中庭の出来事

テーマ:
恩田 陸
中庭の出来事

大好きな恩田さんの作品です


かなり期待して読みましたね


うーーん、分かりづらい

っていうか、分からん

私の頭が悪いのか?集中して読んでなかったかな??

多分、全部読み終えた今、もう一度読めばもうちょっとわかるとおもう

でも残念なことに、人気本なために一週間レンタルなので、もうすぐにも

返さなくては。


すごい試みというか、これは小説なのか?

分からないけれど、私にはつまらなくはなかった。

不思議な出来事?を登場人物同士が憶測で推理して、色々言い合う。

恩田さんの本にはよく出てくるのですが、今回もありましたね

私、結構好きです。「黒と茶の幻想」がその連続で面白かったんですよねぇ


「ドミノ」とかも、なんというか挑戦的?独創的?な感じがしたし

色んなものに挑戦していて、イイです


よくわからなかった

でも、なかなか面白かったですよ



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美丘

テーマ:
石田 衣良
美丘

 石田衣良さんの、恋愛物というと。。「東京DOLL 」を思い出してしまうので

期待はなかったんだけど

でも、本屋での取り上げ方とか、帯とか、装丁とかで

「すごいのか?」(笑)

と、手にとってしまいました



やっぱり思っていたとおりで・・

特別な感想はありません

なんでこういった恋愛ものを書くと、ベタベタというか

女性のキャラが、ほんとなんというか・・・

古いというか、リアリティたっぷりぶって全然リアルじゃないっていうか・・

うーーーん

なんですよね



失敗だった

今度は石田さんの恋愛を前面に押し出したものは注意します。

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ストロベリーショートケイクス

テーマ:



suto2

大好きな魚喃キリコさんの作品を映画化っていうことで

すごーーーく楽しみにしていたものを、リバイバル?上映で見てまいりました。




うーーん

原作、家にあるので読み直してみなくちゃ



原作は、漫画なだけに内面のつぶやきをそのまま文字で

読む、それを言葉にされると違和感があるような・・特に塔子のパートが。

その塔子役のキリコさん。

微妙だなぁー。

原作そのもののモデルが自分で(多分)、その映画化ということで

本人が演じてるっていうの、すごいと思うんだけど

一番リアルだし。

絵を書くところも、描いたものも、当たり前だが原作を裏切りようがないところも。


でも、あの映画を見て、魚喃さんをちょっとキライになってしまったかも(苦笑)

塔子はあぁいうイメージなんだ。

リアル本人がやってるんだから、そうなんだよね・・


R15指定なだけあって?

というかそれ以上に、エロシーンや若くてキレイな子の下着姿やきわどい姿や

裸体を何度となく見ることが出来ます

勿論、それは必要なシーンだし、全員が体当たり演技っていうこと

なんだろう。

物語の流れで必然的なシーンだから、裸になることも自然なこと!みたいな(笑)

その思い込みでみんなこぞって脱いでるような?

そんな風に思えるんだよなぁー。

そこまで必要?みたいな。

原作でもあそこまでグイグイなかったと思うんだけど・・


suto


4人の女の子のそれぞれのリアルを物語にして見せるのはとても

難しいと思う。それをうまい具合にまとめてあるなぁーと思う


原作で魅力を感じてなかった里子がすごくよくて、最初のあのシーンだけで

やられた。

やっぱり実力の違いっていうか、女優だなぁーと思う。

雰囲気とか、そういうんではおっつかない何かがある。


あとは・・菊池がキモかった(笑)

私にはミスキャストに思える・・




痛くて辛くて、一人で生きてて

キレイごとだけじゃないっていうのも、

みんなかわいくて傷つけて、傷ついてるところも。

それでも、生きていこう。って感じも

やっぱりイイ映画かなーー。








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ひとがた流し

テーマ:
北村 薫
ひとがた流し

直木賞候補だったということで、ちょっと興味を持ったので読んでみました

北村薫さんの作品は初めてです



小さな頃からの付き合いがいまだに続いている三人の女性

その関係は、長い付き合いであるがゆえの優しさや思いやり、そして理解に満ちた関係で

とても癒される。

羨ましいですね。

友達といっても、やはり役割分担みたいなものはできてきていて

それを各自がわかっていれば波風なく穏やかな関係が続いていくのかなぁ~

この人には愚痴を言えるけど、この人には言えない、どっちがより好きか?とか仲がいいか?

