シンクロニシティとパラレルワールド | 俺語録 ! !

シンクロニシティとパラレルワールド

久々にビリヤード友達とカラオケに行ってきた。

本当に久しぶりだったので、行く前日にはyoutubeを巡って歌えるレパートリーを確認していた。今まで歌ったことがないのも入れないとなぁー、と思いながらあちこちクリックしていると、吉幾三の「ドリーム」という曲が出てきた。 新日本ハウスのCMソングで、イントロを聴けば誰でも「あ、この曲か」と分かる曲だ。

簡単な曲だし、みんな必ず知ってるからこれはウケるわ、と思ってほくそ笑みながら何回か練習して覚えた。テレビ番組で本人が歌っている映像を見てちょっとした振り付けまで真似てみた。

いざ当日、何曲か歌って、そろそろこの曲でウケ狙いのタイミングだな、と見計らいリモコンで探してみる。ところががなかなか出てこない。「吉幾三の」でも「ドリーム」でも見つけられなかったので、「やはりCMソングだから入ってないのか」とあきらめ、他の曲を入れた。

ところが、なんとその直後にそのイントロが流れてきたのである。

「見つからなかったのになんでこれが流れてくるんだ?」と訳がわからなかった。自分が無意識のうちに入力していたのか?自働で入れてくれる補間機能でも付いたのか?

すぐにSさんが「住みなれたー」と歌い始めたので、「あ、これはSさんが入れたんだな」ということは分かったのだが、まだ混乱状態である。本当に自分が入れようとした直後だったし、まさかこの曲でかぶるとは思ってもいなかったからである。

「いやぁ、これ、今入れようとして見付からなかったのでびっくりしましたよ」、と準備してきた経緯なんかも熱弁してみたが、そんなことは皆知る由もないので空回りの感は否めず。

そんな混乱状態をひきずったまま、銭湯によって帰ろうと、H君と駅に向かう。

最近はこの辺りには来ていないが、学生の頃は住んでいた場所なので銭湯の場所は知っている。「そこの銭湯に寄ってから帰るよ」と言うと「ああ、松の湯ですね」とH君。

「え?そこは「高木湯」じゃないか?」と言うが「松の湯ですよ」と譲らない。

3年あまりそこに行っていたんだから間違えるわけがないだろう、と行ってみると壁に大きく「松の湯」とある。

あれれ?ここは「高木湯」ではなかったのか・・・。もしかして改名でもしたのかと思い、帰ってググってみたがそのような情報は無い。昭和20年代の創業から「松の湯」だったようだ。

「高木湯」は近くにもう一軒ある別の銭湯だったが、昨年廃業している。この2軒は姉妹店で、という情報があり、もしかしたらそれを聞いて混同していたのかも知れない。

ちょっと気になったのは「松の湯」の場所を「高木湯」として紹介してるブログの書き込みがひとつだけあったことである。あるいは自分とこの書き込みをした人は同じパラレル・ワールドから移動してしまったのかも知れない。

今日起こったこのような奇妙な現象を解明する手がかりが思いついた。

「若年性認知症」