気が付けば・・・⑧ | ミスター判定男!NOMANのブログ

気が付けば・・・⑧

そんな無双モードであった総書記を横目にS藤氏の敗戦処理や片づけ等がフィニッシュし、



D輝氏のアップも終わり、入場準備を開始。。。



しかしながら、スターを取った総書記は無双モード継続中であり、



非常に危険な中、セコンドのNOMAN氏とT田氏は無双モード中の将軍ラッシュにプレッシャーを感じながら準備し入場口前に移動。



JMCの選手は入場時に必ず着用が義務付けられているモンコンとガウンを両手に持ったT田氏。。。



総書記から水を出せとの指示が。。。



両手にガウンとモンコンを持ち支持を受けたT田氏は無双モードに焦ったのか、、、



心臓から下に下げてはイケないとされるお守りであるモンコンを床に置き、水を取り総書記に手渡した瞬間!!



ズドンっ!!と180㎝をゆうに超えるとも言われてるT田の脳天から鉄拳が降り注いだのであります。



周りの目も気にならない、無双モードの総書記は無敵状態、まだスターを取った状態は消えず、



次は龍虎乱舞を披露するのではないかと思わせる形相なのです。。。



NOMANはこの時、宗教観の押し付けは良くないし、そりゃ戦争も起きてしまうわな。。。と悟ったのであります。

※この出来事がのちの広島での出来事に繋がります【宗教観の押し付け



そんな愉快な出来事もあり、



いざD輝氏入場!!



今回は何事もなくスムーズに入場する事に成功し、


試合開始!!


 1R、パンチで攻めるかに思われた大輝は、望月が前蹴りを多用してのローキックという距離をとった戦法に出てきたため作戦変更。大輝もロー&ミドルを蹴っていく。
望月陣営のセコンドからは、前蹴りの指示が多く出る。パンチ系の望月としては意外な闘い方に、大輝も戸惑い気味だ。後半には望月が前蹴りからの右ロングフックをヒットさせる。


 2R、大輝がローを連発したところへ望月がカウンターの右! 大輝がダウン! まさかの展開に場内にはどよめきが起こる。

 立ち上がった大輝は守りに入るのではなく、ショートのアッパーを多用してパンチで攻めていく。望月もパンチを返して前蹴り、大輝の追い上げにも冷静さを失わない。


 3R、パンチで反撃に出た大輝へ望月の右のカウンターがヒット、大輝は丸まって後退。望月はローをフェイントして右フックを当て、パンチを集めながら右ローを効かせる! 下がる大輝! 望月が圧力を掛けて前に出る。

 

 4R、望月が右フックを皮切りに攻め続け、大輝はグラつく場面がありながらもロープを背にして必死の反撃! フック、ショートアッパーで望月を下がらせ、叩きつけるようなボディフック&ボディストレート! 望月も打ち返して一進一退の攻防に場内は大興奮!


 5R、逆転への勝負をかける大輝のフック、アッパー、ストレートが望月を襲う! 望月もひたすら右ローを蹴り続け、カウンターのチャンスを狙う。大輝はパンチで追い続けたが、最後までダウンを奪い返すことは出来なかった。

 無敗のスーパーホープに勝利した望月は大喜び! 場内には「UWFのメインテーマ」が勝利の凱歌として鳴り響いた。

▼トリプルメインイベント第2試合 全日本スーパーウェルター級ランキング戦 3分5R
○M月R介(UWFスネークピットジャパン/全日本スーパーウェルター級1位)69.85kg
判定3-0 ※49-47、49-47、50-46
●D輝(JMC横浜/前全日本ウェルター級王者&ラジャダムナンスタジアムウェルター級9位)69.60kg





もう、、、図画工作とでも言いましょうか…とにかく通称:ずこ~~  と言う雰囲気なのです。




全戦全勝の選手が、タイミングが悪い事に、ここに来て総書記が無双モード中の敗戦なのです。





私達は初めての出来事に戸惑い、総書記が操縦する帰り道の戦車の助手席は誰になってしまうのだろうとか、もう色んな感情や想いが走馬灯のように駆け巡ったのではないかと10年経過した今、なんとなく予想しています。




なんとか1人の殉職者も出す事もなく、無事に帰宅したのであったが、




数日後、なんとプロサボり氏のS藤氏が本人の意志により、ジムからもキックボクシング界からも撤収する事になったのであります。




この時からJMC横浜ジムは目まぐるしく変化して行くのであります。



~続く~