夜市

テーマ:
恒川 光太郎
夜市

久々に(?)ヒットでしたねぇ

だいたい、ホラー小説大賞とかミステリー大賞とか、そういう受賞作は案外期待はずれというか

自分にはしっくりこない(帯の言葉が大げさなせいかもしれませんが)ことが

多いのですが。

今回はあたりでした(笑)!


二つの作品が収められているこの本。表題作の「夜市」そして「風の古道」

どちらも良かったです


ホラーというと、おどろおどろしかったり夜も眠れぬほど怖かったり

そんなのを思い浮かべると思いますが、この本は上品でいて怪しげで、不思議な余韻が残ります

邦画などでもブームになっているホラーものとは全然違う趣ですね


どちらも、主人公がなくしてしまった大切な人を取り戻すべく、怪しい世界に

自ら足を踏み入れるところが印象的。

はじめは、なんらかのきっかけで怪しい世界に足を踏み入れてしまう。

そこで失ってしまう大切なもの。

それを取り戻すために主人公は自らまた、その世界へ足を踏み入れる

たいていのホラーは巻き込まれ型?というか、有無を言わせず怖いものが襲ってくる感が

強いのですが、これは自らの意思でそのホラー(?)な世界へ進んでいくのです

そこには、愛があり友情があり、後悔がある。

主要な登場人物はみんな誠実で、ひたむきです。

心に悲しい闇をかかえています


二編ともとてもよかった。

そして、主人公ともう一人の主人公(?)それぞれの思いや人生がうまく交差して

悲しい物語がつづられていく

悲しい因果でつながる物語・・

そんなに長くない物語ではありますが、その世界感にハマって

それぞれの登場人物の静かでいて強いたたずまいに酔いました



私的には超お勧めですね!!


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THE3名様

テーマ:
ポニーキャニオン
THE3名様

レンタルで見てみました

黄金トリオですなー(笑)

原作のマンガは読んだことないけど、001あたりはわざと自然体?って感じで

演技してる感が強かったけど、見続けるにつれ自然になってきたような?

自分がなれただけ?

私は、カップルが喧嘩してて日本刀持って来い!とかいいつつ、三人がその似顔絵を書く回

が面白かったかなーー。


どっちにしても爆笑はないけど、ニヤっとわらえるゆるーい感じ。

それぞれの持ち味はキャラに反映されてて、適役ですね


塚本(アニ)派の私としては、久々に彼のキレイなルックスを堪能できつつ

超個性派ファッション(着こなしてる)&ホットパンツにKOされましたです(笑)


ただこの三人を好きでないと、辛いかも


Vol2.3と出ているようなので、近いうちに見てみます

何気に楽しみーーー!

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間宮兄弟 映画

テーマ:

mamiya















母の日ということで、母を誘って映画ランチデートに行ってまいりました

映画は、私の勝手なセレクトで間宮兄弟。


以前に原作も読んでいたので 、映画化と聞いたときにとても楽しみにしていました!


森田芳光監督作品ということで、小技が聞いてたり、映像的に面白いところも

たくさんありますね。

間宮兄弟のお二人は、私のイメージ通り!

というよりも原作を読んだときには、イメージができなかったんです

それを具体化してくれた感じ。

塚地はともかく、佐々木蔵之助さんも意外や意外、イケてないお兄ちゃんそのものでした(笑)


原作と違っている点も勿論ありましたが、二人の家で二人が日々楽しく過ごしているさまは

ちゃーんと原作を読んでいない人にも伝わると思います

そして、中島みゆきさん扮するお母さんとの関係もほのぼのとしていてよかった。

ただ、あそこまで三十路も過ぎた男たちが天真爛漫(?)だと怖いのも確か(笑)


テレビ野球観戦のスコア付け、読書、紙飛行機、じゃんけん餃子?、DVD鑑賞

反省会・・・・・と男二人の楽しみ方はとてもかわいらしくて、そして羨ましい!

私もこんな風に、贅沢ではない楽しみを見つけて、日々を楽しく過ごせていけたらいいなぁ~


物語の軸はもてない二人の、淡い恋と失恋になるのですが

観ていていやらしくない、癒されるお話でした

女優人もそれぞれの個性でいい演技。


面白かったですね



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時間をかけない本格ごはん、ひとりぶん

テーマ:
有元 葉子
時間をかけない本格ごはん、ひとりぶん

相変わらず、料理本はヤバイくらいに読んでます(見てます?)、買ってます(笑)


その中でも、最近の大ヒットはこちら。

新しい本ではないので、いまさら。。と思う方もいらっしゃるかもしれませんね

そして料理が上手な方にしたら、基礎?のようなものかもしれません


この本は、私にはとっても活用できました

見て楽しいだけの本も多いし、それはそれで好きなのですが、すぐにでも

作ってみようと思える料理ばかりだし。

そして簡単、ヘルシー!

私はゆで鶏(おもにむね肉)にはまってしまい、色々挑戦しています、その中でも

有元さんのほかの本に載っていた、ゆで鶏のから揚げ。あっさりしているけれど

ブイヨンで煮てあるので味があって、かつ火が通っているので心配なく

揚げられて、しかもヘルシー&リーズナブル。言うことなしですね(笑)

勿論サラダにしたり、そのままメインにしたりもしてます、スープもね。


ケンタロウさんの、高カロリーのグワっと食べる料理も勿論大好きですが

自分の年齢を考えると(苦笑)、ちょっとだけ手をかけたシンプルな料理のほうが

しっくりきます。

最近ようやく料理にも慣れてきて、ガツンとくる料理と体がホッとする料理、いい感じに

組み合わせていけたらいいなぁーと試行錯誤しています。


パスタもひじきもすべて美味しそう

そしてアレンジによって何回でも楽しめる料理。は私の理想とするところです


星5コ!(って何個満点なんだ??)!!!!


