寡黙な飲兵衛店主「酒甫手」(さかぼて)@高松
高松鍛冶屋町にある居酒屋
食べログでの評判も上々
それにしても変わった名前
綺麗なカウンター
その中央に鎮座する真鍮のレトロな物体
これは‼︎
そう、今も現役という燗付け器
下に炭を入れて湯を沸かすのだ
残念ながら夏場は暑いのでオブジェ
お勧めはカウンター上の黒板に
手元にあるメニューの最初のページに
酒甫手の由来が書かれていた
江戸時代の酒米統制のための免状
といったところです
これが無いと酒が造れない
酒甫手があればいくらでも(^_^)
まずはハートランドビールをいただく
お通しは2人違っていた
ポテサラと板わさ
刺身盛合せ
奥に鰹たたき、左はシマアジ、右に真魚鰹
いずれも美味なり
店主は寡黙で料理上手
女将さんは奥さんでしょうか?
とても気が効く優しい方でした
ビールの後はやはり日本酒
お酒のストックはかなりな数です
ざっと30種位はありました
冷向きには青いシール
燗向きには赤いシールでわかり易い
岐阜の小左衛門 美山錦特別純米
やや甘口な飲み口でコクがある
更に高知の文佳人(ぶんかじん)辛口純米
こちらはキレがありスッキリとした味わい
刺身によく合います
黒板にあった「ずるずる巻」
気になって注文した
オクラ、山芋、なめこを混ぜて海苔に巻く
箸休め?に良いです
次は「いわし餃子」
餃子のタネがいわしのすり身
初めての感覚でした
これがまた美味
そしてもう一品黒板で気になったメニュー
ラムのにんにく焼き
フライパンを振ると
カウンターに漂うにんにくの香ばしい香り
この料理には熟成した日本酒を合わせる
奈良宇陀市の久保本家酒造
睡龍生酛造り
平成21年瓶詰めの古酒
徳利ではなくガラスの枡型片口で
琥珀色の少しとろみがある注ぎ
紹興酒までは熟成香は無いが
まろやかな舌触りに独特な風味が
ラムとにんにくに負けない味わい
漬物盛合せ
胡瓜の守口漬がまた睡龍に合う
黒板メニューからもう一品
イチジクの天ぷら
これがまたイチジクの甘み、旨みを増して美味
機会があったらまた訪問したいお店です
尚、私が一番好きな酒、静岡の喜久酔がオンメニュー
嬉しいと伝えたら
青島社長もこの店に来たのだと言う
来月お会いするのでお話してみます
酒甫手(さかぼて)
香川県高松市鍛冶屋町6-4福崎ビル1F
087-851-1511
日曜日休み
月〜金 18時〜23時
土 15時〜21時
土 15時〜21時