据え膳食えぬ男の心情 | ガブラの小脳梗塞体験記

ガブラの小脳梗塞体験記

2009年8月29日に小脳梗塞で倒れました。医療センタ-に2ヵ月、回復期リハビリテーション病院に5ヵ月入院。退院後も後遺症やバランス障害に悩みながら、現在も維持期のリハビリに奮闘中。今それを振り返り色んな体験談や思いを綴っていこうと思います。

彼女と出会い付き合い始めて4ヶ月経とうとしています。


この一ヶ月間でかなり深い関係が築かれたような気がします。


しかしその間、私は身体的な部分で不安と葛藤で思い


悩んでいた日々を過ごしていました。


というのも、彼女との一線を越えることになかなか踏め込


められない理由があったからです。


当然、流れ的にそういう状況になっても途中で躊躇してしまう


ことが幾度も。


彼女からのOKサインオーラも眩いほどでしたが・・・


そして痺れを切らしたのか、彼女の口からも


「しても、よいのですよ」言わせる始末。


彼女のこの言葉に少し引いた私は


「いや、真剣だからこそ君には手を出せない」と言い放って


しまいました。もちろん真意ではありません。


その時の私は自分に自信がなく、勇気もなく臆病者そのもの


でした(中学生か(゚ー゚;))


というのも、小脳梗塞で倒れてから、女性と体を交えることは


初めてで(その前もほとんどないが) しかも、体幹失調で腰など


思うように動かないしすぐ疲れる。ましてや病気後、下の


方も弱くなっている。その思いから、上手くいかなければ


どう思われるのか?いや、逆に手を出さずにいても


彼女に冷められるのではないか?


嫌われるのではないか?


彼女を失うのではないか?というようなマイナス思考の矢が


私の心に突き刺さり「真剣だから、手を出せない」などと


訳のわからないことを言わせてしまったのです。


そしてこの不安、葛藤を抱えながら、3月12日に彼女の


アパートに初めて泊まることになったのです。