ざらざら

テーマ:
川上 弘美
ざらざら

川上弘美さんの短編集


実は、「夜の公園」も旅行の道中に読むためにもっていきました

これは、短編集だしよりイイ!と、またまた旅行のお供にもって行きました


正直最初の数編を読んでいても、ん??という感じで

よくもわるくもない。

これだけ??と思っていた。

旅行中はそこでおしまい。


残り半分くらいを家に持ち帰って読んだ


なんだぁ、いいじゃない(笑)


ここに出てくる女性は、ほんとうに等身大というか今っぽい感覚を持ちつつ

ほんとうにどこにでもいそうな子ばかり。

私もこの中にいるみたい。


恋愛していることは大切だけど、それだけじゃない

してなくっても楽しいし、女同志も楽しいし、一人の暮らしもとても楽しい、快適

そんな風に感じている恋には不器用な女性が多い


いくら世の中、恋愛だぁと騒いでいたって、実際はこんな風(笑

彼氏なんてそんな簡単にできないし。あっけなくフラれたりして、グタグタひきずったりもする。

それを淡々と受け止めて、自分が好きなものを大切にしてたり。

そこには、かわいい女性が沢山います。


後半につれて良く感じてきた。

いや、好みの物語が後半にあるからかな?

どっちかっていうと、男の子がでてこないもののほうがよかった。


「桃サンド」。「えいっ」。「草色の便箋、草色の封筒」。が好き


「同行二人」は男女のものでは良かった。



登場人物の丁寧な暮らしや、小さな小物や雑貨。

そして料理。

都心に一人で暮らしてる子が多いとことか

なーんか、雰囲気統一してるなぁ。とは思っていたのですが、最後まで読んでみたらクウネルで

連載されていたものなのですね。

なるほどーーと妙に納得してしまったのでした。

なんとなく、その雰囲気であったほうがより良かったんだけど(笑)

連載を読むであろう読者のツボもちゃんとついてるなぁ~、と別な意味で感心

したりもしました。

AD

ワイルドスピードX3 TOKYOドリフト

テーマ:

dori 日曜日の夜に、観てまいりました


ワイルドスピードX3 TOKYOドリフト

今回の舞台は東京。

そして日本独自?の狭い道やカーブをどれだけ早く走れるかを競うドリフト!

クルマ好きのツレがワクワクしないわけがない(苦笑)

CMを見るたびに「楽しみー!」って言ってましたよ


ワイルドスピードは、シリーズ化するだけあってなんだかんだいっても面白い!

私も好きです

久しぶりに混んでる映画を見ました(笑


ドリフトシーンは大迫力で面白かったですねぇ~手に汗握る感じです。

台湾映画なだけあって、日本人そのものはそんなに出てきませんただ、超男前?な役で

妻夫木君出てましたね(笑)

主人公って、あんなふうでまだ高校生?!

他の出演陣も、若いのにやたらフケてるというか。色っぽいというか・・・

渋谷をドリフトで走り回るシーンはすごいし、キレイだしとても魅力的でしたね


何気に私もクルマの映画好きなのかも?

なんだかんだいいつつ楽しめる。

イイ映画でした。

AD

町長選挙

テーマ:
奥田 英朗
町長選挙

もう、有名すぎる本

そして今更感が強いですが(笑)


なんせ、春頃に予約して待てど暮らせどこなくて(涙)問い合わせたら図書館のミスで順番に

はいってなくて、割り込みさせてもらったのに、それでも借りれたの今です(苦笑)

ほんとどれだけ人気なんだ?

遅すぎっ!多分4ヶ月は待った・・


伊良部シリーズ、っていうか奥田さん好きなわたくしですが

久々に読んだ伊良部もの。

面白かったです。相変わらずなところと、さらに治療してねーんじゃん??という

自然体具合。

短編が4作はいってますが、最初のが面白かったかなぁ、オーナーってやつ

騎馬戦とかね(笑)

基本的に前三編はもうみんなが誰だかわかちゃう有名人をパロって

書いているわけなんだけど、こんなにあからさまにして本人からクレームが

こないように(笑)うまくまとめるのってどうするんだろう??