ってこととは関係なくね。

そして過去の思い出を沢山共有しているから分かり合えるというか、わかってあげられる?

というのかな。


千波が命にかかわる病であることが発覚するあたりから

物語は盛り上がっていく

私も、その病の心配をいつも胸に秘めているので。あぁそんな話なんだ。と思ったとき

には身につまされるというか、それまでダラダラ読んでたものに、

気が入るというか(笑)

そんな感じになりました

あとがきにもあるとおり、その病についてははっきり病名を言わずにぼかした

ままにしてありますね。



描かれている女三人の友情はとても強固で、押し付けがましくなく素敵だ

お互いの娘たちに与える愛情も。

ただ、余計な(余計ではないのかもしれないが私には)文章が多いような?

そんな気はしますね

なので読んでてダラっとしてしまうというか、締りがないというか・・・


千波は最後に最愛の人を見つけることが出来、またその人にそばにいて

もらえて幸せだったろうな。とせつなくなるけど

涙がこぼれるほどではなかったかな


私的には美々が語る、友達の役割分担みたいなところにグっときました

自分のために、家族でもないのにあんなふうに一生懸命になって、親身になってくれる人が

いることは、とても幸せなことだし、貴重なことだ

ひとがたを流すときに、自分のことではなく大切な人のことを想って願いを

託すことができる関係って、かけがいのないものですね。


デトロイト・メタル・シティ

テーマ:

最近我が家に新しく仲間いりした本!!(っていうか漫画)


それは


若杉 公徳
デトロイト・メタル・シティ 1 (1)

若杉 公徳

デトロイト・メタル・シティ 2 (2)




デトロイト・メタル・シティだ!


ウケますね~!


DM2

こんなバンドは俺の望んでいたものじゃない・・・と思いつつも
必要に迫られてデスメタルのカリスマ!ヨハネ・クラウザーⅢ世になりきってしまう
主人公の苦悩の日々(笑)
いや、最初のうちはほんとイヤイヤなんだけど、最近では興奮すると
勝手に体が動いてしまってるような・・(笑)


基本とーーってもイイ人のクラウザーさん。
そして頼りになる盲目でお馬鹿なファンたち
この構図がいいです。



DM4
そして曲名も超いいんです!
「SATSUGAI」「デスペニス」「地獄の窯が開いた」「恨みはらさでおくべきか」(笑)とか!!!



1巻の数話は、はっきりいって「面白くなんの?コレ?」と
思っていたけど回を重ねるごとにどんどん面白くなってきます
私は実家に帰る話が一番面白かったかなぁ。


名言・迷言の数々
とりあえずこれからどんどん面白くなりそうな気配です

楽しみーー



DM3 DM




私もこれからどっぷりはまっていくことでしょう
っていうかオリジナルTシャツ欲しいなぁー買おうかなーーー(笑)



「ゴー・トゥー・DMC!!ゴー・トゥー・DMC!!」


すっかりファンになってしまいました。





薄闇シルエット

テーマ:
角田 光代
薄闇シルエット

角田さんの最新作ですね。

題名と装丁でなぜか?そうとう期待できそうだ(笑)と思っていたのですが

期待以上でした!


