日本麻酔科学会から、 周術期禁煙ガイドラインの追記で、

iQOSやgloなどの非燃焼・加熱式タバコ、海外の電子タバコなどの新型タバコの手術前から手術後までの期間における位置づけが示されました。

それによれば、現状においては、非燃焼・加熱式タバコが従来のタバコよりも健康に与える影響が少ないという科学的根拠はなく、従来のタバコと同様に周術期の使用を控えるべきと明示されました。

 なお、日本で承認されている狭い意味での電子タバコはニコチンを含むものは承認されていません。ニコチンを含む電子タバコは海外で販売されているものをインターネットで直輸入することは可能のようです。

日本麻酔科学会の手術前の禁煙ポスターを掲載させていただきます。

  紙巻きタバコ 非燃焼・加熱式タバコ 国内電子タバコ 海外電子タバコ
タバコ葉 使用する 使用する 使用しない 使用しない
ニコチン 含む 含む 含まない 含むものがある
タール 含む 含む 含まない 含まない
加熱方法 燃焼 非燃焼・電力 非燃焼・電力 非燃焼・電力

http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/20180403-guideline.pdf

 

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日本呼吸器学会から、間質性肺炎・肺線維症の疾患啓発ポスターが出ていました。

間質性肺炎・肺線維症の患者さんは、背中から聴診器をあてて呼吸音を聞くと

『バリバリ』という音が聞こえることが多いです。

喫煙されているかた、関節リウマチなどの膠原病のあるかたなどは

病院を受診された際には背中から胸部の聴診をしてもらうことが重要です。

間質性肺炎が早期で見つかるかもしれません。

聴診で異常があれば呼吸器科を受診するようにしましょう。

特発性間質性肺炎、肺線維症という病気の場合には、ピレスパ、オフェブという進行を遅らせる薬剤があります。
http://www.jrs.or.jp/modules/assemblies/index.php?content_id=122

http://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/assemblies/sikkan-keihatu.pdf

 

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厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課より

肺非小細胞がんに対するアテゾリズマブ(テセントリク®)の最適使用ガイドラインが公表されました。

 

肺非小細胞がんの2次治療(初めに何らかの薬物療法がおこなわれている状態)で、

組織検査で腫瘍細胞または腫瘍内に入り込んだ免疫担当細胞のPD-L1の発現のある患者さんに有効性が報告されています。

https://www.haigan.gr.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=147

https://www.pmda.go.jp/files/000223925.pdf

https://www.pmda.go.jp/files/000223924.pdf

https://chugai-pharm.jp/hc/ss/pr/drug/tec_via1200/pi/PDF/tec_pi.pdf

 

 

 

 

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緊張性自然気胸

テーマ:

自然気胸とは肺の表面に穴が開いて空気もれが起きて肺が縮んでしまう病気ですが、

その中でも症状の強い緊張性自然気胸という状態があります。

空気漏れの量が多いとき、片側の肋骨でおおわれた肺を入れる胸腔という場所の大きさは一定のため、心臓や反対側の肺まで圧迫するようになると呼吸状態が急に悪化したり、心臓の中が圧迫により広がらなくなって心臓のポンプとしてのはたらきが障害され、血圧が急に低下することがあります。

さらにCOPDや間質性肺炎など、もともと肺に病気のある患者さんの場合などで、時に生命にかかわる場合もあります。

症状は、強い呼吸困難、息の吸えない感じ、胸の痛みなどで、血圧の低下による意識障害を生じることもあります。

 片側の胸の痛みに加え、強い呼吸困難を生じた場合には、すぐに病院を受診し、胸部X線を撮影してもらうことが重要です。ただし、同じような症状でも、肺や胸部の他の病気、心臓や大きな血管、食道、腹部の病気、などもありますので、症状だけで緊張性気胸と判断することはできません。

 救急外来を受診された際、指先につける経皮酸素モニタで酸素飽和度の低下を認め、

胸部X線で気胸に加え、心臓が気胸になった側の反対側に寄っていること、反対の肺も小さくなっていることで診断されます。

 治療は緊急に気胸を起こした側の胸のすき間に胸腔ドレーンというチューブを入れて空気を外に逃がします。

 通常は入院が必要です。胸腔ドレーンを挿入した後は、全身状態が安定すれば通常の気胸と同様の治療方法となり、胸腔ドレーン挿入のみで治療が終了するか、手術や胸膜癒着術を行うかどうかを状態によって判断していきます。

 


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2018年4月6日にインテュイティブサージカル合同会社から内視鏡 手術支援ロボット 最新モデル 『 ダビンチ  X  サージカルシステム 』の薬事承認のプレスリリースがありました。

従来からあるダビンチ Xiと同じ第4世代製品で、X1より低価格モデルになるようです。

Xiにアップグレード可能ということです。
Xiと比較し、以下の部分が省略されているようです。
・テーブルモーションとの連動
・ペイシェントクリアランスジョイント
・フレックスジョイント
・ブームローテーション
ペイシェントカートはXが545kgとXiの821kgより軽量化されています。

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