「立ち直り中」

 

永福町駅から道路渡って
大勝軒の脇の道を歩く
十字路 曲がって坂を下りれば
あなたの家と思い出が見える(白石)


風鈴の音 どこかで聞こえたあの夏(橋本、深川)
繋いだ手がちょっぴり汗ばんでいたけど(松村、衛藤)
離しちゃったらあなたがどこか行ってしまいそうで(秋元、高山)
嫌われないように何度も繋ぎ直した(白石)


何でここまで一人来たのだろう?
あなたになんて会えないのに…
知らず知らず足が向く
今も悲しいことがあるたびに
優しい顔が思い浮かぶ(全員)
立ち直り中(白石)


空き地はあれからアパートが建って
少しだけ記憶と違って見える
真夜中 あそこでキスをしたこと
流れたときに上書きされた(白石)


もしも道であなたに会ってしまったら(松村、衛藤)
そう 私はどういう言い訳すればいい?(秋元、高山)
久しぶりと明るく声をかけるだけで(橋本、深川)
あなたは昔のようにすべてを察してくれる(白石)


やっと自分の足 歩き出して
あなたのこと忘れたって
思ったけど無理だった
だから心から目を逸らさずに
ちゃんと現実向き合って(全員)
リハビリ中(白石)


恋は輝いていたその日々と
同じ時間かけ ゆっくりと
癒やされてくものなのね(白石)


何でここまで一人来たのだろう?
あなたになんて会えないのに…
知らず知らず足が向く
今も悲しいことがあるたびに
優しい顔が思い浮かぶ(全員)
立ち直り中(白石)


ラララ…