麦の海に沈む果実

テーマ:
恩田 陸
麦の海に沈む果実

最近よく読んでいる恩田さんの作品の中でも、特に人気の高いもののようです


大人むけのミステリー童話?

自分の中で最初、ハリポタみたいな感じ??

と思ったけれど、起こることは結構えぐいです。大人が読むにふさわしい


独特の世界感がと登場人物の個性が混ざり合って、とても印象的


殺人事件が起きて犯人探しのミステリー?の趣も物語を読み進めるのに

ちょうどいい。いや、主題はそこなのでしょうけど(笑)



恩田さん特有の、世界と物語。そして内向的な主人公。

こう、明るくてくったくがない、という子が出てこないのがいいですね。



面白かったです。私も、好きになりました

ただ、難解?というか、ほんとうはどうだったのか?というのが分かりづらい

まぁ、そういうところも良いのでしょうね。



バス・ジャック

テーマ:
三崎 亜記
バスジャック

ちょっと前に読んでいて、レビューを書くのを忘れていたのだけれど

これは、なかなか面白かったですよ


努力なのか?才能なのか?はまだわかりませんが

色んな個性たっぷりの短編集です


いいですねぇー。

動物園のがよかったなぁ、こういう想像というかビジョンは、そう簡単にはかけないと

思う。

バス・ジャックもしかり、作者の想像力、創造力、いいですね。

わからないけど、わかる?

読みながら想像するけど、作者とも他の読者とも違ったものを想像しているのかも

ちょっとブラックな感じがあるところがまたいいです


なかなか面白かったです

スープ・オペラ

テーマ:
阿川 佐和子
スープ・オペラ

阿川さんの小説ははじめて読みました。

魅力的なのか?ちょっとよくわからない主人公が、同居していた叔母が恋をして家を出た

のと同時に、よく知らない男性二人と同居生活を始める。

というちょっと突飛な話でもある。


かといって、そこはプラトニックな関係だった

三人がそれぞれに料理が好きで、よい酒を飲むために美味しいものをつくるあたり

とても羨ましくなって、そんな生活もいいなぁ~という感じ


途中、康介とくっついたりもするけど、なんていうんだろう?

いやらしい感じはなく、さわやかなんだよね。

結局、実の父親かも?なんていうお騒がせな事件もおきつつ

それでも、淡々と、というかあまり大盛り上がりな感じはしない

それなりに?いや、そんなことが?!という事件が起きつつも、すんなり読めて

なんかいいな。と思えてしまう。


なかなかよかったです

レイクサイド

テーマ:
東野 圭吾
レイクサイド

東野圭吾さんの、本です

読んだあとに知ったのですが映画化されてるようですね

まさにスタンダードなミステリーの設定ですね

避暑地で4組の家族が受験の勉強会という名目で別荘に集う

そこで人が殺されて・・・・


勝手に装丁を見て想像してたのとは違う、健全な?ミステリーでした。



こっからはネタバレなので、まだ読んでない方、これから読む方は

読まないほうがいいかも。




犯人は誰か?

という謎解きのミステリーではないようですが、後半にきてあらたな展開になり

なかなか飽きさせません

一癖も二癖もあるのが、彼流ですよね。

最後になっても、真犯人がわからないのも、面白い

子を持つ親であったら、おかしいかもしれないけどこう思うのかもしれない。

自分にも、自分の子にも、自信がない。あるけど裏切られたくない

まさかのことを考えたら、突き詰めずみんなで隠蔽するに限る。


それほど長くないし、ベタな設定でありながら、新しいもの。新しい考え。

よくこんな風に、書けるなぁ~と思えるところが必ずある。

東野さんてすごいですね。

ミステリーというよりは、人間ドラマ?みたいになるのかな。結果親子の絆みたいな。


映像化するには、登場人物も限られた人数だし、もってこいだと思いますね

イルカ

テーマ:
よしもと ばなな
イルカ

ばななさんの最新作ですね。


ずうっと昔、キッチンでばななさんが大人気(?)になったころも天邪鬼で?というか

自分の気分にマッチしてなくて、あまり良いと思わなかった

その後、そんりゃーもうっ!ってくらいに好きになって、大好きで大好きで。


それがここにきて、なんか。

自分の中でも、妊娠ということが今、非常に大きなテーマで

ばななさんが妊娠・出産についてのエッセイではない小説を書いた。ということで

とてもとても楽しみにしていました

自分によい刺激をあたえてくれ、また子供をぜひとも作りたいと思わせてくれるかもしれない。

なんて期待していたんです(笑)


自分の今の気分にマッチしないのか?

宗教的なもの、癒しと救いを求めている人たちの集まるところを舞台とするところは

「みずうみ」と似通っていますね


なんていうのか?

目に見えないものを信じる。というばななさんの考えはすごく共感できて

占いとかオカルトとか、そういうので人をだます人もいるけど、それとは違った本当にそういうものは絶対

実在していると思う。

ただ、そこにすごく重点がありすぎて、重いというか。

以前のように純粋に感動して泣ける、とかわかる。って感じではなくなってきた

ある意味、言いたいことを説明する文章。であって物語としての楽しさやすばらしさの度合いが

減ったように感じてしまう。


自分も恋愛から、結婚へ。きっと考え方や感じ方も知らないうちに変わってきている

のであろうけど。


ただ、子供ができて喜んでくれる恋人や家族。

ダメダメな妹がかわいくて案外頼れるヤツだったり、ほのぼのとするところは健在で

よかったです。