて

私は好きですね





余談ですが

バンドマンの松木は、私の大好きなトータス松本さんを彷彿とさせる

ので、余計に彼を素敵だと思ってしまったのかもしれません(笑)!



家日和

テーマ:
奥田 英朗
家日和

奥田さん、最近はずれなしですねぇー


家をテーマにした6編の短編集ですが、どれも面白いです

伊良部シリーズみたいなゲラゲラ笑えるものはないですが

不満やグチはあっても、ちゃんと家族を愛している主人公たちの

ほんの気の迷いを、ユーモアたっぷりに書いてます


新しいものに飛びついても、関係を壊そうと思う登場人物が出てこないのも珍しいし

なんというか・・悪意とかズルさとか、負のベクトルを全く感じないんですよね。誰にも。

最後はちゃんと丸く収まって、元のさやに戻るところも

作者の性格なのか。憎めない、愛すべき登場人物たちばかりで

かわいいんです。

オークションにはまる主婦も、自分の部屋をカスタマイズするサラリーマンも。

気持ちわかるなぁーって。


私は「ここが青山」と「妻と玄米ご飯」が良かったです。




後々まで残るものではないけれど。

とても楽しい作品でした。


よいです。


東京てくてくすたこら散歩

テーマ:
東京てくてくすたこら散歩/伊藤 まさこ
¥1,200
Amazon.co.jp

私は都内在住ではないので、それではすぐに!とは行けませんが

楽しめる本でしたね


彼女のファッションもいちいちかわいいし(ちょいぽっちゃりめなところが親近感湧きます)


一人で色んなものを美味しそうにパクついている写真が多くて

ほほえましいというか、ニッコリできますし

紹介されている店や場所。どれも自分が好きなテイストで、あぁ~いいな。と

素直に思えます

朝から酒飲んだり、ランチ軽めに食べてすぐガレット食べてたり

お一人様でも、格好イイし、気取ってばかりじゃない感じがとてもいいです


自分も平日にゆっくりこうやって散歩ができたらなぁー。


また、東京に限らず自分が住んでいる街でも隣の街でもこういう楽しみ方は

できるだろうと思えるので

てくてく散歩。してみたくなります



ただ、これを近所に住んでいる人意外が見て

たどり着けるんだろうか?とか思うと微妙


まぁ、最後に店のアドレスが載っているので、そこからは自力で

なんとでもなりそうですけど・・・

だったら意味ないんじゃ??

とも。

わざわざ単行本で出版するのであれば、こまかな地図を入れておく手間くらいは

あるだろうし

それによって本の雰囲気が損なわれることもないであろう・・・とね。


実用性は求めてないの・・

って思っていたとしても。

その不親切は、うーーん?と思ってしまいました



まぁーそれでも、そそられる本でしたね。

私は、結構満足しました




5

テーマ:
佐藤 正午
5

なかなか面白い本でした


感想を・・・というと、なんか端的に表現できないし

うまくかけない感じですが


主人公の小説家の言動は理解できるし

どうしよもない男にこそ惹かれてしまう女のくされ縁も。



うーーん。


面白かったです。佐藤さんもうちょっと読んでみます

また会う日まで

テーマ:
柴崎 友香
また会う日まで

柴崎さんは、読むの二作目ですね。


独特というかキャラが強いというか、オリジナルなものを持っている気がしますね


今回も特別大きな事件や恋愛のゴタゴタみたいなものもないのだけれど

私は、主人公が異性とも同性とも友達として、ちゃんと付き合えている人物で

ある、というところにすごいなぁーと変に感心してしまった。


きっと作者もそういう人なんでしょうね。


ただ二作品読んだけど、ほんとに似た雰囲気すぎて

なんというか・・

大好きって感じでもないです。


でもまだ未読のものがたくさんあるので読もうと思います。

大日本人

テーマ:

見てまいりました

「大日本人」


日曜日のレイトショー、まあまあの入りでしたね


ダウンタウン、松ちゃん大好きの私としては、かなりの期待度大だったのです。


が。。


長い。そして眠い。


これが分からない人は笑いのレベルが低い人。お笑い音痴。

みたいな事をYahooの映画レビューなんかに書いている人もいたけど

ほんとにそうなのかなぁー。

だとしたら私は笑いのレベルが低いんだろうなぁ。


最後のオチも含め、この長さのわりには全然面白くない

と思ってしまいましたね


勿論笑える小ネタも沢山あるし、松ちゃん独自路線?ってとこはいいんです

板尾とのからみも普段は大好きだけど、わざわざ映画でやらなくても、普通にテレビで

出来てたことだと思うし。。

あれを映画館で見るとすごく違和感でしたねー。

また同じことやってんだ?

みたいな。



エンドロールでの宮迫&大輔のからみも

全部テレビサイズ。

家で一人で見る分にはいいんだけど。

芸人を一人も知らないであろう、フランス人はより一層面白くなかったと思うんだけど・・

そんなことないのかな??

ある程度、芸人それぞれのキャラや人となりを知ってるから笑えるわけで

(あ、この人も出てる!的なことも含め、役ではなく元来のその人のキャラに

頼ってる感が強い)

まったく知らない役者(?)として見たら笑えるのだろうか??

UAだって竹内力だって。原西に関しては論外。



前半、寝てる人いました

私も途中であくびをかみ殺してました。



期待が大きかったので期待はずれ感も大きくて

CMで流れてるとこがまさに見所?というか。なんというか。

家に帰って「ガキ」で松ちゃんを見たときにビミョーな気持ちになりました。