なんて違う観点からも面白く読み進められましたね~。


表題作の町長選挙も、ちょっとジワっときて

不意に涙が出そうになった。まさに不意打ち。


パターンは読めてきちゃったけど。面白いのでこのままでいいです

寅さんみたいなお約束になっちゃって欲しいですね

AD

温室デイズ

テーマ:
瀬尾 まいこ
温室デイズ

大好きな瀬尾さんの新作ですね

ちょっと前に読んだのですが。書くのを忘れてました。。というか難しいですね


中学を舞台に(小学校からさかのぼっての人間関係があるのですが)

いじめにどう対処していくか、それぞれの自分を守るための戦いを

書いたものです。


実際、親も先生もあてにならないんだよなぁ~

自分がひどいいじめにあったことはないけど、この雰囲気は痛いほどわかるし

小さな社会しかもたない、中学生や小学生にとっての「いじめ」というものは

どれだけ辛く悲しく、逃げ場がないか。。

逃げたら逃げたで、復帰不可能な気もするし。

負けない!という意志もまだ幼い子供にとってはそうそう長く続くものではありません


きっと、頑張れ!と励まされ気持ちをわかってくれないであろうと

思っていた、お父さんの頭が思っていたより柔らかだった、と知ったところで

泣けました

それで強くなれたんだと思う。


応援したいとか、なくしたいとか、許せない。という気持ちは親にも先生にも

もしかしたらクラスメートにもあると思うけど・・


これは課題図書にもなっているのですね。

ほんと、今現役のコたちが読むべきだわ。


現状打破は難しい問題ではあるけれど

一人ひとりが、自分を守る戦いを。嫌でも流されてしまう自分に対して少しでも考えていく

ことで変わっていくといいですね





パビリオン山椒魚

テーマ:

pabi

見てまいりました!!

パビリオン山椒魚!

出演陣がとにかく豪華ですよね。オダジョーもさることながら、津田寛治さん!

いいですぅー。

そして女性陣はとくにアクが強いです。麻生祐未さんのキレイさもすごい!


で、見終わった感想は。。

うーーーん。

ところどころに、かなり笑えるとこもあって。
おかしいんだけど。
狙いすぎ?
オダジョーのおかしくなりぶりとか。主題は何か?とか。
よくわかんなかったなぁ~。
わかんないけど面白い、を狙ってるところがわかんない。みたいな感じです


オシャレで、意味わかんなくて、はじけた映画を狙ってつくったんだろうか?
鉄仮面は実際演技うまいのかな?声高すぎ?

個性的な面々のファッションを見るのだけでも楽しめたけど
(特にKIKIさん、キタキマユさん)
でもなんかなぁ~・・・
むーー。

邦画のこの路線はちょっと飽きた感もあります。

オダジョーのバツイチとか結局ウソだったんだよね(笑)ププ。


星三つ!!!(って何点満点?笑)

ブラフマンの埋葬

テーマ:
博士の愛した数式で有名な小川洋子さん
私も大好きで、その後に読んだミーナの行進もよかったぁ~
彼女にはほんとうに独特の雰囲気があって。優しくて穏やかで、いいですね

このブラフマンの埋葬も、同じ流れをくんでいますが

分かりづらいというか。

主旨がなんだったのか?私にはあまりわかりませんでした


どんな生き物か?

読者も断片的に出てくる説明を組み合わせて、頭の中で作るしかない

それはとても愛くるしくて、言葉を発しない(吠えもしない)生き物。

犬好きの自分が犬が可愛くて仕方がないように、その小さな生き物との

生活をはじめる。


題名にあるとおり、埋葬とあり。

最後にブラフマンは死んでしまうのだけれど、すごく悲しい

というよりは、なんか暖かな?余韻のようなものだけが残る


本当に静かな夏のできごと。を切り取ったような本


Invasion インベイジョン

テーマ:

今、何かと話題のLOSTですが(笑)

それを上回る人気なのがこれだそうです

海外ドラマ インベイジョン


私が海外ドラマにはじめてハマった作品がLOSTだったので

アメリカのAXNがLOSTファン向けに新たにつくった作品だというので

興味もUP!


LOSTもそうだったのですが、単なるホラーであったりアクション・パニック

映画のようなものとは違って、そこにヒューマンドラマがあるのです

そこが私がひきつけられる要因でしょう。


自然による災害で、極限の状態になった人間は・・

登場人物たちの過去と現在、謎の生命体。


今回LOSTと異なるのは、たまたま乗り合わせた乗客たち。ではなく

家族であったり、同じ町の住人。顔見知りであっても、お互いがわからない。

謎が深まる。

今回は家族愛もあり、SFの要素あり。



いつもそうなのですが、最初見始めるとそのまま続けて見ずには

いられません(笑)

これが、海外ドラマにすっかりはまった証拠でしょうか?(苦笑)


10月から配信開始。

要チェックですっ!