20代後半~30代後半くらいの幅広い女性が、登場人物の誰かに

絶対に共感できると思います

そして、自分とは違うタイプの登場人物の気持ちも痛いほどわかってしまうんだ


各章の題名と内容がしっくりしていて、その章ごとに感じること

共感すること、ホロっとすること。

女の子の心の中を書くのがうまいなーー、ほんと。



「自分は何も持っていない」


私も幾度となくそんな風に思うことがあった

「やりがいのある仕事」

「素敵な彼氏」

「将来の目標」

「暖かい家庭」

今だったら「子供」も含めて。


どんなに仲良くしていても、なんでも話せる相手でも、ましてや姉妹であっても

どうしても比べてしまう、妬んでしまう。そして優位にたちたいと思ってしまう

女同士ってめんどうくさい


些細なことで、すれ違って、疎遠になってしまう

興味のあることが変わり、会話がかみ合わない。

お互いを牽制し、プライドを守るための会話。

自分を置いて、前進しないで。


それをドロドロと嫌なものとして書くのではなく、ほんとに共感できるものと

して書いてあるところがすごいです。

ハナもチサトもナエも母もキリエも、みんな一生懸命。みんなカワイイ


女性の、みっともなくて見栄っ張りでずるくて、幸せになりたがりで、でもとてもカワイイところを

ちゃーんとわかって書いてあります


何が幸せか?誰が勝ち組か?

そんなことは誰にもわからない。

こうなったら幸せだな。と思うことが、実現してみたらホントに幸せかもわからない。


手作り教の教祖と化した母の手に入れたかったもの。

チサトが手に入れ選んだ、つまんないこと。



「いくつになってもその人はその人になっていくしかないんだから、他人と比べるだけムダだよ

きょろきょろ人のこと見てる間に、あっというまにおばちゃんだよ」


最後にチサトの言うことは正しい

でも、どうしてもきょろきょろしてしまうし、人が手に入れたものを自分も欲しいと

思ってしまうんだな。


「誰にもどこにもいって欲しくない」

私も何度も思いました。

あのモヤモヤした気持ちをこれだけ的確に言い当てた

のはすごい

友人が彼とうまくいってても、結婚するときも、仕事を独立するときも、

そのこと自体を心の底から喜んであげれた?と思うと、どっかで「あー、今までみたいに

遊べなくなっちゃうな」とか自分基準で考えてるんだよね。

ずっと自分と遊んでいて欲しい。ずっと自分と同じ仲間でいてほしい・・・・



とてもリアルで、かわいい女性でいっぱいの本

自分もこの一人なんだ。

欲しがり屋なのに、やりたくないことばっかりで、人と比べて落ち込んでしまう

そんなカワイイ女なのだ。


超、お勧めですね!

嘘つき

テーマ:
ダヴィンチ編集部
嘘つき。―やさしい嘘十話

こんな豪華版の短編集があったのですねぇー

しかも表紙ものだめじゃないですか!!(笑)


とりあえず、西加奈子さんが入ってる時点で買い(借り??)ですが

ほかもほんとすごい、三崎亜紀さん、豊島ミホさんとか!


全部で10編ありますが、飽きません

私、結構こういうの飽きたり失敗だと思ったりしちゃうんですけど

スイスイっと読めました


まぁーでも、特に良かったのはやはり西加奈子さんの「おはよう」

そして佐藤真由美さんの「ダイヤモンドリリー」がかわいくてよかったな。


全編を通して、嘘つき。といっても「優しい嘘」ばかり

そして、ほんとに作家さんの個性が出ますねぇー。

この短編集はそれが濃く出てる気がします


西加奈子さんは、いつものまんまの関西弁で日常にある男女を描いている

三崎亜紀さんは、やはり社会派?というか、恋愛に重点を置いているんではなく

この今ある世界。ここではないどこか。という設定は変わりませんね

豊島ミホさんも、独特でしたね。

こうやって色んな作家さんのテイストを手軽に味わうにはもってこいだし

嘘。についての解釈表現がほんと色々で、とても楽しめました


どれも面白いですが、自分が期待して読んだ「優しい嘘」という面でも

西さんと佐藤さんのがホロっとさせられてとても良かったです


同シリーズで他のテーマのものがあるようなので、近いうちに挑戦してみようと思います!



お勧めですね