「魚たちのLOVESONG」

 

水の中では
沈黙だけが(白石)
すべてなんだと(深川)
思っていました(高山)

どんな光も
辿り着けずに(橋本)
深い暗闇が(深川)
底にありました(高山)

そんな閉ざされた世界でも
愛のうたを歌いたい(白石、橋本)
ささやかな願いが
泡になってしまおうと(深川、高山)

魚たちのLOVE SONG
そうきっと存在するのでしょう
愛する誰かがいるのならば
私たちに聴き取れない
消え入りそうな歌声は届いてる
募った想いを伝えている(全員)

瞳 閉じれば
聴こえるでしょう
遠いどこかで
広がる波紋を(白石、橋本)

どんなキレイな感情も
水の壁が遮って(白石、橋本)
祈ってた奇跡が
力尽きてしまうように(深川、高山)

魚たちに言葉はある
お互いに会話をするのでしょう
自分の気持ちを形にして
メロディーを口ずさんで
愛しさがその胸に運ばれる
恋の水音が響くように(全員)

広い広い海のその片隅で
青い水面に跳ねた水しぶきが
いくつも見える(白石)
あれは確かに
魚のデュエット(橋本、深川、高山)

歌うみたいに泳ぎ続ける(白石)

魚たちのLOVE SONG
そうきっと存在するのでしょう
愛する誰かがいるのならば
私たちに聴き取れない
消え入りそうな歌声は届いてる
募った想いを伝えている(全員)