海外ドラマ インベイジョン

カラフル

テーマ:
森 絵都
カラフル

映画版タイヨウのうた 」といいこの本といい。

今の自分はこういうものを求めているのかな?

わかりやすくて、ベタであっても優しくてまっすぐで、愛すべきもの。

命の尊さ、生きることの素晴らしさを、わかりやすいタッチで教えてくれます


森さんは「いつかパラソルの下で」がよかったので

次を借りてきました


これがですね、すっごい読みやすいんです。字も大きいし。

あっという間に読めちゃうんだけど、いいんです。


最初から引き込まれます

抽選であたった、魂が復活をかけて他人の人生をやり直す。

という発想が。ワクワクさせてくれて、ガイド役の天使の存在も期待させます


物語は、期待通りに面白く、ときに悲しく。ときに切なく。

そしてその魂が犯した罪とは?という謎を残したまま、どんどん進んでいきます


人は、その一面だけじゃない

見えているのはほんの一部、ほんの一辺。

黒だと思った人が、白の場合もある。白と黒。そんな簡単に決め付けることのできない

多様なもの。白でも黒でもない、混ざり合ったものなんだ。

許せないこともしたとして、憎めないかわいいところもある。

嫌なやつだと思っていても、ほんとは影で努力してる。


真は死んで魂になり、他人の人生と思ってやり直すことで

いろんなことを理解していく。

家族が、真を思う気持ちがそれぞれ切なくてあったかくて、ホロっとさせられます。


自分が知ってることなんて、ほんの少し。

気付かないところで深く愛されている。

初めての友達の早乙女君もイイ。


子供にも勧められるとても素敵なお話。


こういうのが最近いいです。


タイヨウのうた 映画

テーマ:


taiyou

昨日みてまいりました。

遅ればせながら、「タイヨウのうた

ドラマ版も見ているのですがぜーんぜん違いますね

ほんとーに大筋だけ一緒って感じ


ドラマ版 が、濃ゆいキャラ&化粧(笑)って感じなんだけど映画は、とてもさわやかです

薫はもちろん、孝治も初カレ・初カノジョって感じだし。

すごく淡々としているんですよね

わざわざ涙を誘うような演出もないし、登場人物たちも薫がいなくなっても、大泣きして棺にすがったりしません(笑)

みんながそれぞれの思いで、それぞれのやり方で、薫を偲んで思い出している感じがよかった。


そして薫と孝治の初々しい恋愛がすごーくイイ


ストーリー的にはほんと想像もついちゃうし、ベタなんだけど

そこがまた良かった。

変にひねりがない。

簡単に両思いになって付き合っちゃう(笑)

でも、人を好きになるときってこうだよな、付き合いはじめって嬉しいんだよねと思い出しまたね

新鮮な恋のことを。


YUI演じる薫がかわいいんですよね

素直。

自分の好意や思ったことを素直に口にする

誤解しててごめん。ってことも、ずっと見てたってことも。

意地張ったりしないの。

こんなふうだったらかわいいよな、好きになるよな。って思う。


「死ぬまで、生きるって決めた」って言った薫は強くて潔くて。

私は涙がポロポロこぼれたりはしなかったけど、

素直な気持ちであー恋するっていいな。と思いました


悲しい映画でも、闘病ものでもなく。

純粋に恋の話。


画像は、やっぱりここがキュンとくるよね。ってことでバイクのシーンです。

あやしうらめしあなかなし

テーマ:
浅田 次郎
あやしうらめしあなかなし

「夜市」や「ぼっけぇきょうてい」みたいな感じかなと思い借りてきました

この二作品もとても、面白かったですがこの系統にはずれなし!?

こちらも、とてもよかったです。


どの話も、ほんと怖くて、恨めしくて、悲しいです

怖いけど、せつなくて悲しい。日本ならではの風情があります。

日本人が好きな懐かしい怪談話、の趣です


どれがよかった、と書こうと思って目次をみましたが

ほんとどれもいいです

「昔の男」「遠別離」「客人」

うーーーむ。

甲乙つけがたい!(笑)

それぞれ、残されたものの思い。よみがえる者の思いがあるのです

相手を思うあまり、愛するあまり、また悔いがあるために姿を現すその幽霊たちを

まんま受け止める登場人物たち。

日本人らしいなぁ。。となぜか思いました。

独特の情緒です。


最初と最後に話される、山上の神社が舞台の寝物語。

「赤い絆」と「お狐様の話」が、題名そのままのあやしうらめしあなかなし。

で見事。


「昔の男」の、女の心意気みたいなものもジーンときました。


うまい言葉がでませんが(笑)

読んで損なし!とても素敵な本です